名称未設定さんのレビュー一覧
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予想はしていたが、深刻度の桁が
中国の政治を司る共産党幹部、その重要人物に寄生しながら莫大な富をつかんだ人々。
「ビジネス」とはなにか、「人生とはなにか」ということを考えつつも、強大な権力を握るということの理不尽さがありありと伝わる内容。
すでに、大物共産党幹部の更迭をも明確に説明している内容。
単に、中国共産党は権力を集中して自らの富と国民の生活を完全にコントロールしているというのみならず、人生とは何なのか?成功とは何を意味するのか?そんなことを考えさせられた。
中国共産党が腐敗しているということではなく、一部の人が権力と富と暴力を合わせ持った結果、どのようになってしまうのかが良くわかる。
あとは、こ...続きを読む -
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とてもわかりやすい
プラグマティズムとは何か?そのアメリカの建国の歴史の背景から生み出された思想、しかも意識せずに生まれながらにして身につけている考え方、ということが易しく記述されている。日本でいえば「罰が当たる」といった気持ちの構造に似ている。このプラグマティズムを基本的な思想として位置づけたときに、アメリカ人の魂の根本部分がよく理解できてくると筆者はいっているし、私も理解できた。
プラグマティズムの思想についてはわかりやすく記述され、現在の政治にも大きな影響を与えていることを考えれば、これからのアメリカの政治を見る視点もかなり理解しやすくなるのではないかと思える。
プラグマティズムについてざっと理解するための...続きを読む -
読むことを躊躇してしまう内容
あまりにも凄惨な事件であり、本当にこんなことがあったのかとにわかには信じられない。人はここまで悪魔となれるのか、どうやったらこんな心理状態になるのか、単に例外的な人間として片づけられない思いがした。
確かに緒方一家は不幸だったのかもしれない。しかし、現在のおれおれ詐欺に象徴されるように正直でまじめなひとたちが不幸な目に遭うという社会は、歪んでいる。
松永のような人間がこれからも社会に現れないように、出来るだけ社会が努力するしかない。
かつて、インターネット動画で生きている人間の首を切る残酷なものがあったが、この本は活字だけでも同じくらいのショックを受けてしまう内容である。 -
あと一歩
中国の食材がどのような形で、日本の家庭や外食産業に入り込んでいるかについての内容で、基本的には農薬や防かび剤、防腐剤などが使われている可能性を示しているものです。どちらかというと読み物と言うよりもタイトル通りのガイドブックといった感じでした。
外食産業に対しては、どのようなメニューでどのような中国産の食材が利用されているかと言った取材に基づく報告が列挙されている。
とはいえ、果たして中国の食材がどれだけ危険なのかと言うことについては明確に言及している訳ではなく、全ての中国産に利用されているのかどうかもわからない。
ただし、現在の中国国内の大気汚染、水質汚濁、土壌汚染などを垣間見ると、まと...続きを読む -
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