マーク・プライヤーのレビュー一覧

  • 古書店主
    パリ、セーヌ川岸の古書店(ブッキストというらしい)で買った本から端を発し、実はその本が思いがけず高価値だったり、ナチハンターの件、ドラックディーラーの縄張り抗争などなど盛り沢山。バリの街案内も。
  • 血盟の箱 続・古書店主
    1作目の古書店主で出てきた結構お気に入りだった登場人物がが退場…だと…。
    実際の2作目も邦訳して欲しいです(血盟の箱は実質3作目。
    今のところシリーズ9作目まで出てるらしいんですよねぇ。
    1作目から引き続き出てきてた登場人物との人間関係の今後も気になります。
  • 古書店主
    昔ながらのヒーロー。
    正義漢でルールを守り、人情に厚いテキサスの男。
    海外に行けない今、パリの風景とか雰囲気を楽しめたのが何より楽しかった。
    出会った女性が美人で貴族の娘で、その父が事件の鍵を…とか、
    元CIAの親友がいきなりパリに来て解決を手伝ってくれるとか、その辺りのご都合はこの際どうでもよくて...続きを読む
  • 古書店主
    将来的に古書店主になりたいのですが、この本を読んで少し怖くなりました。しかし、古書店主は魅力的な仕事だと思います。
  • 古書店主
    パリのセーヌ川沿いに並ぶ、露天の古書店を商う人々はブキニストと呼ばれる。アメリカ大使館の外交保安部長ヒューゴーは、馴染みのブキニストであるマックスから2冊の古書を買ったが、ヒューゴーの目の前でマックスは何者かに拉致されてしまう。警察の捜査も熱意を欠く中、自ら調査を始めたヒューゴーは、マックスが収容所...続きを読む
  • 古書店主
    パリ、セーヌ河岸の露天の古書店から始まる物語。旅情をそそり、あわよくばレア本との出会いがあるかもって期待を込めたつかみは良し。
    だったんだけど、事件が発生してからは、のはっきり言っちゃえば、ご都合主義で場当たり的が否めない。
    主人公はテキサス出身の元FBI職員で今はアメリカ大使館の外交保安部長。頭は...続きを読む
  • 古書店主
    推理よりはサスペンス寄り。
    パリのブキニストとか、設定は好き。
    主人公がどっちかと言えば脳筋(でもわりと紳士)なので、ハリウッド映画向きかも(笑。
    秘書と上司に恵まれてるな~。
  • 古書店主
    セーヌ川のほとりで古書店を営むマックスが拉致された。
    その客である在仏米国大使館の外交保安部長ヒューゴーが現場を目撃したところから、謎解きが始まる。
    そこにマックスの旧友で元CIA職員のトムや、美人記者クラウディアが協力し、犯罪組織を追い詰める。
    クラウディアの父で、謎めいたルシヨン伯爵やらなにやら...続きを読む
  • 古書店主
    パリを舞台にした惜しい感じのミステリ。面白くなかったわけじゃないしセリフも小気味よかったけれど主人公の設定が出来すぎていたり、上司が物分かり良すぎたり、ジョーカー役の親友がなぜパリに現れ手助けしてくれたのか最後まで読んでも良くわからなかったり、ヒーローとヒロインの出会い方も雑というか説得力がなかった...続きを読む
  • 古書店主
    稀覯本、ナチハンター、ドラッグ問題も深くは掘り下げずに、意外とさらっと話が進んでいくなという印象。ですが読みやすくてちょうどよいのかもしれません。個人的にはブキニストの魅力があまりわからず、もうちょっとその辺りの描写があればなと思った。ヒューゴーの有能な秘書エマ、次作も出てくるといいな。ペリー・メイ...続きを読む
  • 古書店主
    ジョン・ダニング『死の蔵書』のような稀書にまつわるミステリなのかと思っていたのだが、さにあらず。期待外れ。
  • 古書店主
    古書についての蘊蓄ものではない。手広く、というか
    あれもこも過ぎる感じ。面白そうな題材、セーヌ川ぞいの
    露天古書商人、ナチ・ハンター、パリを狙った新手の
    麻薬取引、等々、どれか一つで十分作品になるのに、
    もったいない。駐仏米大使館職員が靴としてカウボーイ
    ブーツしか持ってない、なんてあるかしら、と思...続きを読む
  • 古書店主
    パリのセーヌ河岸に並ぶ古書店から2冊の古書を買ったアメリカ大使館外交保安部長ヒューゴー。
    彼の友人でもある古書店主が目の前でさらわれてしまい、非協力的な担当刑事をよそに独自の捜査を始めるが…。

    ハードボイルドにしては柔らかく。
    ナチス絡みの歴史もスパイスには物足りず。
    腕の立つ相棒と素敵な彼女と役...続きを読む