作品一覧

  • 人を不幸にする会社・幸福にする会社
    -
    1巻1,500円 (税込)
    今、日本では「不祥事」が次から次へと起こっている。政界はもとより、経済界も例外ではない。なかでも、時代がもてはやしたライブドアの堀江貴文氏や村上ファンドの村上世彰氏が逮捕された事件は、自分の利益だけを考えて暴走したという感が強い。彼らは特殊な例なのか? それとも近年の日本社会を象徴する出来事なのか? この問題意識から作られたのが本書である。「何かがおかしい最近の経済界」「企業は誰のためにあるのか」「人を不幸にする会社・幸福にする会社」「人生も企業経営も同じこと」という四つのテーマを、現実の企業事例や古今の出来事を通して考えていく。イトーヨーカドー・グループ六十数社の創業者であり、経済界の大御所である伊藤雅俊氏と、経理・財務のプロで多くの著書を出版している金児昭氏の二人が、今まで多くの企業の栄枯盛衰を見てきた経験をもとに、「企業は何のために存在するのか」という基本命題に正面から挑み、論じた書である。

    試し読み

    フォロー
  • [新装版]商いの道 経営の原点を考える
    4.6
    1巻1,100円 (税込)
    一商人として生きるとの想いで、人生の大半を過ごしてきたと自らを振り返る著者。その長き人生体験の中で学びえた数多くの言葉、さらには忘れられない出会いを綴った本書からは、いまの現代人が忘れ去ろうとしている、「誠実」という二文字が滲み出ている。著者の商売に対する姿勢は、すべての経営者、さらにはリーダーにとって、一番大切なことは何かを教えてくれる。昨今の企業実績全般をみると、ようやく回復の兆しが見えはじめたが、それと同じくして、大企業の不祥事が噴出しはじめ、企業に対する社会的・倫理的責任を求める声は、ますます高くなっている。そのなかで、経営者の誰もが自らの社是として掲げながらも、その実現の難しさを感じる、「お客さまに信頼される」という姿勢を、人生の目標としてまた自らの商いの道としてただひたすらに歩んできた、イトーヨーカドー グループ名誉会長の教えは、商売のコツというよりも人生のコツを教えてくれる。

    試し読み

    フォロー
  • 商いの心くばり
    4.7
    消費不況の中で、小売業利益日本一を独走するイトーヨーカドー。驚異の高成長を続けるセブン-イレブン、デニーズなど、イトーヨーカドー・グループ28社の商いの心くばりとは何か!? グループの創業者が、売れる商品のポイント、人の心をつかむコツ、利益を生みだすノウハウなど、商いの真髄を明かすロングセラーの名著。

ユーザーレビュー

  • 商いの心くばり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んだのは1984年、初版単行本版。

    ・「人間は好みに滅ぶ」
    一に徹するにはよいが、視野は狭くならないように
    ・後始末よりも前始末。生存を賭けた商売をするなら、あらかじめ、どんなささいな場面でも心配りを
    ・働く人の後ろ姿から学び取れ
    ・リーダーの条件
    決定する、責任をもつ、約束を守る、視野を広く
    ・街へ出かけず顧客と意識が離れていることに危機感を抱け
    ・他部門、他担当でも、自分に関係あるのでは、という姿勢を
    ・顧客の外見を判断材料にしない
    ・「運」=環境に適応できる 「根」=信頼されるまで根気よく 「鈍」=利口すぎてはいけない 
    ・いい場所にいる人は道楽する、場所が悪くても繁盛させる努力を

    0
    2015年08月16日
  • [新装版]商いの道 経営の原点を考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2012年8月に読んだが、再読。
    経営者のみならず、あらゆる社会人が読んでもためになる本。あれほどの大グループを育てているが、多くのカリスマ経営者のように表立ってマスコミに登場したりしない謙虚さ。その人柄の良が本著に存分に表れている。

    母親と亡き兄の話は胸を打つ。小さい頃に苦労しているからこそ、お金を稼ぐ有難みがわかるのだろう。土地や株で安易に投機に走らない姿勢におおいに共感するが、現在の金融リテラシーからすれば古くさいと思われているのだろうな。

    0
    2014年09月11日
  • [新装版]商いの道 経営の原点を考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イトーヨーカ堂の創業者の故伊藤雅俊さんの経営論の本です。原稿が書かれたのは、今から15年前なのですが、今でも新鮮さを失わない内容が驚きです。

    根底にあるのは、商人は本質的に安易な方向に流れないたり、無用な贅沢をしないといったストィックかつ感謝の心を持っていきなくてはいけないとの価値観だと思います。

    これだけの成功をした人が「地位とお金は誰もが誰もが欲しがるが、それだけを目的に成功した人はいない」と断言されているのは意味深い内容に思います。

    他にも成長より生存を考えよ、「攻めではなく守りを重視しろ」の考えもビジョナリーカンパニー等の経営書にも書かれている事であり日米ともに発展した企業にある

    0
    2013年02月27日
  • [新装版]商いの道 経営の原点を考える

    Posted by ブクログ

    イトーヨーカ堂の創業者の故伊藤雅俊さんの経営論の本です。原稿が書かれたのは、今から15年前なのですが、今でも新鮮さを失わない内容が驚きです。

    根底にあるのは、商人は本質的に安易な方向に流れないたり、無用な贅沢をしないといったストィックかつ感謝の心を持っていきなくてはいけないとの価値観だと思います。

    これだけの成功をした人が「地位とお金は誰もが誰もが欲しがるが、それだけを目的に成功した人はいない」と断言されているのは意味深い内容に思います。

    他にも成長より生存を考えよ、「攻めではなく守りを重視しろ」の考えもビジョナリーカンパニー等の経営書にも書かれている事であり日米ともに発展した企業にある

    0
    2013年02月12日
  • 商いの心くばり

    Posted by ブクログ

    著者はイトーヨーカドー創業者。


    小売業の基本。
    小売業の真髄。
    小売業の教科書。


    そんな本です。


    小売業でない方ももちろん、
    すべての業種の方も勉強になる本です。


    ヨーカ堂グループの人はみんな読んでいるのかな?

    0
    2011年07月25日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!