作品一覧

ユーザーレビュー

  • 生還者(サバイバー)たちの声を聴いて:テレジン、アウシュヴィッツを伝えた30年

    Posted by ブクログ

    テレジン収容所の子どもたちの絵に恋をした筆者の30年の記録。
    子どもたちの絵を日本中に知ってもらおうと活動し続けている筆者が、テレジン生還者への取材を中心に、その他リディツェ村やナチス高官の家族、レーベンスボルンについても触れながら、その「声」を届けてくれる。

    生き残った人たちの「声」。
    生き残った人たちが自分たちの義務として伝え続けようとしている死んだ仲間たちの「声」。
    多くの人たちを死に追いやった側の家族の「声」。
    そして、彼らの声を聞いた現代の私たちの「声」。

    時間で言えばたった数年。
    いまご存命の方々は、その時期よりも長い時間を過ごしているはずなのに、そのたった数年が、残りの何十年

    0
    2022年06月15日
  • 15000人のアンネ・フランク  テレジン収容所に残された4000枚の絵

    Posted by ブクログ

    他の本と被るところはあったけど、何度同じ文章を読んでも寒々とする。何故戦争が起きたことが分からない子どもたちまで殺す必要があったのだろう…と、同時に戦争は一番弱い子どもたちから犠牲になるのだな。その時大人は何をしてあげられるのだろう?

    0
    2025年05月11日
  • 15000人のアンネ・フランク  テレジン収容所に残された4000枚の絵

    Posted by ブクログ

    慎ましく生きようと思わされました。最近は、やむを得なく食べ物を捨てなければならないとき、テレジンの子どもたちに対してごめんッと言いながらゴミ箱に食べ物を投げ入れて自分の愚かさを悔いるようになりました。
    この本に出てくる、プラハにあるユダヤ人街にある小さな家は今では旅ガール向けのような可愛らしい本でも紹介されていて、時代を感じます。

    0
    2012年08月05日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!