屍鬼作品一覧
-
3.8“これから起こる殺人”を通報してきた男に翻弄され、不可能犯罪の謎に挑む刑事を描いた「死の警告」。『シカゴ・ブルース』で忘れがたい印象を残した青年探偵エドとアムおじが活躍する「女が男を殺すとき」「消えた役者」。検死局で起きた不可解な死体損壊事件「球形の食屍鬼(グール)」。稼ぎの10パーセントと引き換えに、ある男に自分のマネジメントを任せた俳優志望の青年の数奇な物語「死の10パーセント」など、本邦初訳3作を含む全13編。謎解きミステリ、〈奇妙な味〉等、『短編ミステリの二百年』の編者が選りすぐった多彩な名作短編のフルコース!/【目次】序文――フレッド・ブラウンを思い起こして=ウィリアム・F・ノーラン/5セントのお月さま/へま/女が男を殺すとき/消えた役者/どうしてなんだベニー、いったいどうして/球形の食屍鬼(グール)/フルートと短機関銃のための組曲/死の警告/愛しのラム/殺しのプレミアショー/殺意のジャズソング/死の10パーセント/最終列車/編者解説=小森収
-
4.0
-
4.5黄泉の鬼・屍鬼を祓う、美少女の屍鬼祓師(しきはらいし)・一宮晶良(いちのみやあきら)。 そのマネージャー兼相棒をしている俺・諏訪陽仁(すわはると)の二人は、行方不明者を捜す依頼を受けて岡山県の孤島・塩飽島(しわくじま)に巣くう、妖しげな新興宗教・眼暗教(まなくらきょう)の調査に向かった。 そこで俺たちの行く手を阻んだのは、全身が鳥肌になるような不気味な異形の姿だった! 不思議な力を持つ晶良は、孤島で謎の化け物と死闘を繰り広げることとなった! 晶良の背中は俺が守る――!! 屍鬼祓師(しきはらいし)・一宮晶良(いちのみやあきら)が事件の背後に潜む大きな敵に挑む!
-
3.3桑の花咲く新月の晩、神が乙女を攫いにやってくる… 悪霊や黄泉の鬼を祓うことを生業としている一宮晶良とその助手・諏訪陽仁は、鎮魂祭の依頼を受け、熊本県矢沢町を訪れる。 そこでは十代の少女たちが次々と昏睡状態に陥り、そのまま肉体が琥珀色に硬化してしまう奇病に侵され変死していた。 矢沢町には古より、桑の花咲く新月の夜、神が人間の乙女を娶りにやってくるという、オカイコ様の嫁取り伝説があった。 折しも町は、二百年に一度の大祭であるオカイコ祭りの季節――オカイコ様を祀る扶桑寺では本尊の即身仏が二百年ぶりに開帳されたが、その即身仏と少女たちの変死体は酷似していて……。 美麗の拝み屋が怪奇事件の謎に迫る伝奇ホラーミステリ!
-
4.0時は平安。黄泉の封印をとくための鍵として、紅蓮の魂は屍鬼に取り込まれてしまった。封印を守るため紅蓮を殺すしかないのか!? 逡巡の果て、昌浩はある一つの決意を胸に、宗主が潜む出雲の国へと出立する!! ※本書は、平成十五年八月、角川ビーンズ文庫より刊行された『少年陰陽師 焔の刃を研ぎ澄ませ』を改題したものが底本です。
-
5.0
-
-高校生・一馬は、隣家の三姉妹の長女・理美とホラー映画に出かけた帰り、映画に出てきた“屍鬼”によく似た怪物に襲われる。一馬は重傷を負い、理美は怪物に連れ去られてしまった…。半年後、今度は理美の妹・真咲が行方不明となり、必死に行方を捜す一馬の前に、ギターを携えた少年・良人が現れる。彼は禍々しい煉獄の天使を呼び出し、屍鬼の群れを焼き払うと一馬に言った。「現実は簡単にひずんで、壊れる。壊れた現実の中でなら、どんなものでも存在が許される。屍鬼でも、なんでもね」それは現実をひずませ悪夢を具現化する寄生体“エキサイター”との、戦いの始まりだった…。
-
-この世を死の世界に変えてやる――!! 邪悪な神に魅入られた琢磨の野望を打ち砕くため、霧人はかつての兄弟子と戦うことになる。 七年前の一族の後継ぎ争いで敗北した琢磨は、自分の力を封じようとする同胞たちをほぼ全滅させた。琢磨の封印に失敗し、傷を負った霧人は七年間昏睡していた。 目覚めた彼は今度こそ兄弟子を封印せねばならない。霧人は琢磨を追って屍鬼を狩る――!
-
-
-
3.0
-
3.8