作品一覧

  • サッカースカウティングレポート 超一流の分析
    4.2
    サッカーの本質を知るための 究極の観戦術。 アトランタ五輪、フランスワールドカップにて、世界の強豪チームを徹底分析した、日本代表スカウティングの第一人者が、その理論のすべてを明かす。 プロの現場では、どのような情報収集が行われているのか? 分析する際のポイントはどこなのか? 日本代表の分析のスペシャリストがその内幕をさらけ出す。 ゲーム分析に関するノウハウは、サッカーファンやコーチにおいても、有益なもの。サッカーは、もっと奥深くて面白い。 本書を読めば、サッカー観戦力が驚くほどレベルアップする!! ■サッカーは11対11で行なうもの。この基本を忘れてはならない。 ■1人余らせていれば、どこかでマイナス1が生まれている ■ビルドアップの方法で数的優位をどこで作りたいかがわかる ■フォワードの動きから攻撃の狙いを読み解く ■守備のスタイルはリトリートか、フォアチェックか ……etc 【目次】 プロローグ 脚光を浴びるスカウティング 1章 サッカーにおけるスカウティングとは? 2章 スカウティング術のノウハウ 3章 サッカーを“観る眼”を鍛えよ 4章 格上チームの弱点を見抜く アトランタ五輪編 5章 世界での戦いに勝つために 仏W杯編
  • サッカープレーヤーズレポート 超一流の選手分析術
    4.0
    スカウティングのプロが 進化系プレーヤーを徹底解析!! 岡田武史監督を支えた、 元日本代表コーチ・小野剛が 最先端サッカーを分析する! シャビ、イニエスタ、フォルラン、メッシといった選手たちは まるでプレスがかかっていないが如く、縦横無尽にピッチ上で躍動する。 なぜこれほどにもサッカーがシンプルに見えるのか? ほかの選手との違いはどこにあるのか? サッカーが進化し続ける中で、 各ポジションに求められるディマンド(要求)も高まっている。 超一流選手が見せる究極のプレーを スカウティングのプロが徹底解析する。 最先端サッカーに求められる選手像とは? FW 勝利のためのハードワークは当たり前   ターゲットプレーヤーの価値とは?   攻撃のスイッチを入れて活性化させる MF ボックストゥボックスプレーヤーになれ   プレッシャーの中で精度の高いキックができるか   パノラマ視野でゲームの流れを読む SB コンダクタータイプと槍タイプを組み合わせる   1対1でタフに身体を寄せられるか   スプリントを繰り返す能力 CB 強固なディフェンスは大前提   ラインコントロール能力の適性   攻撃面ではビルドアップ能力が問われる GK 足元の上手さがあれば最終ラインに1枚増えるようなもの   ブレイクアウェイで、未然にピンチを防ぐ   派手なセーブを頻発するGKはダメなGK 目次 第1章 最先端のグッドプレーヤー 第2章 グッドプレーヤーの条件 第3章 各ポジションで求められる能力 FW、MF編 第4章 各ポジションで求められる能力 CB、SB、GK編 第5章 時代を彩ってきたグッドプレーヤーたち 第6章 グッドプレーヤーになるために
  • サッカーコーチングレポート 超一流の監督分析
    -
    グアルディオラ、モウリーニョ、ベンゲル、ファーガソン……etc 超一流監督に共通している資質とはなにか? サッカーは数学とアートの融合である 《理詰めで戦術を考えることはできるが、 最終的にサッカーはアートの領域になる。 監督はピッチ上に芸術を描かなければならない》 スカウティングの第一人者である小野剛氏が、 監督の資質とは何か、超一流のコーチング術とは何かに迫る。 UEFA技術委員長アンディ・ロクスブルク氏との議論の中で 導き出されたトップコーチが備える3つのキーワードの意味とは? 1 Real passion of football (サッカーへの情熱、進歩への向上心) 「サッカーに身を捧げる覚悟があるか」 ――アレックス・ファーガソン 「私は常に自身に疑問を投げかけている。 さらに向上させる方法はないだろうかと」 ――ラファエル・ベニテス 2 Technician, Manager and Leader (テクニシャン、マネージャー、リーダー) 「今のバルサならば、私が監督でなくても優勝できただろう」 ――ジョゼップ・グアルディオラ 「簡単なことだ。もし君がリーダーだったら、選手たちがついてくる」 ――リヌス・ミケルス 3 Next mentality (ネクストメンタリティ) 「勝つために必要なことは、勝ち取ったものを忘れることだ」 ――ジョゼ・モウリーニョ 「コーチの姿は、常にチームの鏡」 ――アーセン・ベンゲル ■■目次■■ 1章 世界の名将たちをプロファイルする 2章 監督の役割とは何か 3章 日本代表監督たちの素顔 4章 S級コーチとして必要なもの 5章 これからの日本サッカー ■■特別対談■■ 岡田武史×小野剛 世界と戦った2人が“理想の監督像”について語り合う! 激しく熱い対談30ページを完全収録。 “究極の監督論”が展開される!!

