【感想・ネタバレ】アサギロ~浅葱狼~ 7のレビュー

「新撰組」の作品は数あるが、もうお腹いっぱいという人にも是非読んでもらいたい作品。
剣術メインのストーリー構成と迫力満点の立会い、そして個性豊かなのちの「狼」たちのコミカルなやり取りがこの作品の魅力だ。
沖田総司となる惣次郎は格別の強さと「頭の弱い」感じの微妙なバランスが魅力的。そして、惣次郎が慕う近藤勇は引きこもり気味だが、圧倒的な大らかさと立会時の凄まじい迫力に読んでいて引きこまれてしまう。
そんな二人が通う道場・試衛館には、竹刀剣術とは異なる「斬る」ことを主とした教えと人を引き付ける近藤の魅力で「狼」が次々に集う。一人一人の「狼」を背景から丹念に描き個性豊かに仕上げているのも作品の魅力だ。
ただ、やはり一番の魅力は見ごたえ十分の立会シーン。刀は斬れる。その当たり前を存分に活かした描き口は、迫力がコマから溢れだす。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

沖田VS山口や、山口の過去エピソードは面白かった。
が、近藤勇が剣道教授見習い就任の内定を取り消され、不貞寝。
物語が停滞した印象。
とはいえ、次の巻からいよいよ新章に入るらしい。

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2013年03月21日

Posted by ブクログ

斎藤一じゃなかった山口一の過去。親から見捨てられた彼を拾ったのは、人斬りの親方。親方から教えられたことが、彼の全てであった人生。それが沖田によって打ち砕かれ、寄る辺をなくした彼を受け入れるといった近藤勇を拒絶して、どこへ向かうのか。
山口一の加入は、京都でかな。

清河八郎がサイコさんでした。それを利用する山岡鉄舟。ここの関係が、浪士組立案になってるわけか。鉄舟がかなりあくどいです。
そういえば、講武所落選の時に、鵜殿鳩翁登場してますね。彼も浪士組に関わってくる人物でした。

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2019年01月07日

Posted by ブクログ

大胆不敵にて情に厚い、その器の大きさ。
それとは裏腹な出自を気にする小心さ、失望感で半年引き籠ってしまう繊細さ。
なんとも魅力的な、近藤勇です。
皆で吉原へ繰り出すのん気さもこの『新選組』の魅力のひとつ。
でも激動の時代が始まろうとしています。
新章になって彼らは変わっていくのか…いかないのかな?
なんにせよ次巻が待ち遠しいです。

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2013年10月12日

Posted by ブクログ

マンションで読む。再読です。この漫画との出会いは偶然です。別に、期待して読んだわけではありません。面白くて、その日のうちに、全巻読破してしまった。

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2013年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山口一vs沖田総司 そして、近藤さんが、ちょっと引きこもり。
最終ページで近藤さん、復活。
「俺も行くぞ。吉原。」
「誰?」w

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2013年03月29日

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