京都と言えば舞妓さんですが、舞妓さんは、仕込みとして修行期間を乗り越えなければならないし、なりたい少女たちは全国から集まってくるけれどオンでもオフでも京言葉で話さなければならないし、しかも、なってからも芸を磨き続けなければならないという厳しい職業。このお話は、青森から舞妓さんになるために京都へやってきた2人の女の子、仕込みからあるきっかけでまかないさんになったキヨと舞妓になるためにひたすらがんばるすみれの奮闘記でもあり、ふんわりしたグルメ(?)マンガでもあるという稀有な作品です。でもこれが本当に美味しそうで可愛くて、読んでいてたびたびほっぺたがゆるみます。舞妓さんや花街に関する小ネタも満載で、お作法が大変そうだけど、一度くらい舞妓さんを呼んでみたくなるかも。
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お止め(躍りの稽古に集中できない、京言葉が覚えられないなど、舞妓さんとしての振る舞いができない仕込みさんに宣告される辞職通告)を受けたものの、青森のおばあちゃんに仕込まれた料理の腕を見込まれた才能が役に立ち、おかあさん(市の屋形の女将さん)から新任のまかないさんとして、再起動を果たした野月キヨ。そんな中、共に青森から京都に上京してきた親友の戸米すみれが、同期生の中で1番に舞妓さんデビュー(店出し)が決まります。舞妓さんデビューを果たしたすみれ(百はな)と、毎日を大切に過ごすキヨ。みんな、毎日の食事で元気になれそうです。
匿名
すーちゃんのしなやかな芯の強さとキヨさんのあったかい優しさがいいです。まだ10代の女の子達の集まりですが、プロはすごいなぁと思います。
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エビチリ、とんかつ、グラタン、シチュー、オムライス、かに玉、ギョーザをひとりでどんどん作っちゃうキヨちゃんすごい。ホットケーキもいいなあ。からあげ食べたい。コバラおやつありがたいね。なべっこ団子おいしそう。久しぶりに焼きそばも食べたいな。
青森の郷土料理
青森県の郷土料理がたくさん登場して面白かったです。ひっつみ汁、なべっこ団子、ラグノオのスイーツ。なべっこ団子は一部の地域だけで、食べたことがない青森県民もいるとおもいますが。子供の頃は祖母や母が作ってくれた郷土料理を、自分で作りたくなったな。
あまり描かれないテーマ
舞妓さんをメインに描いてしまうと読みにくくなってしまうと思うのですが、舞妓さんを支えるまかないさんと料理をメインにしていて読みやすかったです。
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おばあさんに料理とか教えてもらわなかったら、舞妓さんになれないまま、挫折を味わうところだったでしょうが、まかないさんとして舞妓さんを支えるキヨちゃんはすごいです。作中のごはんも美味しそうです。
飯テロだ!
たまたま寝る前に読んでしまいました。どれも美味しそうで美味しそうで…腹が減ります。やっぱり食は人の根源ダナーと実感します。すーちゃんの気張りすぎは見ていてハラハラしちゃう
一緒に京都に、舞妓目指して
青森からキヨと一緒に来たすーちゃんが、今回は舞妓さんとしてデビューを果たして…と、一気に階段を駆け上った巻。
1巻でも絵で出てきたあの枕はやっぱり寝にくいんだね…そうだよね‥何とかならないのかな…とうっかり思ってしまったけれども。
今回はとてもからあげが食べたくなると思います。前回は親子丼。
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キヨちゃんと一緒に、青森から京都へ来たすーちゃんが、舞妓さんになるまでの話が詰まっています。そしてそれを支えるキヨちゃんも大活躍です!