ユーザーレビュー

  • サッカースカウティングレポート 超一流の分析

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。試合の見方、試合に向けての分析と選手への対応、そして、アトランタ五輪、フランスW杯での戦いの背景と内容的には十分過ぎる。守備的重視の戦いに見えていた岡田ジャパンの攻撃的戦略部分など見方を改めなければならない部分もあった。また、選手へのアプローチに関して、全体を通じて重要な示唆を提供しているので子供のサッカー指導をしている人にも読んでもらいたい。

    0
    2016年09月14日
  • サッカースカウティングレポート 超一流の分析

    Posted by ブクログ

    戦術の勉強になると思って読み始めたが、タイトルとは裏腹に、筆者である小野剛さんのサッカーやフットボーラーに対する思いが伝わる「熱い」本だった。
    もちろんゲームの見方や分析のポイントがちりばめられていてとても勉強になったが、それ以上に、毎試合ごとに采配にツッコミを入れる僕ら「オレオレ監督」が考えもしないようなことを監督や選手が考えたり感じたりしていることがよく分かったのが何よりの収穫。
    そう、「選手はチェスの駒ではない」のですね。ウイイレやゲーム分析ばっかりやっていると忘れがちな当たり前のこと。もっと早く読んでいればよかったと後悔させられた素晴らしい一冊。全サッカーファン必読と言いたい。

    余談

    0
    2012年04月17日
  • サッカースカウティングレポート 超一流の分析

    Posted by ブクログ

    日本代表コーチやサンフレッチェ広島監督を歴任した著者によるサッカーのスカウティング論。サッカー(観戦)好きとしてはもちろん面白かったし、サッカーにかぎらず凄い普遍的なことが指摘されていると感じた。

    スカウティングの目的は、選手を堂々とピッチに送り出すこと。相手が凄いと強調しすぎて萎縮させても、相手がしょぼいと侮らせてもいけないし、細かく指示を出しすぎて硬くさせてもいけない。

    何百本も動画を見て対戦相手の癖を見抜き、それがわかるシーンを集める。その中から端的に伝えたい事が伝わるように2,3シーンを選ぶ。選手には可能なかぎりシンプルな情報を提供するべきだ。

    「観る目」をどう養うか?
     全体を

    0
    2012年03月08日
  • サッカースカウティングレポート 超一流の分析

    Posted by ブクログ

    サッカー指導者

    サッカープレーヤー

    そして何よりサッカー観戦をより深く楽しめるための一冊となります

    ゲーム分析と聞くとどうしても相手の長所を消して勝利を目指す
    そんな勝利至上主義になりがちな話であるが本来のスカウティングとは分析し将来の成長に活かすためのツールでもあるのがわかる

    日本代表というトップカテゴリーの現場から発する指導者向けのノウハウや注意点はそれだけで読む価値がおおいにある
    そこは結果を見て選手に点数をつけて評価を下す雑誌と違い戦況、戦況で対応するライブ感があって面白い

    印象的なのは初めてのW杯を終えたあとの

    「Chapter5 世界での戦いに勝つために」 より
    私を含

    0
    2012年01月04日
  • サッカースカウティングレポート 超一流の分析

    Posted by ブクログ

    相手チームの分析と対策について書かれた本
    当時は代表メンバーに対して戦略の伝え方には苦心していた様子
    アトランタ五輪ブラジル戦、フランスW杯の話などもあり面白かった
    サッカー観戦が変わります

    0
    2011年07月14日

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