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  • 西暦536年の謎の大噴火と地球寒冷期の到来
    値引きあり
    2.5
    1巻499円 (税込)
    西暦536年、過去3000年間で最大の火山の大噴火が起こった。まきあがる噴煙は空をおおい、太陽はさえぎられ、やがて地球規模の大寒冷時代がやってきた。 はるか昔の自然災害であるにもかかわらず、研究者たちは、どのようにしてその証拠を求めたのか? 巨木の年輪を測定し、極地の氷床を分析し、25万頁にもなる古文献を調査して解明したこととは------。 天候激変による飢饉と旱魃を引き起こし、東ローマ帝国を衰退させ、ゲルマン民族の大移動、イスラム教の誕生、さらには日本の「天の岩屋伝説」にまで原因した人類史の事件に、科学の眼が迫る。

ユーザーレビュー

  • 西暦536年の謎の大噴火と地球寒冷期の到来

    Posted by ブクログ

    空が暗転した年、西暦536年。謎の大噴火が太陽を覆い世界は寒冷期へと沈んだ。飢饉が広がり文明も揺らいだという。気候変動が歴史を変える例は多い。隕石衝突が恐竜を絶滅させ、神話では天照大神が岩屋に隠れた時世界は闇に包まれた。今私たちは「核の冬」という現代の闇を抱える。温暖化の原因は二酸化炭素なのか。自然も人も空を閉ざせば滅びに近づく。光を守る知恵が今こそ問われている。

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    2025年05月24日
  • 西暦536年の謎の大噴火と地球寒冷期の到来

    購入済み

    250円なら星3

    全体的に散漫な印象。
    つまりは「科学的な考え方」について、読者に知ってもらって、考えてほしいのであって、その掴みに他人の発見を使用している。

    ネット記事にて、西暦536年の噴火が世界史を動かしたと読み、気候歴史学に興味を抱いた。なのでこの本を手に取ったものの、この分野は今や多領域が関わる、非常に複雑な分野のようだが、著者そのものは気候歴史学の専門家ではないようだ。

    西暦536年のどこかで起きた大噴火が、日本においては天の岩戸神話に結びついているのかもと紹介しているが、このアイディア自体はドナルド・キースの著書にすでにあるようで、受け売り話である。別に著者は、自分の発見とは全く書いてないし、

    #じれったい

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    2025年03月16日

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