1巻に引き続き、絵のタッチや細々とした小物などがとても丁寧に描かれ、素敵な内容になっています。作者の方が、舞妓さんやそれを支える人たち、そして京都という場所に尊敬というのか、敬意というのか、そういうものを払っていると感じました。
舞妓さんについて
舞妓さんの礼儀作法など自分の知らなかったことを知れて興味深いお話でした。人間関係の繋がりでお互い前向きに頑張っているのが凄いなと思いました。
まばゆいほどの友情
同郷の舞妓すみれが見習いさん、そして華やかな舞妓デビューを果たすようすがクローズアップされている2巻。
ぐっと惹かれるのが、主人公キヨとの友情、二人の優しさを象徴するような暖かなご飯だ。
同じ場所から京都にやってきて片方は舞妓、片方はクビになりまかないさんとして重宝されているとはいえ、嫉妬や妬み等あってもおかしくないのに主人公のキヨはそういったところが全くない。むしろ心から大喜びし、舞妓として忙しい日々を送るすみれのために必死になるのである。
一方すみれも、キヨの優しさに報いたいと自分を追い込み日々邁進する。それを取り分けなにか口に出して言うわけでもなく、ごく当たり前に二人の空気感としているのだから微笑ましさが募る。
体力をつけてもらおうと勝負飯を出しまくるキヨ、そんな彼女の心を汲んで完食し、また仕事へ赴くすみれ。時間がとれないすみれに、短時間で栄養がとれるメニュー探すキヨ。キヨのくれる日々に、恥じない舞子になれますようにと神社に祈るすみれ。作中をまとう優しい空気に、とても癒される漫画である。
すみれさんデビュー
舞妓さん、実情を知っている京都の女の子はならない、とも聞きました。
キヨさんは賄い担当でたまに洗濯等もしているようですが、一緒に上京(この辺が如何にも京都っぽい言い回し)したすみれさんはかなりの逸材、ということで舞妓さんデビューをして……青森の料理も引き続き出てきていましたね。
匿名
舞妓さんではなくて、舞妓さんのまかないさんメインの話は珍しく、知らないことも多く面白いです。きよちゃんとすーちゃんの関係が良い!ほんわかしたストーリーで、続きが楽しみです。
好きな作品
食べることが好きな方、ほんわりした時を過ごしたい方、花街のことを知りたい方、おススメです。気持ちが和らいでいきます。ストーリーの中に変な葛藤もないし、なんのひっかかりもなく、喉越しの良いマンガです。
キヨちゃんの性格が良すぎて驚く。すみれの事を心から応援して、身体の心配もしてる。羨ましさや嫉妬も無い。そんなキヨちゃんを尊敬する。
舞子さんになるために
今回はまかないさんのお仕事はあまりありません。そのくぁり主人公の友人が、舞妓さんになる過程を通して舞妓さんってこうしてなるんだって見ることができます。どんなお仕事もきちんと学んでスキルを上げることって大事なんだねってことがよくわかります。
健気で、可愛らしい。
舞妓さんの普段の生活が覗けて、興味深い。青森から、二人で出て来て、一人は、舞妓さんになれたけれど、一人は、なれずに、まかないさんに。でも、めげてない所が良い。一生懸命に、舞妓さん達を、支えている。健気で、可愛らしい。
まかないさんの日々
舞妓さんになるために京都に来た女の子がひょんなことから舞妓さんたちの胃袋を支えるまかないさんとして働く日々を描いたお話の第二巻。
タイムセールでたくさんの食料品を買い込んで満足気味のキヨ。
帰り道に舞妓さんの見習いとしてお付きをしているすーちゃんことすみれを見かける。
そんな彼女もついに舞妓としてのデビューが決まった。
キヨはお祝いにプリンアラモードを作るのだった。
デビューに向けて日々練習するすーちゃん。
そんな彼女の助けになるようにキヨはエビチリやトンカツ、グラタンなどボリュームのあるメニューを作って応援するのだった。
デビューに向けて頑張っているすーちゃん。しかしちょっとお疲れの様子。
キヨはそんな彼女の為に地元でよく作ったイカメンチを振舞うのだった。
すーちゃんが初めて髪を結いあげる日。
姉さんたちは初日は眠れなかったと当時のことを振り返る。
そしてすーちゃんも結い上げた髪と箱枕で眠れず寝室を抜け出す。
台所ではキヨが甘酒を温めてくれていた。
それを飲んで体をあたためるすーちゃんだった。
キヨが日々忙しくまかないさんとして働くもの舞妓さんたちを支えるため。
その舞妓さんにすーちゃんもこれから加わる。
周囲から期待されていること、本人が完璧主義なところが気負いすぎている感じも出ているがしっかり結果をだしてほしい。
Posted by ブクログ
【花街の用語等の覚え書き・感想つぶやき】
第9話
・店出し
舞妓デビュー
第11話
・男衆(おとこし)さん
さすがに「おにいさん」呼びなんだな
第12話
・舞妓さんは地毛を結い、芸妓さんはかつら
舞妓時代の地肌への負担から禿げやすいとは聞いたような
第13話
・舞妓としての名前
これについては(付け方を)あまり知らなかったな
京都じゃなくて江戸の辰巳芸者は男名だよね
第15話
・お茶屋見習い
これも私は知識が曖昧だった
仕込み→舞妓見習い(お茶屋見習い)→店出しの順か
第17話
・舞妓さんのだらり帯、見習いさんの半だら帯
だらり帯は知ってたのに、半だらまでは気づかなかった!
第18話
・百はなちゃん(すーちゃん)の店出し
冠婚葬祭のようなせわしなさ……
第19話
花街関係じゃないけど
ここでラグノオささきが出てくるとは……
(このアッブルパイは昔の職場の女の子が地元青森からお土産で買ってきてくれて、みんなで食べたよ
あと、つまんでりんご好きだったのになあ)
Posted by ブクログ
すーちゃんが早くも百はなとして店出しをすることになる。
友達が100年に一度の逸材と言われることを、妬んだり悔しがったりするでもなく
自分のことのように喜べるキヨちゃんはとても貴重な存在だと思う。
雪かきの音で郷愁を覚える感じ、よくわかる。
ところどころの「ごはんメモ」
タイトルにある「ごはんメモ」
↑このメモですが毎度1ページです
話中に出てくる食べ物に関係する事や
レシピ等が出ているのですが
それを見るだけで食欲がわいてきます
Posted by ブクログ
すーちゃんの舞妓デビュー。キヨのことを思って手を離したすーちゃんを抱きしめるキヨ。「キヨちゃんだけはすーちゃんでええよ。」も、すーちゃんのお願いごとも、いつもの味もみーんなすーちゃんを支えてくれてるんだな。すーちゃん頑張り過ぎて倒れなきゃいいんだけど…
Posted by ブクログ
断捨離よろしく、
運命を好転させるのに必要なのは、
「捨てる」ことなんです。
これ、
意外に難しいし、できてないし、「捨てる」って事がわかってない方が多い。
流れながら受け入れることなんですけどね。。。
「キヨ」ちゃんを見習わなければ!
