作品一覧

  • 認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する
    値引きあり
    4.0
    1巻847円 (税込)
    「脳の機能低下」はなぜ起こり、それがどう病気につながるのか? 「患者数を半減させる方法」とは? 経験豊富な認知症サポート医が最新情報を詳しく解説。 「本書の読者となるであろう患者家族の方々、認知症を心配されている方々、あるいは認知症の診療や介護に携わる医療関係者にとっては、一般に知られている認知症の解説書と比べ、その内容の鮮度やポジティブなメッセージが込められている点において、本書は別格の存在である」──北海道大学総長・寶金清博 〈家族の発病を疑ったら? 自分に不安を感じたら?〉 記憶力が衰え、自分が誰かがわからなくなる「アルツハイマー型」。 人柄が変わり、身勝手なふるまいが増える「前頭側頭型」。 存在しない人や動物が、ありありと見える「レビー小体型」。 40代、50代でも発症する「若年性」。 歩行障害や言語障害が突然生じる「血管性」や、「記憶障害が目立たない」認知症も存在する。 徘徊や暴言はなぜ起こる? 話題の新薬の効果は? 遺伝はするのか、しないのか。 認知症を予防する食べものとは? 認知症特有のトラブルを引き起こす要因は? 多様で複雑な病状を正確に理解するために必読の一冊。 〈もくじ〉 序章 「認知症の人が減る社会」を目指して 第1章 認知症を知ろう 第2章 認知症とはどういう病気か? 第3章 アルツハイマー型認知症の新薬「レカネマブ」と「ドナネマブ」──その効果と副作用、費用…… 第4章 記憶や言語はどう蝕まれるのか──認知症の中核症状(1) 第5章 人の気持ちを理解する、自分を知る──認知症の中核症状(2) 第6章 認知症はなぜ嫌われるのか?──暴言や徘徊を生み出す「行動・心理症状」を理解する 第7章 「納得のいく診療」を受けるために 第8章 認知症を予防するには?──すべきこと、してはいけないこと 第9章 認知症の人に優しい社会へ
  • 40歳からの「認知症予防」入門 リスクを最小限に抑える考え方と実践法
    値引きあり
    4.0
    画像診断で萎縮が確認できる段階では、病状はすでに、深刻なレベルに到達している。脳内の病変や異常タンパク質の蓄積は、40歳から始まる。働き盛り世代からの予防策だけが、認知症の発症リスクを低下させる。食事や運動、人との交流や読書習慣など、何をどれくらい、どのように取り組めばいいのか。豊富な診察経験をもつ著者が、科学的エビデンスに基づく予防法を、やさしく詳しく解説する。
  • 社会脳からみた認知症 徴候を見抜き、重症化をくい止める
    値引きあり
    4.0
    1巻495円 (税込)
    「認知症+予備軍1000万人」時代に備える。暴力、無視、抵抗――。介護者泣かせの行動はなぜ起こるのか? 記憶障害や知的能力の低下だけではとらえきれない、患者の「心の変化」とは? 現役世代を襲う「若年性認知症」の背後にひそむ「脳の病変」とは? 早期発見を可能にする知識とは? 症状を理解し、介護の負担を軽くする新しい視点を、専門医がやさしく語る。(ブルーバックス・2014年11月刊)

ユーザーレビュー

  • 認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する

    Posted by ブクログ

    認知症に関する新しい情報を得られる本。10年前の予測より認知症患者は減少している。これからは認知症の人に優しい社会を目指そう、と語りかける内容。
    認知症を無闇に恐れる事なく、中高年からの予防が大事です。睡眠不足はどんな病にも大敵、野菜を食べよう、運動すると発症を遅らせたり症状を緩和する効果も期待できるなどなど、今からでもできる事はあると思えた。
    情報アップデートは本当に大事。介護予備軍の人にもおすすめします。自分のためにも。

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    2025年10月07日
  • 社会脳からみた認知症 徴候を見抜き、重症化をくい止める

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    社会的認知(Social Cognition)の観点から見た認知症へのアプローチ。今まで、単に記憶の障害と割り切ってきたが、DSM-Vでの診断基準では社会的認知の障害も加わってきている。今までは、脳に局在する中枢から捉えることが多かったが、これからはネットワークで存在する社会脳にもっと注目を当てるべきである。そして、この考え方は認知症ばかりではなく、高次脳機能障害や小児の分野でも関わってくる。リハビリを志すものにとっては、必須の知識となってくるのではないだろうか。認知症から語られてはいるが、症状・病態を選ばず社会脳の知識を得るには良い入門書である。

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    2014年12月09日
  • 認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する

    Posted by ブクログ

    脳の構造と認知症についての知識の整理
    直近では患者数は抑制されてきている(理由はここでは明確にはわからない様子)
    アルツハイマーが6割。
    前頭側頭葉変性症、レビー小体型認知症、 血管性認知症、特発性正常圧水頭症、内科疾患に伴う認知症、アルコール性認知症といったものが主なものでその原因と症状と対策を述べている。
    根本的にはがんへの対策と同じ健康的生活(食生活、運動)が重要で、発症してしまったら症状に応じて医師の判断を仰ぎ投薬を行い、介護者の理解を深めることが重要。

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    2025年07月23日
  • 認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する

    Posted by ブクログ

    分かっている仕組みの他、具体的な症状やアプローチを含めて「認知症を理解していこう」というスタンスが強めですかね。

    今のところ無関係は難しいだろうなと思う病の一種。
    現実的な治療法が生まれる希望を持ちたいですね。

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    2025年06月23日
  • 40歳からの「認知症予防」入門 リスクを最小限に抑える考え方と実践法

    Posted by ブクログ

    高齢化の進んでいるイギリスでは認知症が減っている。生活習慣病予防と治療の重視、大胆で徹底した減塩政策で脳卒中を予防し、結果として認知症が減っているそうだ。一般向けのわかりやすい認知症の啓蒙書を書かれている著者の第三弾。Q&A形式で予防のコツを述べられていて分かりやすく読みやすい。

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    2017年09月03日

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