シルバー
レビュアー
  • ラクしてうまくいく生き方(きずな出版) 自分を最優先にしながらちゃんと結果を出す100のコツ
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    過去の著書に似てるが良い本

    著者の類似書を読んだことがある人にとっては、どこかで読んだことがあるという既視感を強く感じるかもしれない。ただ言ってることは至極真っ当でバランスが取れており、書かれていることのいくつかを生き方に取り入れるだけでも人生は好転すると思う。似たような内容の本であってもそうした内容を繰り返し頭に入れるという意味で有意義だと個人的には思うが、過去の著者の類似書を繰り返し読むのでも効果は変わらないかも。

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    2021年06月12日
  • 夢中さ、きみに。
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    この作者にハズレなし

    林くんの話も二階堂くんの話も良かったが、林くんの話の方が後味が良い感じがして好み。「カラオケ行こ!」と「女の園の星」を先に読んでいて作者の学生の描き方とたくみなストーリー構成の面白さは分かっていたが、この本の主人公達の方が密度が濃い気がする。おすすめ。

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    2021年06月12日
  • 女の園の星(2)【電子限定特典付】
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    シュールだけどありそう

    相変わらずありそうでなさそうな女子校の出来事の中で、先生や生徒の生態が淡々と描かれる。うわついた感じに描かれている小林先生が一番人としてまともに見えるという不思議。学生時代を思い出させてくれつつ、シュールさで笑わせてくれる。

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    2021年06月12日
  • 女の園の星(1)【電子限定特典付】
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    不思議な面白さ

    女子校の中でゆったりとした時間が流れていて、その中で実際にありそうな出来事が描かれている。セリフも本当に現実世界の教員でも言ってそうなレベルで攻めている感じ。一つ一つの要素はルポのようなのだが、全体として純粋に面白い漫画になっている不思議。

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    2021年06月12日
  • カラオケ行こ!
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    センスの塊

    合唱部の男子中学生とヤクザの組み合わせ、そしてカラオケ大会へ向けた特訓というシチュエーションでツンデレが展開されるというカオス。人の心の機微とか台詞回しの面白さなど良い点を挙げることはできるが、実際読んでみて間違いなく面白い中にある不思議な空気感を感じてほしい。

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    2021年06月12日
  • ひゃくえむ。(5)
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    凄い密度の漫画で息苦しい

    みんな吹っ切れて結果はともかく、それぞれの走る理由にたちかえることができたようだ。必ずしも幸せだけではないがそれでも走らざるを得ないそれぞれの何かがある。財津の引退時の言葉やトガシの達した心境には生き方のヒントがいっぱい詰まっていたかも。

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    2021年06月12日
  • ひゃくえむ。(4)
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    小宮覚醒

    小宮の挫折、復活までの苦しみ、そしてトガシとの勝負での勝利。この巻の主役は小宮だった。陸上マシーンのような財津の言葉も短いセリフの中に研ぎ澄まされた人生の真実らしきものがこめられていたと感じた。テニスのおまけ漫画も意外な視点変更で面白い。

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    2021年06月12日
  • ひゃくえむ。(3)
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    挫折からの復帰

    部長もトガシと似たような苦しみを抱えて挫折していたが、泥臭く復帰。リレーの展開は少し劇的すぎる嫌いはあるが、爽快感あり。全国大会でのトガシと小宮との再会が楽しみ。

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    2021年06月12日
  • ひゃくえむ。(2)
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    心えぐられる

    陸上に限らずここまでトップレベルの環境で物事に打ち込んだことはないが、主人公や周囲の登場人物の恐怖や葛藤は痛いほど伝わってくる。

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    2021年06月12日
  • ひゃくえむ。(1)
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    半端ない緊張感

    絵に気持ちというか魂というかがこもっているシーンがいくつかあり、綺麗事だけでない強い欲望や恐怖をえぐるようなセリフまわしも緊張感を増している。漫画を読んでいるだけなのに、息を止めているような感覚になった。

