ギャラクシー銀座作品一覧

  • ギャラクシー銀座 1
    完結
    4.2
    暗い部屋でひとり身支度を整える、ライブ前の竹之進。幕の外から聞こえてくる観客の声に耳を傾けながら、徐々に自身のボルテージを上げていく。満を持してステージに登場すると、そこには大声援を送る観客の映像が映ったテレビと、イタズラ用の固定電話機があって…
  • すべて忘れてしまうから
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    ベストセラーになった『ボクたちはみんな大人になれなかった』の 燃え殻による、待望の第2作! ほぼ忘れてしまった出来事だらけで、文章の途中で立ち止まってしまった。やっぱり書いておいてよかった。あの夜、編集のTさんに無理やり誘ってもらってよかった。だって良いことも悪いことも、そのうち僕たちはすべて忘れてしまうから。―――――本書より いまはもうない喫茶店、帰りがけの駅のホーム、予定のなかったクリスマスイブ、入院した病院の天井、安いビジネスホテルの廊下、知らない街のクラブ、朝のコンビニの最後尾、新幹線こだまの自由席、民宿の窓でふくらむ白いカーテン、居場所のないパーティー会場――。 ふとした瞬間におとずれる、もう戻れない日々との再会。ときに狼狽え、ときに心揺さぶられながら、すべて忘れてしまう日常にささやかな抵抗を試みる「断片的回顧録」。 装画は『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』『クリームソーダシティ』などで知られる漫画家、長尾謙一郎
  • バンさんと彦一
    完結
    4.5
    I love youそのひとことが言えなかった。名作『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』の果てに迷い込んだ、純愛ラビリンス。バンさんの心が...ぜんぜんわかんないよ…!!!『おしゃれ手帖』に登場したあの名コンビが帰ってきた…!!!海を愛する太陽族の大男〈バンさん〉と、彼を慕うナイーヴな小男〈彦一〉が織りなす、切なくも甘い日々--。雑誌『Quick Japan』にて好評を博した連載「バンさんと彦一」オリジナル全11話+未収録1話を収録した、あるクソ暑い夏のメモリー。
  • 夢に迷って、タクシーを呼んだ
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    燃え殻の話題作『すべて忘れてしまうから』の完結編が待望の書籍化! 童話“鉛の兵隊”は、焼かれた後に心臓だけが残りますよね。燃え殻さんの言葉みたいだな。 ―――斉藤和義 繰り返される緊急事態宣言、武士が見える女、趣味がフットサルの男、グレーな宿泊施設、退職代行サービス、青春の使い方、破られた学級新聞、タマゴサンドと牛乳、磯丸水産の夜、首都高速を走る車の音、渋谷円山町のワンルームマンション、叩かなくてもホコリの出る人生――すべて忘れてしまうから。 自身の日々の体験を基に、いつか忘れてしまう、でも心のどこかに留めておきたい記憶の断片を、抒情的に、時にユーモラスに綴った、燃え殻による断片的回顧録・完結編。読み終わったときに、忘れていた自分の大事な記憶を思い出したり、鬱屈とした気持ちが少し楽になったり……コロナ禍の今、先の見えない毎日を過ごす私たちにそっと寄り添ってくれる一冊になっています。物語を彩る装画・挿画は『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』『クリームソーダシティ』などで知られる漫画家・長尾謙一郎氏が手掛けます。

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