第9話・キヨちゃんとすーちゃん
「すーちゃん」とは幼馴染なんですか。
青森からの同郷からの友達さんと同じ職場で働く。
しかも、
「すーちゃん」はかなりの天才!
で、
ついに舞妓デビューってことでプリンアラモード!
ぷりんはご褒美ですからね!
第10話・特別な日のためのごはん
「すーちゃん」が舞妓さん頑張れば、
「キヨ」ちゃんは仕込みさんを頑張る!
レシピ増やしてるみたいね。
つか、
「キヨ」ちゃんコーヒーだけでなくクッキーもお手の物ですか!
いいなぁー。
で、
「すー」ちゃんにはがんばれではなく、
ごはんで伝える友情がステキ!
第11話・秘策のごはん
男衆と書いて「おとこし」さんって読むんだ!
芸妓さんや舞妓さんに着付けする男性のことらしいね。
つか、
20kgもあるの舞妓さんの衣装。。。
死んじゃうよ。
夏は暑いよね。
無理ぽ、かぐりんには無理ぽ。
うらやましいね。
こういうとき思い知らされる。
郷土料理っていうのかな?
懐かしい味を持ってる人が羨ましい。
埼玉育ちなんで、
そういうのないし、母親は料理できない人だったんで母の味ってのも知らない。
そういうのがある人を羨ましいと思う。
だからかな、
自分の味を模索したいって思って料理するのかも。
まだまだ初心者で下手すぎですけどね。。。
料理でもないしな、まだ調理や。
ちなみに、
ちょっと食べてみたいで「イカメンチ」さん。
美味しそうやね!
第12話・眠れない夜のために
舞妓さんって髪を結ったら1週間そのまま?
もちろん寝る時もそのままですから寝れない!
つか、
髪の毛洗うのも1週間に1回ですか!
相撲取りの髷なんかもそうなのかな?
で、
寝れないから甘酒ですか!
太るぞ!
第13話・ずっと決まっているもの
子供のころは確かに「名前」って気にしてたね。
かぐりんの本名は素朴すぎて。。。
苗字も名前もありきたり。
占い師の名前をいただいたときはちょっと嬉しかった。
「かぐら」ですよ。
苗字だったり名前だったりしてますが基本は「神楽」です。
今は「神楽ひかる」
ちょっと年を重ねて「ひかる」ってのがちょっといらないかな?
そのうち、
「神楽」のみで行こうかなって思ってる。
で、
「すみれ」っていいと思うけどな「すー」ちゃん!
で、
「すー」ちゃんの、
舞妓ネームが「百はな(ももはな)」に決定!
でも、
「キヨ」ちゃんは「すー」ちゃんと呼ぶ!
それがいい!
第14話・同じ雪を見ている
「キヨ」ちゃんの雪かきは特別なんです!
by1巻
第15話・仕込みさんの朝
仕込みってのは舞妓さんになる前の修行期間のこと!
舞妓さんの身の回りの世話や洗濯や掃除にお使いをすると。。。
パシリやん!
第16話・私の食べたいもの
あまりにも「からあげ」が食べたくって、
つい口に出ちゃうと。。。
末期症状やね。
もう、
「からあげ教」に入るしかない!
で、
「キヨ」ちゃんも「すー」ちゃんも食べたかったものが一緒!
「からあげ」は最強やで!
でも、
マヨネーズは邪道!
第17話・見習いさんの夜
舞妓さんは帯の長さで見習いかどうかわかる!
短いのが見習いさん。
つか、
クッキー食べたくなってきたなぁ。。。
「森永」の「ムーンライト」が好き!
第18話・店出しのいちにち
「店出し」とは見習いを卒業し舞妓さんになるデビューの日!
お祝いの日でたくさんの来客があると。
で、
青森では「なべっこ団子」なるものがハレの日のおしるこスイーツなんだそうです。
いただきたいな、それ!
つか、
火打石って素敵よね。
第19話・憂える時のごはん
まいっとるの時は美味しいものを食う!
基本です!
でも、
焼きそばかぁ。。。
た、
食べたくなる!
3巻は帰省するの?
楽しみにしてるんで早く出して!
って、
秋に出るの?
意外に早いね!
待ってる!