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    2021年06月09日
  • 約束のネバーランド 20
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    落ち着くべきところに落ち着いた

    やはり素直なハッピーエンドとはならず条件付きのような形だったか。。。一方ですべてが綺麗に収まるのも不自然なので、ある意味では妥当な結末かもしれない。緻密なストーリーとエマ達の熱い心に引っ張られて1日で一気読みしてしまった。少し間をあけて読み返したいと思う。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 19
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    意外な人達の加勢

    結局、人間の悪玉が一番の元凶で途中の展開は鬱になる。一方で意外な人物や鬼の協力があって再度形勢逆転して、残り一巻でどう着地させるのか?

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 18
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    心鷲掴みされっぱなし

    女王復活、そして再戦。なんだかんだで女王戦は勝つことになるが、欲望について考えさせられた。その過程で主要登場人物の出自が明かされたり、残された最後の敵が分かったりと忙しない巻だった。あと少しで終わりという感じがはっきりしてきて、寂しいやら楽しみやらで複雑。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 17
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    鬼達が虐殺される陰惨な巻

    鬼の女王達がノーマンの策略通りに殲滅されて、ノーマンとエマの関係がどうなってしまうのか?少し鬱エンドの様相を呈してきたが、残りの巻でどのような決着をつけるのか楽しみ。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 16
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    それぞれの正義が対立するのか

    ムジカ探索での何重にもわたる裏切りが悪い形で決着がつきそうなところで結末は次巻にお預け。エマの約束の結び直しもなんとかなりそうだが、その代償が明かされておらずそのままハッピエンドというわけにはいかなさそう。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 15
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    きな臭い展開

    ノーマンは一人でいろいろ背負って暴走気味だし、エマとレイは7つの扉の先で異次元体験中だしで、次がどうなるかまったく読めない。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 14
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    微妙な再会

    ミネルヴァのアジトにたどり着き、意外にもノーマンがミネルヴァであったことが判明。ノーマンとエマ達の再会は良かったが、今度はノーマンとエマの考え方の違いから一悶着がありそうでつらい。。。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 13
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    別れと出会い

    ユウゴとルーカスがエマ達を守って死んでしまったが、あの世で昔の仲間に会えたようである意味ハッピーエンドだったかな。癖のある大人キャラで気に入っていたので退場は寂しいが。一方でミネルヴァが登場して今後また大きく展開が変わりそうだが、本当に味方なのか疑心暗鬼。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 12
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    とうとう追っ手が。。。

    前半は情報収集で比較的安心して読んでいられたが、後半に安住のシェルターがとうとう追っ手に見つかってしまい、味方にも犠牲がでることに。ユウゴとルーカスがしんがりを務めてシェルター脱出というところでおしまい。これ以上、エマの仲間達に犠牲が出ないといいなー。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 11
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    とりあえず一区切り

    狩場での戦闘も臨機応変な頭脳プレーと人間チームのチームワークでなんとか決着。そしてまた仲間を加えて新たな目標じ向かうことに。それにしてもよく練られたシナリオだなー。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 10
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    一進一退

    鬼チームをいくつか撃退するも、人間チームも想定以上の犠牲が出ており計画が崩れつつある。ただ、レオと先輩おじさんが合流して今後の展開に希望が持てたところでおしまい。すぐに次巻を読もう。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 9
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    ハンティングスタート

    敵との狩り合いがスタート。人間チームの非力さをカバーするための知恵と傲慢な鬼チームとの戦い。戦いそのものの行方も気になるが、やはりノーマンが生きていて今後どのようにエマ達に合流するかも楽しみ。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 8
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    急展開!

    目的地への冒険が続くと思いきや、意外な展開。他の農園の子供達や先輩おじさんの過去に絡む出来事も明らかになり次の展開が想像できない。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 7
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    新しい仲間?

