そこだけの暗闇の検索結果
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岩手の怖い話―坊やがいざなう死出の旅―
藤橋にたたずむ母子の霊、黒森山で聞こえる謎の声、三角点展望台に現る魔物……。二人の怪異収集家が、岩手の恐怖を赤裸々に記す! 【内容紹介】 ●立候補(奥州市) 親子の霊を撮影しようと、深夜の心霊スポットにおとずれた男子高校生の耳に聞こえた囁き声。振り向くと、そこには、暗闇の中で一人満面の笑顔を浮かべる坊やがいたのだ! ●手(盛岡市) 工場に転職後、社宅に引っ越した男性。普段は熟睡できる彼が珍しく目を覚ますと、天井から無数の手が生えていた! これは機械のローラーで腕を失ったものの怨念かもしれない。 ●海座頭(宮古市) ある一族が代々遭遇する妖怪・海座頭。一族を付け狙うかのように現れる海座頭は、ついには幼い家族を襲い始めたのだ! -
クリスナーガ
目覚めると何故かそこは真っ暗闇な場所で、“ぼく”は、自分の名前すら思い出すことができなかった──。そんな“からっぽ”状態で「クリスナーガ」と呼ばれる世界に放り出されたぼくは、偶然手にした古い本から全身黒ずくめのゴスロリ少女を喚び出してしまう。このチビなくせに、やけに態度がデカい暴力女(そのうえカワイイ娘に目がない!)──イヴは、かつてこの世界を救った「伝説の戦乙女(ヴァルキリア)」らしい!? そんなこんなで、気づけば救世主(の下僕)扱いされてしまった可哀相なぼく。やがて、この世界を揺るがす大事件に巻き込まれ……? -
直島誕生 過疎化する島で目撃した「現代アートの挑戦」全記録
「僕は地面に杭を打ち込むように、吹けば飛ぶ芸術から どうやっても動かない聖地をつくろうとした。」 “現代アートの聖地”はなぜ、どのようにして生まれたのか? 仕掛け人が明かす圧巻のドキュメンタリー 「一生に一度は訪れたい場所」として、国内のみならず 世界中から観光客がこぞって押し寄せる、瀬戸内海に浮かぶ島・直島。 そこは、人口3000人ほどの小さな島ながら、草間彌生や宮島達男、安藤忠雄ら 錚々たるアーティストたちの作品がひしめきあう「現代アートの聖地」となっている。 世界に類を見ないこの場所は、 いったいなぜ、どのようにして生まれたのか? 今まで、その知名度とは裏腹にほとんど語られてこなかった誕生の経緯を、 1991年から15年間、ベネッセで直島プロジェクトを担当し、 「家プロジェクト」や地中美術館などの画期的な作品群・美術館を生み出した 仕掛け人が、2006年に島を離れて以降初めて、自らの経験をもとに語り尽くす。 そこには、暗闇のなかでも諦めずがむしゃらに挑戦し続けるひとりの人間の姿があり、 その苦闘の末に生み出されるのは、あらゆる理不尽を飲み込み 時代を超えて受け継がれる奇跡のようなアートの数々である。 「それはまるで、一流のアスリートがオリンピックという晴れの舞台で世界記録を出すような瞬間である。単なる一流選手の個人の記録を超え、なにか時代を画する、時代を次のフェーズに動かしていくような奇跡のような記録を残す。そういう作品を、アーティストが直島で制作することを望んだ。そうでもしなければ、あの小さな島に誰かが注目してくれることなどないと思ったのだ。」(本文より) ◯目次 PROLOGUE はじまりの直島 第1章 「直島」まで 第2章 絶望と挑戦の日々 第3章 暗闇のなかを突っ走れ 第4章 現代アートは島を救えるか 第5章 そして「聖地」が誕生した EPILOGUE まだ見ぬものを求めて 安藤忠雄氏による特別寄稿 直島に関する参考資料 -
楽園の子どもたち
ようやく得た職場は、前任が5日で精神を病んだという、古い映画館〈パラダイス〉。ある日私は、閉館後の館内で夜毎起きていることを知り──。英語圏で最も注目を集める作家の鮮烈長編作。 この国に越してきたばかりのサリーが働き始めたのは、前任者が5日で精神を病んだという映画館──。GRANTA「若手作家ベスト20」選出、英語圏最注目作家による傑作長編。王谷晶、朝宮運河推薦。 ここは人間の臓器のように 暗闇に捨て置かれた映画館〈パラダイス〉 ほとんど何も持たずに、この国に引っ越してきたばかりのサリーが働きはじめたのは、前任者が5日で精神を病んだという映画館。同僚の誰からも話しかけられない日々を過ごしていたが、ある日閉館後の館内を覗くとそこには──。 ******** 暗闇の中で倦み腐り歓喜することが唯一赦される場所。美しく悍ましい映画館に魂を食われる痛みと悦びが、読み終えた後もいつまでも疼く。 ──王谷晶(『ババヤガの夜』) グルドーヴァが描く青春の姿はこんなにも歪で、薄汚れていて、美しい。この場所では、幻想が現実を呑みこみ、虚構が本当になる。 ──朝宮運河(『現代ホラー小説を知るための100冊』) ******** 〈映画×労働×グロテスク〉 『人形のアルファベット』のカミラ・グルドーヴァによる傑作長編! 2016年「ワクシー」(『人形のアルファベット』収録、2025年河出書房新社刊)でシャーリイ・ジャクスン賞受賞 2023年GRANTA「若⼿作家ベスト20」選出 2026年『人形のアルファベット』で「このホラーがすごい!」海外編第6位 そして本書『楽園の子どもたち』で、英語圏で最も権威ある文学賞の一つである女性文学賞ノミネート 英語圏最注目作家の傑作長編がついに邦訳! ======== 『楽園の子どもたち』目次 真夜中のカーボーイ 七人の侍 何がジェーンに起ったか? ミツバチのささやき タクシードライバー テオレマ 月光石 獣人 天国への階段 カビリアの夜 オズ ファニーとアレクサンデル 天使の復讐 ポップコーン おもちゃの王国 赤い影 ファントム・オブ・パラダイス ヘザース/ベロニカの熱い日 ローズマリーの赤ちゃん ラスト・ショー 赤い靴 ベニスに死す 謝辞 訳者あとがき