【感想・ネタバレ】アサギロ~浅葱狼~ 23のレビュー

「新撰組」の作品は数あるが、もうお腹いっぱいという人にも是非読んでもらいたい作品。
剣術メインのストーリー構成と迫力満点の立会い、そして個性豊かなのちの「狼」たちのコミカルなやり取りがこの作品の魅力だ。
沖田総司となる惣次郎は格別の強さと「頭の弱い」感じの微妙なバランスが魅力的。そして、惣次郎が慕う近藤勇は引きこもり気味だが、圧倒的な大らかさと立会時の凄まじい迫力に読んでいて引きこまれてしまう。
そんな二人が通う道場・試衛館には、竹刀剣術とは異なる「斬る」ことを主とした教えと人を引き付ける近藤の魅力で「狼」が次々に集う。一人一人の「狼」を背景から丹念に描き個性豊かに仕上げているのも作品の魅力だ。
ただ、やはり一番の魅力は見ごたえ十分の立会シーン。刀は斬れる。その当たり前を存分に活かした描き口は、迫力がコマから溢れだす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

天真爛漫おバカな沖田総司に結核は似合わないと思っていたけど、やはり史実通りなのね。
病が彼を大人にするのだろうか?寂しい…。
動乱の京都、役者が揃ってきた。
次巻は池田屋事件。

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2021年08月16日

ネタバレ 購入済み

とうとう沖田に異変が。。。

ときどき昔の巻を読み返さないと人間関係が分からなくなるが、新選組漫画の中では登場人物の人間味がよく描かれている。この巻ではとうとう沖田の肺の病の兆候が出てくる。病気の初期はきっとこのような何気ない症状からスタートして、本人も普通に過ごしていたんだろう。史実を元にしているため沖田の今後は分かっているのだが、それが漫画でどのように描かれるか興味が尽きない。

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2021年05月14日

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