    目的地まで全員でたどり着くという目標は達成できたが、結局はまた次の目的地が示されて冒険は続くことに。先輩おじさんのツンデレなのかもっと裏があるのか分からない状況で、今度は先輩おじさんとエマ達の人間関係構築とより危険な冒険が描かれることに。おじさんが良い人だといいのだが。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 6
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    外の世界が明らかに

    農園からの脱出後の外界でのサバイバルに強力な助っ人も加わって、目的地を目指す巻。世界の成り立ちもおぼろげながら分かってきた。一方で助っ人も一筋縄ではいかない感じで次巻以降も絡んできそう。とりあえずは目的地に着いたところで時間におあずけ。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 5
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    ハラハラさせられっぱなし

    ついに脱出に成功したが、外界でも初めての環境に苦戦したり、追っ手に遭遇したりと全然安心できない展開。全20巻なのでまだまだ序盤でここまでハラハラさせられて、残りの15巻が良い意味で思いやられる。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 4
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    思いやりと騙し合いの波状攻撃

    一巻に盛り込まれる内容としれはかなり濃密で、人との別れや仲間をも欺く騙し合いなど、展開も速くかなり楽しめた。フルスコアの3人の中でも信頼しつつもお互いのために騙しあっていて、それもお互いを思いやっていることなのが熱い。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 3
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    絶望感

    相変わらずのドンデン返しの連続。心理戦のかけ引きが敵味方入り乱れて繰り広げられている。最後はママとの絶望的な力の差を見せつけられて終わる。次巻でどう主人公達が抗うのか楽しみ。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 2
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    何重ものドンデン返し

    何重にもはりめぐされた裏切りとドンデン返し。大きな動きではなく心理描写で描かれているのがすごい。新たな建物の秘密や外界のキーパーソンの存在がほのめかされたところでこの巻はおしまい。面白くなってきた。

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    2021年06月06日
  • 約束のネバーランド 1
    購入済み

    絵と設定のギャップ!

    ほのぼのした孤児院での描写からの最悪な事態への落差がすごい。閉ざされた環境での頭脳戦が今後繰り広げられるのだろうが、設定のおどろおどろしさの中で子供達がどのように戦っていくのか。。。序盤なのでとりあえず星4つ。

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    2021年06月06日
  • SPY×FAMILY 7
    購入済み

    ほのぼのスパイ漫画

    最後にヨルさんメインの中編がスタートしているが、それ以外は一話完結型で各登場人物の性格と設定を活かしたドタバタ劇でサクサク読める。これまでの巻にも言えることだが、ただ面白さやアクションを見せるだけでなく人の優しさや成長描いているのが良い。そろそろヨルさんの心の変化も大きくなっていて次巻ではスパイファミリーの関係に大きな変化があるのかも?

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    2021年06月06日
  • 怪獣8号 3
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    フィーチャリング保科

    保科の真の実力解放!こういう癖のある一見サブキャラが、実はかなりの実力者というのはありがちな設定だが、ストーリーの中で違和感なく表現されている。この巻については保科フィーチャーが熱く、保科が主役回。

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    2021年06月05日
  • 呪術廻戦 16
    購入済み

    脹相のための巻

    とにかく展開が速く、誰が誰と戦っているのかが頻繁に変わる。週刊連載で追いかけると状況を追いかけるだけでもしんどいかも。コミックスである程度まとまってストーリーを読めるので、展開の早さの中でもなんとか状況が追え、逆にスピード感があってサクサク読めるのが心地いい。特筆すべきバトルはいくつかあるが、それらを全て凌いで脹相のお兄ちゃん覚醒が熱い。

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    2021年06月05日
  • 新・階級闘争論 暴走するメディア・SNS
    購入済み

    偏向報道に惑わされないように

    一部のマスコミ勢力による思想の押しつけや切り取り報道による世論の誘導などが、これでもかとばかりに実例が挙げられていて気分が暗くなる。おかしな報道や歪んだ正義をトピックごとに暴いて説明してくれている。切り取り報道で無視された事実などを知ることで、ナイーブにSNSやニュースを信じることなく立ち止まって考えることの一助となるだろう。

