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「橋本一夫」の「幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「橋本一夫」の「幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで
大会招致ののちに返上となった1940年の幻のオリンピックの招致から返上までの約10年間の記録。1930年、7年前の関東大震災の復興の象徴とするため、そして日本書紀での紀元2600年の記念として、東京市市長の永田秀次郎はオリンピック招致を提唱した。これらに呼応する形で、国際感覚優れるスポーツ系の実力者(嘉納治五郎など)が、近代オリンピックの父であるクーベルタンや、当時同時期のオリンピック招致を計画していたイタリアのムッソリーニなどとの交渉を重ね、東京オリンピックの招致を決める。奇しくも、明日始まろうとしている東京オリンピックと同様に、震災
五輪への道
大河ドラマ「いだてん」を見た事から、興味を持ち読み始めました。
オリンピック。
国同士やIOCの思惑、国内での各団体の確執、純粋に競技に向き合いたい選手たち。
それらを飲み込みなからも開催を確保した日本。
確かに国民の意識を高揚させるにはうってつけのイベントだ。
ところが気がついたら、戦争と云う更に大きな波にさらわれ、掴みとったものを手放さざるを得なくなる。
読み進むにつれ、リアルタイムでドラマを視聴していた気持ちを追体験しました。
延期が決まり閉塞感が漂う今ではありますが、次に開催される東京オリンピックでは(そこそこ、キナ臭さもありますが)
選手の皆さんが気持ちよ
Posted by ブクログ
東京オリンピックというと1964年、そしていまから6年後の2020年を思い浮かべるが、実は1940年にも一度開催の予定があったらしい。日本にとって1940年という年は、建国してから2600年という節目の年だった事から、国をあげての記念事業としてオリンピック開催地に立候補したようだ。
ローマとヘルシンキも立候補していたのだが、のちに枢軸国仲間となるヒトラーやムッソリーニの圧力もあり、開催地は東京に決定する。しかし招致活動を先導した東京市と、JOCの前身である大日本体育協会の対立、そして日中戦争の勃発が原因となり、開催を間近に控えた1938年ついに権利を返上してしまう。
もちろん当時から、オリ