作品一覧

  • 天彦流 中盤戦術 「局面の推移」と「形勢」で読みとく
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    「将棋は中盤が難しい」とよく言われる。序盤はある程度定跡で決まっており、終盤は玉を詰ますという目標がある。しかし中盤は定跡から離れているが玉を詰ます段階ではない。ではどのように方針を立てて指せばよいのか。佐藤天彦名人が「局面の推移」と「形勢」という2つの視点で、中盤の考え方を紹介する。
  • 理想を現実にする力
    4.0
    羽生善治氏を破った20代の新名人はいかにしてその勝利を掴んだのか? そこには理想をイメージする圧倒的な思いの強さ、それを現実化する緻密な思考力があった。将棋ファンからビジネス、人生設計……全ての夢を持つ人に贈る一冊。
  • 終盤 寄せの妙手 基本編
    -
    1巻1,152円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 未来の将棋界を担う若手精鋭の一人、佐藤天彦監修の次の一手問題集。本書では終盤の寄せの問題を200問集め、さらに書籍冒頭には佐藤七段の実戦を基にした終盤の考え方についての講座を掲載しています。正しい形勢判断、指し手の方針、速度計算が求められる一手争いの終盤の局面を考え、問題を解いていくうちに自然と終盤の力がつくはずです。ぜひ本書の問題に繰り返しチャレンジして、実戦に生かしてください。 ■CONTENTS 【序章】寄せの考え方/【第1章】初歩/上級者クラス/【第2章】初段クラス/【第3章】二段クラス ■監修 佐藤天彦(サトウアマヒコ) 1988年1月16日生まれ。福岡県福岡市出身。1998年9月6級で中田功七段門。2006年10月1日四段。2012年4月19日七段。第39・42期新人王戦優勝。第36回(2008年度)新人賞。第38回(2010年度)勝率1位賞・連勝賞。2011年、第82期棋聖戦で挑戦者決定戦に進出、竜王戦で4期連続昇級。2012年に、順位戦B級2組への昇級を決めるなど、現在活躍著しい若手プロの一人。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

ユーザーレビュー

  • 理想を現実にする力

    Posted by ブクログ

    2016年、羽生先生を破って26人目の名人になった、佐藤天彦さんの書籍。

    棋士の本は論理的で非常に読みやすいが、今回内容で特に印象に残ったのは、

    「彼に負けたのなら仕方がない」と思われるように

    という項目だった。

    棋士は誰でも負けることの辛さを知っているし、時には相手の人生を変えてしまうような勝負に勝たなければならない。

    この時に、自分が傲慢で、相手に「なぜあんな奴に負けたのか」と思われると、自分もつらいし相手にも良くない。

    そうならないために、将棋の強さももちろんだけど、将棋に対する姿勢や立ち振る舞いも磨かなければならない。

    羽生先生のファンだけど、こういう考えを持った20代の

    0
    2018年01月05日
  • 理想を現実にする力

    Posted by ブクログ

    職場の地下の本屋で偶然見つけて、同年代で将棋界のトップといえる名人位を獲得した人がどんなことを考えているのか知りたくて購入。

    基本を大切に、目の前の勝利や名誉に囚われるのではなく、目指すべき理想や本質的な部分での成長を見据えて、できることから取り組んでいくこと。自分を追い込むというより(それが必要となることも当然あるけれど)、自己否定せず環境を整えるという方法もあることなど、明日からまた頑張ろうと思える一冊でした。

    0
    2017年04月21日
  • 理想を現実にする力

    Posted by ブクログ

    この本は2017年の発売なので、天彦さんが名人に在位していた時に書かれた本ですね。
    それまで14年間、羽生さんと森内さんとで持ち回り状態だった名人位を突如奪った若きホープに主催社の朝日新聞社が、なぜあなたは名人になれたのか、それを1冊書いてくれと言われて書いたのではないかと想像を逞しくしてしまいます。天彦さんも律義にハウツー本になるようにしようと頑張って書いている感じがまた微笑ましいです。まぁ、そんな貴族なのに真面目な天彦さんが私は好きなのですが。
    天彦さんの将棋一途でないところが良く出ていると思いました。

    0
    2022年11月21日
  • 理想を現実にする力

    Posted by ブクログ

    棋士・佐藤天彦さんが、将棋での経験を通して確立してきた考え方について語った本。

    目先のことに囚われすぎず、長い目で見て物事の本質をつかむこと。物事の本質をつかめれば、それが長い人生の中で必ず役立ちます。

    何事もまずは「楽しむ」気持ちを持つことも大事です。楽しむ気持ちを持つことで心に余裕が生まれます。心に余裕を持てば、思考の幅も広がります。

    0
    2019年12月22日
  • 理想を現実にする力

    Posted by ブクログ

    現名人の佐藤天彦氏による自伝。

    名人に上り詰めるだけの厳しい勝負師としての顔を持つ反面、貴族といわれる多趣味な彼の素顔が垣間見れて良かった。

    0
    2019年02月07日

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