偕成社 カーテンコールはきみと作品一覧

  • カーテンコールはきみと 演劇はじめました!
    4.3
    ひとりじゃムリでも、 ふたりなら、きっとだいじょうぶ! 中学1年の律希は、あこがれの演劇部に入部しようとしたところ 顧問から衝撃的な言葉をきく。 「演劇部、なくなるんじゃないかな?」 おちこむ律希の前にあらわれたのは、同じく入部希望の夏帆だった。 律希と夏帆は、廃部寸前の演劇部を立てなおすため ふたりだけで、公演をおこなうことに! あらたな青春部活シリーズ開幕! ::::::::::::::::::::::::  みんなきらびやかな衣装を身にまとい、その表情はだれもかれもが活き活きとして見えた。  そこが、舞台の上が、本当に希望に満ちた場所に思えた。  舞台の上でなら、だれでもあんなふうになれるんだろうか。  べつのだれかになれるんだろうか––––。  あきらめてばかりだった毎日に、わずかに光がさした。  いいなぁって思った。  わたしにも、演劇、できるかなって。 (本文より) ::::::::::::::::::::::::
  • カーテンコールはきみと 幽霊部長の銀河鉄道
    3.7
    一度、逃げだしたわたしでも また、ステージに立っていいのかな 部員がつぎつぎやめて 自分も幽霊部員になってしまった過去をもつ冴島。 部長なのに、と悔やみつづける彼女は、 真意の読めない後輩、高科から 卒業公演で主演をするよう勧められる。 とまどいながらも、冴島は 部員とともに中学最後の舞台にのぞむ。 演劇部シリーズ第2作! ::::::::::::::::::::::::  たくさんのものをみんながくれた。  おかげで、こうしてここに立てた。  わたしは、こんなふうにみんなと作る演劇が大好きだ。  ツラいこともあった。けど、それでもやっぱり演劇が好きなのだ。幽霊部員になっても、退部届はだせなかった。それくらいには好きだった。  やめなくてよかった。  つづけられてよかった。  そう思えるようになれて、本当によかった。 (本文より) ::::::::::::::::::::::::

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