藤まるの作品一覧
「藤まる」の「時給三〇〇円の死神(コミック)」「明日、僕は死ぬ。君は生き返る。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「藤まる」の「時給三〇〇円の死神(コミック)」「明日、僕は死ぬ。君は生き返る。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2013年『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』でデビュー。同作で電撃小説大賞「金賞」を受賞。
ラノベ
小説・文芸
小説・文芸
ラノベ
ラノベ
小説・文芸
少年・青年マンガ
少年・青年マンガ
Posted by ブクログ
1冊完結。
作者様のデビュー作の電撃文庫の『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』の夢前光のように、自分が酷い状況なのに周りを明るくするヒロインの花森雪希。主人公との会話がとても楽しい。主人公の最初の彼女の朝月を評して「おっぱい大きいから好きなの?」発言とか、「ナイジェリア!」の引っかけとか。
「死者」達。善き感情だけではない、寧ろ、恨み辛みの方が強い。だから「死者」なのか。生きてる方も汚い。いろんなエピソードが悲惨。説教節並みに悲惨。財布を探す男と息子のところや、孫を可愛いがる祖父母のところとか。この祖父母の醜さといったら…
だから後半の二人のイチャイチャが、とても楽しい。もう付き合っちゃえよ、と願う。
映画化されるので注目されてる。この勢いに乗って未文庫化作品を載せた『明日、…』の続巻発刊お願いいたします。
Posted by ブクログ
2026.02.22 (日)
積んでから3年経って映画化すると耳にし、キャストを見ることで登場人物の印象が固まる前に読もうと思い立って読み始め。
限りなく透明……あまりにも儚く綺麗な物語だった………
辛く切ない未練ばかりでしたが、素敵な物語でした。
最初はただ、死神となってアルバイトをし死者を救って自分の願いを叶えてもらう。そんな言ってしまえば等価交換のような設定にありがちかなと読む手が伸びなかったけど、最終日、佐倉くんの願いを見てとても純度の高い手紙のようなものを感じた。佐倉くんが託し、それを享受した少年が時を経てまた佐倉くんにお返しする……これは想像していなかった……なんて素敵な繋がりだろう……涙が止まらなかった……。
プロローグに戻ってハッとしました……花森さんと佐倉くんの願いは少年にたしかに届き、またそうして人から人へ紡がれていくと思ったら淋しさと温かさを感じました。恋情じゃない愛情も好きでした。
エピローグの佐倉くんと赤縁眼鏡を掛けた友人との掛け合いは、初めの頃を思い出して切なくなった……話し方もそっくりで……覚えていないことも多かったけど、佐倉くんはちゃんと花森さんのことを1ページに刻んでいたよ。高校3年の時にできた友達とプールに行ったみたいだから……断片的にでもね、嬉しいね……
Posted by ブクログ
☆5.0
今度映画化されると聞いて結構楽しみ!絶対観に行きたい!
内容としては死神の話で最初タイトルを聞いたときはホラー系の話なのかと思っていたら、違かった。内容は結構重い話だった。
主人公の佐倉が突然、同級生の陽キャの花森から時給300円の死神のバイトを勧められるという話だが、正直、設定とかが序盤は分からないからめちゃくちゃ面白いという訳ではない。まあ、少し2人の会話が面白いなと思う程度だった。話が面白くなってくるのは佐倉の元カノの朝月とまた良い感じの雰囲気になった。後日、朝月が亡くなる場面から面白くなった。なぜかというと序盤から驚きと悲しみが急に提供されるから。読み手の予想を上回ってくる感じ。
朝月の死以降もまさに驚く展開のオンパレード。伏線もあったりミステリーとしても面白い!
朝月の死からも佐倉は色んな死者に出会い、何回も挫折をする。その度に立ち上がり、前に進んでいく佐倉がめっちゃ良い。
死神とか死者とかの細かい設定がないのも良かったと思う。なぜなら、これは完全に元々は主人公の佐倉の物語なのだから、細かい設定が明らかにならなくてよかったと思う。
不満な点としては少し花森と佐倉の会話が身内ノリすぎてきついなとはなるところが少しあるところかな。あと、なぜ時給300円なのかは少し気になった。
この小説の一番好きな場面は正直、色々あって迷うけど、佐倉に死者だと知られてしまった花森が閉じこもってしまった。その時に佐倉が亡くなった元カノの朝月の家に言って、彼女がつけていた日記を読む。その日記を読み、佐倉にまたやる気が出てきて走るシーンだね。ここで「だって、俺は時給300円の死神なのだから」っていうところも最高!