【感想・ネタバレ】アサギロ~浅葱狼~ 18のレビュー

「新撰組」の作品は数あるが、もうお腹いっぱいという人にも是非読んでもらいたい作品。
剣術メインのストーリー構成と迫力満点の立会い、そして個性豊かなのちの「狼」たちのコミカルなやり取りがこの作品の魅力だ。
沖田総司となる惣次郎は格別の強さと「頭の弱い」感じの微妙なバランスが魅力的。そして、惣次郎が慕う近藤勇は引きこもり気味だが、圧倒的な大らかさと立会時の凄まじい迫力に読んでいて引きこまれてしまう。
そんな二人が通う道場・試衛館には、竹刀剣術とは異なる「斬る」ことを主とした教えと人を引き付ける近藤の魅力で「狼」が次々に集う。一人一人の「狼」を背景から丹念に描き個性豊かに仕上げているのも作品の魅力だ。
ただ、やはり一番の魅力は見ごたえ十分の立会シーン。刀は斬れる。その当たり前を存分に活かした描き口は、迫力がコマから溢れだす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アサギロで泣かされるとは思わなかった。
お梅は芹沢の孤独も含めて、愛していたのだろう。
他の人から見たら、酷い人間にしか見えなくても、暴力を振うことでしか生きられない哀しさを理解していたのだと思う。
まぁでも男の趣味は悪いよね。絶対、幸せにはなれない…。
芹沢は哀愁漂う素晴らしい大悪党。
総司との対決が楽しみ〜。

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2019年01月04日

購入済み

のめりこんでしまう「アサギロ]

時代背景と個性的で強烈な侍の生きざまを鋭く描写しており、全巻見ごたえがある。

0
2018年08月23日

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