神の手 下作品一覧

  • 神の手(上)
    3.7
    1~2巻717円 (税込)
    21歳の末期がん患者・古林章太郎の激痛を取り除くため外科医の白川は最後の手段として安楽死を選んだ。だが章太郎の母・康代はそれを告発した。殺人か過失致死か。状況は限りなく不利だったが謎の圧力で白川は不起訴に。背後に蠢く安楽死法制定の画策と世論誘導。マスコミを使って阻止を図る康代。白川は困惑しつつも激流に呑み込まれていく。
  • 奇蹟審問官アーサー 神の手の不可能殺人
    3.6
    島田荘司を継ぐ者、柄刀一の神髄。読まずして“本格”ファンとは言わせない! 不可能状況下で連続殺害されていく現代の聖者“十二使徒”。オカルト情報誌記者・室田が遭遇した難事件に、この世の「奇蹟」の真偽を認定するために放たれたバチカンからの使者、“奇蹟審問官”ことアーサー・クレメンスの漆黒の瞳が挑む! これぞ奇蹟と対峙する至高の本格推理。島田荘司を継ぐ者、柄刀一はついに神とも対決する!
  • 再建手術、承ります
    -
    1巻880円 (税込)
    <再建外科とは、癌の切除後や外傷によって失われた組織を再建する外科分野です。 (中略)私たち再建外科医は、手術を通して三つの再建を行っています。 そのうちの二つは「機能」と「形」です。食べる、話す、持つ、歩く、座るといった機能と、顔貌、指、乳房などの形です。 「機能」や「形」を再建することは、患者さんが自分らしさを取り戻し、心身ともに元気になっていただくことにつながります。 つまり三つ目の再建は「心」です。(プロローグより)> ──すべては患者さんの「自分らしさ」を取り戻すために、 顔面、乳房、四肢、そして体幹の再建に挑む、“毎日が臨戦態勢”の熱き外科医のノンフィクション! <目次> プロローグ I 頭頸部再建 CHARTカルテ[1]下顎の再建「QOL」とは CHARTカルテ[2]舌の再建「再起」とは CHARTカルテ[3]頬の再建「傷痕」とは MONOLOGUEモノローグ[1]手術は芸術か? II 乳房再建 CHARTカルテ[4]乳房の再建1「乳房」とは CHARTカルテ[5]乳房の再建2「インプラント」とは CHARTカルテ[6]乳房の再建3「再建する理由」とは MONOLOGUEモノローグ[2]「神の手」でも秘儀でもなく III 四肢再建 CHARTカルテ[7]小指の再建「指の数」とは CHARTカルテ[8]アキレス腱の再建「歩く」とは MONOLOGUEモノローグ[3]お風呂に入れないなんて IV 体幹再建 CHARTカルテ[9]お尻の再建「座る」とは CHARTカルテ[10]褥瘡の再建「続ける」とは MONOLOGUEモノローグ[4]外科医修業の道 エピローグ
  • 64(ロクヨン)(上)
    4.0
    警察職員二十六万人、それぞれに持ち場がある。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。

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