作品一覧

  • ニーチェ・セレクション
    3.0
    1巻1,144円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神の死、永遠回帰、超人、力への意志…過激にして深遠なニーチェの思想は、なぜ今なお私たちの心をゆさぶるのか?ニーチェの多義的な思想を挑発的なテクストを生かしながらその全体像を描き出すことに成功した画期的なニーチェ・アンソロジー。
  • 人生の哲学
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    「生と死」「愛」「自己と他者」「幸福」「生きがい」――。誰もが関心をもつ「人生の根本問題」の見つめ方を、日本を代表する哲学者が、古今東西の先人たちのテキストを縦横無尽に援用しながら解説。自分の生きる道を求め、悩みながらも真摯に生を引き受けようとする人々に向け、人生の複雑で微妙な問題をひとつひとつ丁寧に分析し、解明する。やわらかな文体で、読者とともに寄り添い導いてくれる不朽の名作、待望の文庫化。
  • 存在と時間I
    4.3
    1~3巻1,760~1,980円 (税込)
    現代哲学に絶大な影響を与えつづける巨人ハイデガーは、1927年に刊行された本書の斬新で犀利な問題提起によって、20世紀の哲学界に激流を巻き起こす衝撃的地点に立つことになった。
  • 自己を見つめる
    4.0
    1巻1,780円 (税込)
    放送大学の空前の人気授業といわれたテキストを叢書化。 ニーチェやハイデッガーのことばをまじえながら、 崩れ落ちそうになる気持ちを支え引き締めてくれる。 「この授業、このテキストがあったから、いまの私の人生がある」 と語りつがれる哲学の名著。 日本を代表する哲学者が 「自己」「仕事」「孤独」「世間」「運命」「不幸」など 15章のテーマで語る人生の真髄。 「生き甲斐は、根本的に重い運命愛の意識に担われた、 死場所への覚悟というものと深く関係している。 しかし、他方では、それは、ときにはそれを忘却した、 放念と遊戯と飛翔のうちで、自己の快癒を図る悦楽の解放感とも接続していることは確実である。 この大きな振幅のなかで、私たちの生の営みは展開している」(「生き甲斐」) 「愛とは……問題となっているものを、深く大切に思い、 それを慈しみ、人生の大事と考えて、 その尊厳を守ろうとする、 控え目ながらも持続的で強い根源意欲ないし生命意欲に関係するものであり、 また、そのことに伴うあらゆる憂いと悲しさの 情念のすべてであり、 自己としての生きる人間の根源に関わる根本問題なのである」(「愛」) 「幸福は、たいていの場合、 不幸を介して、その姿を浮かび上がらせてくる 失われた桃源郷である」(「不幸」) 「老年になって、やっと人は、 自分の人生を変えた大きな出来事が、 そっと気づかないうちに、自分に忍び寄ってきて、 自分を支配することに至ったことを理解する。 自分の周りの人々が、ほんとうは何者であったかが、 ようやく分かるのは、老年になってからである」(「老い」) (「まえがき」より)
  • 存在と時間(合本版)
    -
    1巻4,950円 (税込)
    第一次世界大戦後の不安と動揺を背景に、有限存在としての個人を自覚する実存主義を概念化し、実存哲学を誕生せしめた大著。 20世紀最大の哲学者とも称されるハイデガーの主著。

ユーザーレビュー

  • 存在と時間I

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    序論 存在の意味への問いの開陳(存在問題の必然性、構造、および優位;存在問題を仕上げるときの二重の課題―根本的探究の方法とその構図)
    第1部 時間性をめがける現存在の学的解釈と、存在への問いの超越論的地平としての時間の究明(現存在の予備的な基礎的分析(現存在の予備的分析の課題の開陳;現存在の根本機構としての世界内存在一般;世界の世界性;共存在および自己存在としての世界内存在―「世人」))

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性

    0
    2010年06月16日
  • 自己を見つめる

    Posted by ブクログ

    噛んで含めるような語り口である。よりよき生のために哲学する。そこから紡ぎ出される言葉は滋味に富み、華があり、心に素直に届く。

    多くの哲学者の営みがなんの解説も付けずに、突然引用されるが、流れの中で理解できるので、苦ではない。しかし、個々の哲学の位置づけだけでも知っていたら、より楽しめる著書だろう。

    読んでいると、背筋が伸びる本だし、実際、背筋を正して向き合うべき本だろう。

    母性信仰など、時代的な記述については、現在は配慮が必要だ。
    また、自殺をしてはいけない理由については説得力に乏しい。

    本書の根底に一神教的神の存在がほのめかされている。つまり、信仰の意義が横たわっている。

    <体験>

    0
    2025年02月27日
  • 自己を見つめる

    Posted by ブクログ

    わたしたちの日常と、その奥に潜むふだんはなかなか意識しないものとを平易な言葉で結びつけ、哲学というものは、こういうものであったということを再認識させてくれる名著である。

    0
    2023年12月25日
  • 存在と時間I

    Posted by ブクログ

    読むのに1ヶ月半かかったが、全く理解出来ず、記憶にも残らず。
    途中、あまりの分からなさに機嫌を損ねたほどである。
    さらに再読するとますます分からないところが増える。
    でもちょっと面白くなってきてるから、もう少し頑張ろうと思う。

    0
    2022年01月29日
  • 存在と時間III

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    第3章 現存在の本来的な全体存在しうることと、気遣いの存在的な意味としての時間性(現存在にふさわしい本来的な全体存在の限界づけより、時間性から邪魔者を現象的に取り払うことへといたる方法的な歩みの下図;先駆的決意性としての、現存在の実存的に本来的な全体存在しうること ほか)
    第4章 時間性と日常性(現存在の実存論的機構の根本事態と、この機構の時間的な学的解釈の下図;開示性一般の時間性 ほか)
    第5章 時間性と歴史性(歴史の問題の実存論的・存在論的開陳;歴史の通俗的了解内容と現存在の生起 ほか)
    第6章 時間性と、通俗的な時間概念の根源としての時間内部性(現存在の前

    0
    2010年06月16日

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