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    2021年06月04日
  • 葬送のフリーレン 4
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    いよいよ魔法資格試験スタート

    仲間が増えたと思ったらすぐに別の道を歩むことになったり、前巻でスポットで出ただけと思っていたキャラがまた登場したり、作者には予想を裏切られることが多いかも。だからこそ読んでいて飽きないのだろうけど。いよいよ魔法資格試験が始まるというところでこの巻はおしまい。HUNTER×HUNTERのハンター試験のような駆け引きとギミックの多い群像劇ストーリーになりそう。

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    2021年05月29日
  • 葬送のフリーレン 3
    購入済み

    人との出会いっていいものだ

    迫力あるバトルも魔法や駆け引きの末に決着。そしてまた旅は続きいろんな人との出会いと別れを経験していく。この作品では現在の時間軸と過去の回想の交差が抜群にうまく、フリーレン達の人間性を形作った過去の出来事が現在のイベントにうまく反映されている。ファンタジーRPGのような世界観を活かした魔法でのバトルも読みごたえがあるが、長寿のフリーレンの時間軸とより短命な人間の登場人物の交流が双方を成長させているようなところも感動。主要人物の誰の視点でストーリーを追いかけても共感できる点が多い。

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    2021年05月29日
  • 葬送のフリーレン 2
    購入済み

    ファンタジー苦手な人も読んで

    仲間が増えるまでの過程で、人の強さや弱さ優しさなどがうまく表されている。もちろんフリーレンが中心に話が進むのだが、その他の主要人物だけでなくちょっとした脇役の登場人物とのやりとりも心に沁みる。フリーレンの心の機微や人との交流から教訓をえるもよし、バトルやギャグを楽しむもよしの、万人におすすめできる漫画。

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    2021年05月29日
  • 九条の大罪 2
    購入済み

    恩師と対決!

    過去が少し明かされて、依頼人のために恩師と戦うことになった九条。前巻ほどグロはなかったが、介護や相続などを通しての人間の描写がエグい。恩師対決の決着は次巻以降に持ち越しで、今後どのような駆け引きがされるか、依頼人の心は満たされるのかなど続きが気になる。

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    2021年05月29日
  • 葬送のフリーレン 1
    購入済み

    面白くて深イイ

    エルフの主人公の他の種族よりも長寿ゆえの辛い別れと、時間があるからこそ紡げる世代を超えた人とのつながりが、ちょうど良いギャグやセリフ回しで描かれている。堅苦しくないトーンでストーリーが進み、読みやすく単純に面白いだけでなく、人生のあり方も考えさせられる。

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    2021年05月25日
  • フラジャイル(20)
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    熱血医師と岸先生の回

    医療現場の実情、人としての想い、違う立場の人たちの衝突、テーマを損なわないレベルでのギャグと、バランスが素晴らしい漫画。何巻になってもクオリティが落ちないのもすごい。今回の危なっかしいけど熱い医師についての話も、理想と現実の間での医療現場での一人一人の考え方の違いの中で、医者と患者のあり方など考えさせられる。次巻以降の展開が楽しみ。

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    2021年05月22日
  • ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 26
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    ボス戦クライマックス

    最近はスタントの能力が複雑過ぎてついていけなかったが、この巻では比較的スタンド能力とアクションが分かりやすく久々に読んで満足感があった。そろそろラスボスとの戦いも終盤のようだが、この巻の終わり方だともうひと捻りありそう。

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    2021年05月22日
  • アサギロ~浅葱狼~ 23
    ネタバレ 購入済み

    とうとう沖田に異変が。。。

    ときどき昔の巻を読み返さないと人間関係が分からなくなるが、新選組漫画の中では登場人物の人間味がよく描かれている。この巻ではとうとう沖田の肺の病の兆候が出てくる。病気の初期はきっとこのような何気ない症状からスタートして、本人も普通に過ごしていたんだろう。史実を元にしているため沖田の今後は分かっているのだが、それが漫画でどのように描かれるか興味が尽きない。

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    2021年05月14日
  • チ。―地球の運動について― 1
    ネタバレ 購入済み

