目が覚めたら海の上、同じ境遇の男女と突如奇妙な無人島で生活することになったナツ。
昨夜は家族とご飯を食べてベッドに入ったはずなのに…。
実はこれは「7SEEDS」と名付けられた国家的プロジェクト。
隕石の衝突で地球が壊滅的な状況に陥ることが判明し、人類滅亡を防ぐため冷凍保存されていた7人の男女。
目が覚めたのは、人類が滅亡した、未来の日本だったのです。
昨夜一緒にご飯を食べたはずの家族も、愛した恋人も、本当はとうの昔に亡くなっていて、突然突きつけられた過酷な現実の中で生き抜かなければならなくなった少年少女たちの物語です。
括りは女性マンガですが、この規模感は女性マンガだと思って読んだら衝撃を受けるレベル。大切な人を、いま大事にしたいと思えるマンガですよ。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
相変わらずエグすぎる
大量のきのこはしいたけだった
動物や植物にも寄生してしまう
新巻&あゆが花たちに追いつく
美鶴さんと吹雪たちが危険だと伝えようとするが、山火事も相まって時すでに遅し
なんとかみんなで逃げるが、火に焼かれながら死んでいく犬たちを見て新巻は慟哭する
花たちは罪悪感に苛まれ、新巻に対する気持ちはあるがあゆに譲らざるを得ないとも思う
山火事はみんなの集落にも届こうとしていた
パニクる一同の前に、百舌が現れる
夏Aを叱責するがハルが反撃する
Posted by ブクログ
もう二度と、読み返せない気がするこの巻。
吹雪と美鶴さんの最期と、本当のお別れが、
辛くて辛くて仕方がなかった。
いつか別れはくるって思ってたけど、まさかあんな形で
お別れすることになるとは。
我慢しても勝手に涙がぼろぼろと…。
表紙を見ただけ泣けてくる。
冬チームのお話は、これで一区切りかなあ。
大切なお話だから、1巻から読み返す時には、
また読んで、また泣くんだろうな。(笑)
山火事を経て、みんなが北に集まりはじめている。
合流して、どうなるのか、まだまだ波乱だらけだよね。
ナツたちはどうしてるんだろう。
Posted by ブクログ
表紙を見た時点で「新巻さんメインなんだ!」と思ってワクワクして読んだけれど、こんな展開だとは思わなかった…。
あゆが新巻さんに伝えていた言葉と、前に新巻さんが源五郎に伝えていた言葉がここに来てリンク。
ハッと気づいて、号泣。
あの時新巻さんは動物たちの事を「感謝もしないし恨みもしない」というような事を言ったけれど、それでもやっぱり吹雪と美鶴さんに「楽しかったか?」と言いたくなったんだな、とか。
ふわりと出てきた吹雪と美鶴さんは、これから人と生きていく新巻さんに対して正面から目を見ることはしなかったな、とか。
読み返すたびに気付くものがあったり。
最初読んだ時はただただ手を震わせて泣きながら読むことしかできなかったから…。
ここに来てハルと夏A&秋チームにも展開。
百舌が出てきて青ざめる夏Aにちょっと違和感。そして気付く。ちょっと前に安居と涼が、この巻ではあゆが、先にちょっと覚醒というか「学んできた意味に気付いた」けれど、大きな展開がなかった残りの夏Aはやっとここで、ハルのあの言葉でちょっと進めたのかなあと思った。
そして、ここでみんなが北に、前に花がふと思い出していた佐渡に、向かっていくのかなと思ったり。
続きが早く読みたい!
Posted by ブクログ
5つのグループの中で
夏Aの話も悲しいけど冬も悲しい過去があるだけに
今回の話は涙なしでは読めなかった・・・
「必死で生きて必死で死んでいく」
それが自然の摂理だとしても、辛いなあ・・・
残念な気持ち
美鶴さんと吹雪が死んでしまうところは泣けました。シイタケが未来ではこんなに強いなんて思わなかった。山火事まで起きてまた続きが気になります。
Posted by ブクログ
あれ、何で今になって、昔の新巻さんなのかな?と表紙を見て思った方!
気をつけないと、電車でもカフェでもどこにいても、うっわー!!!と声を上げてしまいますよ。
いつもは冷静でやわらかく笑っている新巻さんが取り乱し泣き叫ぶ姿は、もう涙なしには読めないです。
美鶴さんと吹雪はだいぶ高齢だったから、いつかはくる別れなんだけれど、こんな別れになるなんて。。
新巻さんの隣で、背中を抱きしめるのは、花ちゃんではなくあゆだったのですね。
きつい言葉を吐くのも、新巻さんには無関心ではいられないからこそ。
素直でないように見えて、あゆなりの直球の愛情表現なのでしょう。
(しかし、オブラートというものを知らないよね…)
それにしても新巻さんと花、微妙な線が引かれているようでもどかしく、もっと心のままに生きればいいのになぁとも思われ。。
これから、分かれていたメンバーがだんだんと合流していきそうですね。
相性の良し悪しがありすぎて面白い。
Posted by ブクログ
この漫画は本当に続きが気になる。
新巻さんの、子どものように泣き叫ぶ姿に心が痛んだ。私は犬は特別好きってわけではないのだけど、それでも走馬灯のように今までの歩みが描かれていたシーンでは涙が出た。犬好きの人にはたまらなかったんではないかな。
あゆのような冷静な言葉と、花のように同じ感情をもって寄り添う(できなかったけど)のとでは、一体どちらが新巻さんにとって救いとなるんだろうか。
そしてあゆも今後、大切な人との死別を経験して、そういう感情を学んでいくのかな。ってイヤだ~あゆの成長は嬉しいけど、そんなシーンは見たくないよ!
本当に続きが気になる漫画。