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  • インテンション・エコノミー~顧客が支配する経済
    3.3
    1巻2,420円 (税込)
    顧客が企業を選択するVRM(企業関係管理)の世界へシフト ネットによって情報が自由に流通し、顧客がますます大量の情報を有効に活用できるようになっていく中で、この「インテンション・エコノミー」という新しい経済は、広告の登場以来マーケティングや販売活動の中心となってきた「アテンション・エコノミー」を凌駕していく。顧客の意思が、マーケティングとセールスを進化させ、より適切な情報を使えるだけでなく、顧客が何を欲しがっているかを推測し、メディアに大量のピント外れのメッセージを流すために浪費していたコストも不要になるからだ。 企業がマーケティング戦略として顧客を囲い込む世界から、顧客の力は、消費者としてひとくくりできるものではなくなり、もっとパーソナルなものになるということだ。そして顧客は、自身に関するデータを保管・共用するための独自の手段を手に入れ、売り手との関係構築のための独自のツールを獲得する。 こうしたツールを使って顧客は独自のロイヤルティプログラムを展開できる。 これまで顧客の関心を惹きつけるために有効だったCRM(顧客関係管理)が意味をなさなくなり、顧客が商品・サービスの最適な売り手を選択するためのツールとしてVRM(企業関係管理)が台頭するのだ。 ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

ユーザーレビュー

  • インテンション・エコノミー~顧客が支配する経済

    Posted by ブクログ

    内容としては、近い(?)未来についてのお話が多いため、現実として実感出来ない部分が多分にある。

    ただ、グランズウェル→エンパワードという流れの延長戦上にあるであろう本書(書籍内で触れられているが、パーミッションマーケティングの流れもあろう)。

    顧客視点にたった「VRM」という考え方には、とても共感するものがあるし、是非実現してもらいたい未来でもある。

    本書の中では、現在の広告だけでなく、CRMも批判の対象であり、顧客視点を欠いた企業からの一方的な囲い込みなどへの疑問符が記載されていたりする。

    結局、「VRM」とはシステムシックに思っていただが「顧客の購買代理人」であるという部分の概念を

    0
    2013年06月11日
  • インテンション・エコノミー~顧客が支配する経済

    Posted by ブクログ

    ベンクラー「コモンズに基づくピア生産」の引用があることを google books で知り、読んでいる本。ただ冒頭から末尾まで通読しない気がする、、気になるところつまみ読み。
    CRMからVRMへの移行というこの本の趣旨から『ザ・モデル』を並べて読み返しつつ。2021年5月時点でVRMはどうだろう? "簡単よ、セールスはリアルで、マーケティングはたわごとだから" のたわごと?

    0
    2021年05月05日
  • インテンション・エコノミー~顧客が支配する経済

    Posted by ブクログ

    ネットによりエンパワーされた生活者はあらゆる企業からフリーとなり、選択の自由を獲得する。
    結果、従来の企業側の視点であるCRMに加え、生活者側から企業との関係を管理するVRMという手法の普及がはじまり、生活者は自らの意思で企業へ提供する情報をコントロールできるようになる。
    企業はこれらの顧客に対し、正直に、かつ意味ある支援を行うことで選択される必要がある。

    0
    2013年06月18日

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