    地動説をめぐる壮大な物語

    中世の宗教観に支配された環境で、真理を求める心と宗教弾劾に怯える主人公の葛藤が痛々しい。一方で現代人のような言葉使いやちょっとしたギャグ要素が話の重さを軽減して読みやすいものにしている。主人公が本巻の最後に死んでしまうのだが、彼の意志が別の人間に受け継がれていくようで思った以上にスケールが大きい話で先が楽しみ。

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    2021年05月09日
  • 外道の歌(12)
    購入済み

    複雑過ぎる

    こちらの理解力に問題があるのか、登場する勢力が増えてそれぞれの関係性とストーリーを追うのが難しい。特に悪人側。長編だとある程度の複雑なプロットも必要だとは思うが。解決編で全てが繋がって悪人が懲らしめられて終わったら以前のような爽快感が得られるのかもしれないが、今のところは星3つ。

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    2021年05月08日
  • BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 14
    ネタバレ 購入済み

    ひと段落するも追加要素投入

    いったんはボルト側の勝利で一区切りついたが、ナルトと九尾の関係や新しく出てきた器など、次巻以降の展開が気になる。

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    2021年05月06日
  • 転送者 皆川亮二短編集
    購入済み

    皆川亮二ファンなら

    シリアスな状況からコミカルな状況まで、アクションシーンが出てくれば皆川亮二っぽさが全開。長編でみせる王道漫画に近い古めの作品から、野球や将棋を背景とした作品、などバリエーションは多い。一方でこれじゃない感を感じる人がいてもおかしくはなく、万人にはおすすめしづらい。皆川亮二ファンなら話の好みに当たり外れはあっても、画力とストーリーのマッチングもしくはギャップをなんらかの形で楽しめるはず。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(16)
    購入済み

    ここまで全巻クオリティ高く面白

    相変わらずギャグとストーリーのバランスが良い。如月の存在感がここ数巻で増してきていて、少し壊れたイケメン枠で川合とのかけ合いも面白い。何気なく登場した人物がこうしてどんどん主要キャラと絡んで、ストーリーの中でかけがえのない存在になっていくのも自然に行われていて主人公の警察生活の時間の流れも自然に感じる。。一方で登場人物が重い過去と向き合ったり、辛い業務の中で仲間との絆を確認したりといった、考えさせられるトピックも散りばめられている。単純に笑えるだけでなく、読み終わった後の充実感が大きい漫画。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(15)
    購入済み

    人の心の機微とギャグのバランス

    シリアス中編は事件としては案外あっさり終わったが、源親子の不器用な愛情確認が熱かった。悪人も前巻では極悪な感じが、捕まる際には一人の父親として悩んでいる姿もリアルだった。他の短編では、川合のキャラがどんどん強くなってきて、連載開始時の常識人枠から、藤や源に渡り合えるキャラに育ってきて感慨深い。凄惨な話や説教臭くなりそうな話も、この作家の構成とセリフ回しで楽しめるため万人におすすめできる漫画。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(14)
    購入済み

    シリアス編突入

    過去を絡めたシリアス編に突入したようだ。源の父や副署長の奥さんの謎の異動について今後掘り下げられていくと思われる。登場人物のルーツにシリアスに迫りつつも、いつもの漫才のようなセリフ回しで笑いながら読み進めることができる。一話完結型で色々なエピソードを読むのが好きだが、この作品については中編や長編になっても短編の時と同様に楽しく飽きずに読める神構成力が凄い。

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    2021年05月06日
  • ハコヅメ~交番女子の逆襲~(13)
    購入済み

    どの話もセリフとオチが秀逸

    漫才のようなセリフのかけあいが登場人物が口にすると自然なのが不思議。警察自虐ネタ、若干悪意あるイケメンいじり、その中に仕組まれるほっこり人情話、そして完璧なオチ、という神構成。どの巻を読んでもクオリティが高く、作者の力量と安定感に脱帽。

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    2021年05月06日