【感想・ネタバレ】アサギロ~浅葱狼~ 24のレビュー

「新撰組」の作品は数あるが、もうお腹いっぱいという人にも是非読んでもらいたい作品。
剣術メインのストーリー構成と迫力満点の立会い、そして個性豊かなのちの「狼」たちのコミカルなやり取りがこの作品の魅力だ。
沖田総司となる惣次郎は格別の強さと「頭の弱い」感じの微妙なバランスが魅力的。そして、惣次郎が慕う近藤勇は引きこもり気味だが、圧倒的な大らかさと立会時の凄まじい迫力に読んでいて引きこまれてしまう。
そんな二人が通う道場・試衛館には、竹刀剣術とは異なる「斬る」ことを主とした教えと人を引き付ける近藤の魅力で「狼」が次々に集う。一人一人の「狼」を背景から丹念に描き個性豊かに仕上げているのも作品の魅力だ。
ただ、やはり一番の魅力は見ごたえ十分の立会シーン。刀は斬れる。その当たり前を存分に活かした描き口は、迫力がコマから溢れだす。

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いよいよ

一巻のためし読みからどんどん引き込まれました。
新撰組を題材にした漫画で画力、ストーリー、オリジナリティ全部高水準だと思います。早く続きを見たくなる漫画です。

#アツい #深い

0
2022年03月22日

購入済み

沖田総司が病んでいくのが辛い

幕末の複雑な情勢で薩摩と長州と新撰組が絡み合う。時間軸的にはこの巻で1日ほどしか進んでいないが、沖田総司の病状が明らかに悪くなっていて心配。史実に沿っているので今後の顛末は分かってはいるのだが、沖田総司に漫画でひとりの可愛げのある人間としての親近感を与えられているためか見ていて心配になるし辛い。

0
2021年12月09日

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