「花とゆめ」創刊50周年記念!スペシャルインタビュー

「花とゆめ」創刊50周年記念!スペシャルインタビュー
安斎かりん先生、浅葉さつき先生、由貴香織里先生スペシャルインタビュー掲載!!

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安斎かりん先生

インタビュー


──萌えシチュエーションが満載でどの巻にもキュンがあふれている『顔だけじゃ好きになりません』ですが、キュンとする台詞やシチュエーションの数々はどう生み出されるのでしょうか?


ありがとうございます!担当編集さんに助言をいただきながら毎回泥臭くあーでもないこーでもないと必死に考えています。クサいかな…とか気持ち悪いかな…とか思っても恥ずかしがらずにひとまず描いてみるのが大事かなと思います。やりすぎると編集さんが「やりすぎです」って言ってくれるので笑、そこから調整していきます。あとはひたすら日々妄想訓練です。


──『顔だけじゃ好きになりません』の表紙はどの巻もかわいい配色でふたりの構図も最高でとても目を惹きます!お気に入りの表紙はどれですか?お気に入りポイントも教えてください。


お気に入りは2巻でしょうか…。(2巻はこちら!!)奏人の顔がいちばん綺麗に描けている気がします。それから元気なオレンジ色が作品の雰囲気にも合っているような。2巻という早い段階でこの配色にしたおかげで、この後の表紙の方向もイメージ出来たのでよかったな~と思います。
配色は特に気を遣っているのでそう言っていただけて嬉しいです。デザイナーさんにいくつもパターンを試していただくこともあるので、頭があがらないです。いつも素敵にデザインしていただいて本当にありがたいです。


──7月に出る新刊で11巻となりますが、長期連載する上で気を付けていること、苦労していることを教えてください。


少女漫画の宿命かもしれませんが、主役ふたりが付き合うまでは「このふたりが付き合うまで持っていくぞ!」という目標があるので、ある程度の道筋が見えていて迷うことはあまりなかったのですが、付き合った後どうするかが作品によってかなり枝葉が分かれていくので難しいなあと思っています。今後の展開を悩んでいるうちに締切は容赦なくやってくるので常にお尻に火がついている感覚です。世の中の漫画家の皆様への尊敬の念が日に日に増していきます。
読者さんに飽きられないよう、毎巻の引きは出来るだけ強くしよう!と意識してはいるのですが、それもなかなか計画通りにいかないので、やはり上手くできている漫画を読む度に感嘆の溜息が漏れます。


──読者の方へコメントをお願いいたします!


ここまで読んでくださってありがとうございます!!11巻もこの漫画を描くことが出来て、読んでいただけて本当に幸せです。11巻は才南と奏人にとって大事な一日になる誕生日回を挟みながら、これからに向けて話が動いていきます。花とゆめ本誌の連載はもうすぐ14巻に突入して、クライマックスに向けて本格的に進んでいく予定です。最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。どうぞこれからも「顔好き」をよろしくお願いいたします!


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浅葉さつき先生

インタビュー


──初コミックスおめでとうございます!『琥春くんの細胞を』を描く際に拘っている部分を教えてください。


ありがとうございます。
こだわりかどうかわかりませんが、キャラクターの“本当”を常に追求しながら描いていました。
特に気を配ったのは、琥春くんの心情です。
彼は複雑なので、本当の気持ちは何で、どんなふうに隠しているのか、自覚の有無など深く考えるのがたのしかったです。
でもモノローグは一切出てこないので、それをセリフと行動だけで表現するのが難しかったです。琥春くんはまったく素直じゃないので。


──琥春くんのふとした時に見せる危うさやアンバランスさに引き込まれます。 琥春くんのキャラクターはどうやって生まれたのでしょうか?


一番初めのきっかけは「居場所のない子供」を描きたいと思ったことです。
大人に見切りをつけて一人で生きていくことを選んだ子供が、今まで欲しいと思わないようにしてきた他人との絆や愛情が、目の前に現れたらどうするだろうと考えて生まれました。
ビジュアルに関しては、当時タレ目キャラの美貌と儚さに胸キュンしていて…自分もタレ目に初挑戦したいと思い考えました。


──読者の方へコメントをお願いいたします!


作品を読んでくださって本当にありがとうございます!
漫画をたのしく描けるのは、読者さんのおかげです。
これからも“本当”を探しながらたのしく漫画を描いていくので、ぜひ応援してくださるとうれしいです。


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      主人公の都羽は料理が取り柄の高校1年生。クラスでもマンションでもお隣さんの儚げな美少年・琥春くんのことが気になっていた。しかしある日、琥春くんが「お小遣い」と引き換えに大人の女性とキスしている現場を目撃してしまう。琥春の秘密を知った都羽は、退廃的な生活を心配して勢いで「ご飯係」を買って出ることに。でも、琥春くんからの「お礼」はいつも過激すぎて…?(この話は、【電子版】花とゆめ 1号(2024年)に収録されています。)

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      完結

      主人公の都羽は料理が取り柄の高校1年生。クラスでもマンションでもお隣さんの儚げな美少年・琥春くんのことが気になっていた。しかしある日、琥春くんが「お小遣い」と引き換えに大人の女性とキスしている現場を目撃してしまう。琥春の秘密を知った都羽は、退廃的な生活を心配して勢いで「ご飯係」を買って出ることに。でも、琥春くんからの「お礼」はいつも過激すぎて…?(このコミックスには「琥春くんの細胞を[1話売り] 第1~4話」を収録しております)

由貴香織里先生

インタビュー


──今まで描かれた作品どれでも構いません。「このシーンを描くのは苦労した!」もしくは「このエピソードを考えるのは大変だった!」というシーンを教えてください。


天禁もGOD childも終わり方には苦労した覚えがあります。大きな舞台の終わらせ方には色々あると思うのですがなるべく絵的に派手に、そして余韻を大事にしてるつもりで描いてますね。


──単行本版1巻の中で続きを描くのはムリとお断りされていたと書かれていましたが、令和に『天使禁猟区』を描こうと思ったキッカケを教えてください。


色々次回作を考える中、今までの話のサイドストーリー的に同じキャラが出るのはどうか、という話が出たときにどうせ出るならちゃんとした続編をキチンと描きたいと思い、実現しました。


──『天使禁猟区』を描く時とは色々異なっているかと思います。『天使禁猟区-東京クロノス-』を描く際に気を付けていることがあったら教えてください。


時代が違うのでどうその時間のズレを埋めるのか、当時の時間軸で進めるのか迷ったのですが、現代に落とし込むことにしたのでそのギャップをどうするか迷いながらやってますね。


──読者の方へコメントをお願いいたします!


昔天禁を読んでいてくださった方々がほとんどだと思いますが私もワタシの中の彼らを崩さないように頑張ってますのでどうか最後まで応援してやってください!よろしくお願いします!


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