京都と言えば舞妓さんですが、舞妓さんは、仕込みとして修行期間を乗り越えなければならないし、なりたい少女たちは全国から集まってくるけれどオンでもオフでも京言葉で話さなければならないし、しかも、なってからも芸を磨き続けなければならないという厳しい職業。このお話は、青森から舞妓さんになるために京都へやってきた2人の女の子、仕込みからあるきっかけでまかないさんになったキヨと舞妓になるためにひたすらがんばるすみれの奮闘記でもあり、ふんわりしたグルメ(?)マンガでもあるという稀有な作品です。でもこれが本当に美味しそうで可愛くて、読んでいてたびたびほっぺたがゆるみます。舞妓さんや花街に関する小ネタも満載で、お作法が大変そうだけど、一度くらい舞妓さんを呼んでみたくなるかも。
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Posted by ブクログ
なんだか、最近の話と少し変わった空気感が漂い始めてまた面白くなってきた。
今までにあったほっこり感が姉妹の話や美味しいご飯の話とお馴染みの様相で語られ、懐かしいような落ち着くような、そんな中の市のおかあさんについてのある事実がしれっと語られる。
253話は、台詞少なに絵の描写で魅せるページの様子と淡々としながらも知っている胸が締め付けられるサヨナラの時が丁寧に描かれていて目頭が熱くなり、なんか、今までと違うぞ、この巻…という気持ちが湧き起こります。
百子さんねえさん、市のおかあさん。
どちらかといえば今までフォーカスされていなかった脇を固めていた人たちの新たな一面、事実が描かれ、なになに!聞きたい聞きたいと百はな状態。
次巻が楽しみ!!!!
雰囲気変わったなー
屋形のお母さんが回を増すごとに柔らかく可愛らしい雰囲気、表情になってるのが可愛らしくてほっこりします。ポロッと出る素顔が凄く好きです(笑)
あとは作中の舞妓ちゃん達が成長しているからか、これまでころころ可愛らしかった女の子だったのに今回からは(今巻気付いただけかも)女性らしい表情とか絵柄?になって、大人になってるなぁとしみじみ成長を感じました。
次回がまたこれまで触れなかった話なのでとても楽しみです。
ほのぼの時々切なさ
今回は結構舞子さん寄りのお話。屋形のこともよく出てきました。花街の知識があまり無いのでいつも「へぇー」と思いながら読んでいます。屋形のお母さんの娘が別の道に旅立つ寂しさって何となくわかります。いつまでも同じではいられない…切ないー
ストーリー性
20巻も超えて、お話により一層ストーリー性が出てきました。変わらない日常のようでいて、時が進んでキャラクターが成長していく姿にこれからも期待です。次巻の過去編も気になります。コンスタントに新刊が出てくれて嬉しいです。
Posted by ブクログ
冬のキンとした空気とほんのりの寂しさを漂わせた感じのお話が多い印象。
市のお母さんとお兄さんのお話とか、舞妓さんをやめるお姉さんの話とか、良かったな。
そういうなかでも変わらない、キヨさんのたんたんとしていてあたたかい空気はホッとする〜
Posted by ブクログ
キヨちゃんからあげ研究中。鶏がらスープとって作るとお料理おいしくなるよねえ。明日はうちも煮込みにしよう。牛だけど。肉だんごとさつまいものクリーム煮おいしそう。しゃけと栗の炊き込みごはんて!作ってみたいわあ。天ぷら怖くて家ではできない…キヨちゃん勇者。小豆たくさんいただいたから、おしるこ作ろうかな。お料理にも使いたいな。けいらん…気になる。過去のお話も気になる。
いってきます
花街を去ることを決めた舞妓さんのエピソードが印象深い。
最後が、お元気で、とかではなく「いってきます」なのも良い。
そして次巻、市のおかあさんの若い頃が!?