モノノ怪シリーズ作品一覧

  • 怪 ~ayakashi~ 化猫 モノノ怪前日譚
    完結
    5.0
    「モノノ怪」シリーズその原点『化猫』、新装版で登場!江戸時代の武家・坂井家。この家にはなぜか、猫がいない。孫娘の輿入れが行われようとしたその日、花嫁は無残にも惨殺される。次々と起こる怪死事件。屋敷に居合わせた、謎の薬売りは告げる。これは化猫の仕業だと…。はじまりの物語『化猫』、ここに開帳。
  • 小説 劇場版モノノ怪 唐傘
    4.0
    1~2巻770~792円 (税込)
    アサは文字書きの仕事にあこがれ大奥へやってきた優秀な新人女中。一方、同期のカメは仕事が不得意で先輩にいじめられてばかり。アサは彼女のお世話に追われるが、それでもカメといるときはからっぽな自分の中に何か豊かなものを感じることができるのだった。大奥では集団に染まるために、大切にしてきたものを捨てろという。自分の想いを殺すこと、それでも捨ててはいけないもの……。少女たちは悩み、そして――事件は起こる。様々な過去を背負い大奥にやってきた女中たち。大奥を舞台に繰り広げられる、彼女たちの情念がモノノ怪を生みだす――。そこに現れるのは、謎めいた薬売り。形、真、理が揃ったとき、薬売りの退魔の剣がモノノ怪を斬る!
  • モノノ怪 化猫 上
    完結
    5.0
    「モノノ怪」シリーズ最終章、開幕。時は大正時代――。地下鉄の新路開通式。人々の期待を乗せ、地下鉄は発車する。ところが、運行中の列車から乗客達が消失。取り残されたのは7人のみ。そこに現れた、謎の薬売りは告げる。これはモノノ怪の仕業だと…。もっとも凶暴で残虐なモノノ怪が、7人の乗客に牙を剥く。
  • モノノ怪 鵺
    完結
    4.5
    見えぬ、聴こえぬ、触れられぬ。しかし確かに其処にあるもの。香の判別を競う「組香」で一人の姫を取り合う四人の男たち。次第に明らかになる彼らの業とは裏腹に姿を見せぬモノノ怪鵺。見る者によって形を変えるモノノ怪鵺が生み出す怪異とは。京の屋敷に香が満ちる時、貴方も、鵺に騙される。
  • モノノ怪 のっぺらぼう
    完結
    4.5
    「貴方が本当に殺したのは――誰だ?」自らの夫・姑を始めとする、佐々木家一家惨殺の咎で死罪を申しつけられ、牢につながれている女・お蝶。薬売りは事件の背後に、モノノ怪が存在するとあたりをつけた。そこへ能面をまとった謎の男が現れ、お蝶を牢から連れ出そうとするが…!?小さな恋をしたモノノ怪と罪人・お蝶の、哀しき御伽噺、ここに開幕――。
  • 劇場版モノノ怪 唐傘(上)
    完結
    5.0
    キャラクターデザインを手がけた永田狐子による渾身のコミカライズ! 薬売りの現るところ、モノノ怪の気配あり。 舞台はーー大奥 女たちの情念が渦巻く場所。 大奥とは、男子禁制の”女の園”であり、重要な官僚機関でもある特別な場所。この地に、新人女中のアサとカメが足を踏み入れる。キャリアアップを図る才色兼備のアサ、憧れの大奥に居場所を求めるカメ。正反対の二人は初日から、集団に染まるための”儀式”に参加させられる。少しずつ、彼女たちを覆っていく”何か”。そしてついに決定的な悲劇が起こってしまう――。
  • モノノ怪 鬼
    3.0
    戦乱の時代。常人離れした体躯と武勇を持つが、実際は心優しき乙女の小梅。そのあまりの強さから「鬼御前」と異名をとっている。その小梅と山で恋に落ちたのが、帆足鑑直。玖珠郡帆足郷の若君だ。二人の父親はかつては手を組んでいた当主同志なのだが、訳あってお互いをけん制しあっている。帆足孝直の父は帆足郷の当主で山間の小領主として苦労が絶えない生活を送っており、息子はその苦労を間近で見ていた。小梅の父は古後摂津守で、玖珠郡の盟主として人望はあるが、一方で小賢しい策を弄しがちだ。小梅は鑑直と結婚するが、島津軍が攻めてくる。「鬼道」と自ら呼ぶ妖の術を操る僧は人々を惑わし妖怪たちが跋扈し始めたその時――薬売りが現れ、モノノ怪を斬る! 「モノノ怪」スピンオフ時代ものシリーズ第2弾!
  • モノノ怪  海坊主 上
    完結
    3.6
    江戸を目指し、北へと進む大型商船「そらりす丸」。何者かに羅針盤を狂わされた船は、魍魎跋扈する妖の海へと誘われる。船を迷わすは何者か…怪異がさまよう恐怖の海上で再び、「薬売り」が姿を現す。
  • モノノ怪 座敷童子
    完結
    4.3
    「モノノ怪を産み落とすつもりか?――」ヒトの業が産みだしたモノノ怪、座敷童子。この世に産まれることが叶わなかった赤子のモノノ怪は、一人の身重の女の腹を借り産まれようと願う。罪なき座敷童子を産んでやりたいと云う女に対し、薬売りが告げる残酷な真実。モノノ怪史上最も哀しき物語、”座敷童子編”いざ開幕――。

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