作品一覧

  • 私情により捕まえます!
    3.7
    1巻616円 (税込)
    駆け出し賞金稼ぎアイシャの標的は、賞金首の義賊≪影猫≫。彼を追って危険な事件に首を突っ込むアイシャに、周りの仲間はハラハラ!! そんなある晩、なんと当の影猫が寝室に現れる――! 月明りを背負い、魔術と仮面で素顔を隠した彼に「君を危険に晒したくない、追わないでくれ」と優しく囁かれ、ますます正体が気になってしまい!? 絶対に、逃がさない――恋と賞金の争奪戦、スタート!
  • 灰と王国1 北辺の闇
    値引きあり
    4.2
    1~4巻660~1,232円 (税込)
    帝国の衰退期、民衆の生活は≪闇の獣≫によって脅かされていた。「特命だ。おまえにはこれを届けてもらおう」平凡な青年フィンが託されたのは、遥か彼方の軍団に救援を求める文書。絶望の荒野、暗闇から忍び寄る脅威に削られる心。そんな夜、フィンは不思議な少女と出会う――。
  • 嘘つき姫と竜の騎士1
    4.1
    1~2巻616~715円 (税込)
    わけあって放浪中のニアナは、隣国の<文化委員>なる青年ネイシスと出会う。美術品の収集をしているという彼は、煌めく金髪で極度の味覚音痴、自称“精霊の加護を受けている”変わり者。興味を持ったニアナは、得意のおしゃべりで買取交渉の助手をすることに! そんな2人が王宮に乗り込み「亡国の王女と騎士」のふりをして、大芝居を打つことになり……!? 演技派乙女の革命劇、開幕!

ユーザーレビュー

  • 灰と王国4 忘れえぬもの

    購入済み

    壮大な世界観

    始めは暗い展開で受け入れがたい人もいるかもしれませんが、途中から希望が出てくるので是非読み進めて欲しいです。最後は心地好い読了感のある物語だと思います。

    0
    2020年11月23日
  • 私情により捕まえます!

    Posted by ブクログ

    義賊ヒーローと賞金稼ぎヒロインのケンカップル(予定)、義賊であっても犯罪はいけないことだ!と訴えるヒロインの姿に心うたれます。ヒロインが貧乏なだけ余計に。あとたぶんビリちゃんは分裂してもかわいいよ!

    細かいところでアイシャの袖と裾のふちどりに泣けた。大正時代に擦り切れた襦袢の袖口に縫い付けるテープがありましてな。お金ないけどおしゃれしたい女の子の心持は古今東西変わらない。あとふりがなの親切さに、私もこうやって読みがなを覚えたものよと思ったり。

    0
    2014年10月19日
  • 灰と王国4 忘れえぬもの

    Posted by ブクログ

    忘れえぬものとは人々にとっては滅びた故郷への思いであり、フィンにとっては人としての前半生であり、エレシアにとっては家族であり、ラスボスにとっては心のわだかまりであり…ここまで登場した全ての人がそれぞれの胸に抱くものを意味するのかなーと思う。忘れられない思い出も人も物事も全て同じままではいられない。いられないが、過去のない人間がいないように、帝国もまた滅びの先にある未来の礎となって残った。
    万能のヒーローなんて出てこない物語は、フィクションなのに我々と同じ人間を描いて胸を刺す。家族でナナイスの城門を出た夜明けと、物語の最後、フィンが迎えた夜明けを読み比べるといろいろ胸に迫る。
    良い物語です。何度

    0
    2014年10月19日
  • 嘘つき姫と竜の騎士1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あらすじからは興味が湧かなかったけど、読んでみたら面白かったです。

    牢屋で知り合ったニアナとネイシス。
    ニアナの無理難題にも付き合って、脱獄して協力して。
    ニアナとネイシスの掛けあいが面白かったです。

    最初ネイシスの髪がキラキラなのは、金髪だからかと思っていたら、ほんとにキラキラしてたっていうのは、確かに目立つだろうなぁって。

    ネイシスが浮き世離れしてて、いろんなことができて、途中ニアナに光の玉を入れちゃうところは、ネイシスがニアナのことを気に入ったからかなぁって思ったんですけど、ラブ度は少なくて、ちょっと残念。

    ネイシスの正体は、ニアナと同じくほんとに最後まで分かりませんでした。普通

    0
    2014年10月13日
  • 灰と王国2 竜と竜侯

    Posted by ブクログ

    (第二部・完)の文字に身悶えする読後。(幕間のページもあるわけですが)
    前巻で心ならずも竜侯となったフィンがこの巻で対峙するのは闇の獣ではなく人の思惑。フィンが闇の竜侯と出会って竜侯としての存在を学んだり古巣の(脱走した)軍団を足止めしたりしている間にも、東の竜侯が復讐を誓ったり西の竜侯が悪巧みに励んだり議員が権益を奪い合ったりして帝国の崩壊は進む。戦の火種となることを恐れて身を隠した先帝の養子セナトの遍歴を挟みつつ、とうとうフィンは天竜侯として表舞台に上がる……。

    物語に登場する一人一人に彼らの人生があり彼らの物語があり、きっかけさえあれば口を開いて語りだすだろうと思わせる厚みのあるキャラ

    0
    2014年05月02日

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