作品一覧

  • 血盟の箱 続・古書店主
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    1795年パリ。一人の老人が手紙をしたためていた。「多くのものがこれにかかっているのです」血で署名されたその手紙は、一個のチェストとともに、いずこへかと送り出された……二百年後、外交会談のために訪れたアメリカ上院議員が怪事件に遭遇。大使の命で議員に同行していた外交保安部長のヒューゴーはパリ警視庁の友人の手を借りて捜査を始めるが、事態は意外な方向に発展した! 好評の『古書店主』に続いて放つ第2弾
  • 古書店主
    3.5
    1巻1,034円 (税込)
    セーヌ河岸の古書店主が次々と消えていく。謎とたくらみに満ちた極上の小説 露天の古書店が並ぶパリのセーヌ河岸。そこでアメリカ大使館の外交保安部長ヒューゴーは、年配の店主マックスから古書を二冊買った。だが悪漢がマックスを船で連れ去ってしまう。ヒューゴーは警察に通報するが、担当の刑事は消極的だった。やむなく彼は調査を始め、マックスがナチ・ハンターだったことを知る。さらに別の古書店主たちにも次々と異変が起き、やがて驚愕の事実が! 有名な作品の古書を絡めて描く極上の小説。

ユーザーレビュー

  • 古書店主

    Posted by ブクログ

    パリ、セーヌ川岸の古書店(ブッキストというらしい)で買った本から端を発し、実はその本が思いがけず高価値だったり、ナチハンターの件、ドラックディーラーの縄張り抗争などなど盛り沢山。バリの街案内も。

    0
    2024年02月02日
  • 血盟の箱 続・古書店主

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1作目の古書店主で出てきた結構お気に入りだった登場人物がが退場…だと…。
    実際の2作目も邦訳して欲しいです(血盟の箱は実質3作目。
    今のところシリーズ9作目まで出てるらしいんですよねぇ。
    1作目から引き続き出てきてた登場人物との人間関係の今後も気になります。

    0
    2022年09月10日
  • 古書店主

    Posted by ブクログ

    昔ながらのヒーロー。
    正義漢でルールを守り、人情に厚いテキサスの男。
    海外に行けない今、パリの風景とか雰囲気を楽しめたのが何より楽しかった。
    出会った女性が美人で貴族の娘で、その父が事件の鍵を…とか、
    元CIAの親友がいきなりパリに来て解決を手伝ってくれるとか、その辺りのご都合はこの際どうでもよくて、テンポよく楽しく読める。

    この頃、書籍絡みの本によく出会うけど、これもその1冊

    0
    2021年08月29日
  • 古書店主

    Posted by ブクログ

    将来的に古書店主になりたいのですが、この本を読んで少し怖くなりました。しかし、古書店主は魅力的な仕事だと思います。

    0
    2021年03月29日
  • 古書店主

    Posted by ブクログ

    パリのセーヌ川沿いに並ぶ、露天の古書店を商う人々はブキニストと呼ばれる。アメリカ大使館の外交保安部長ヒューゴーは、馴染みのブキニストであるマックスから2冊の古書を買ったが、ヒューゴーの目の前でマックスは何者かに拉致されてしまう。警察の捜査も熱意を欠く中、自ら調査を始めたヒューゴーは、マックスが収容所の生き残りで、ナチ・ハンターだった過去を知る。マックスを拉致した者たちの目的は何か。

    ブキニストの歴史は興味深かった。そしてナチス時代が落とした影の深さを改めて感じる作品だった。

    0
    2020年10月13日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!