法政大学出版局作品一覧

  • ろくろ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の山野を漂移しつづけ,高度の技術文化と幾多の伝説とをもたらした特異な旅職集団=木地屋の生態を,その呼称,地名,伝承,文書等をもとに生き生きと描く。
  • 包み
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 結びとともに文化の起源にかかわる〈包み〉の系譜を人類史的視野において捉え,衣・食・住をはじめ社会・経済史,信仰,祭事などにおけるその実際と役割とを描く。
  • 狩猟伝承
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 狩猟には古来,感謝と慰霊の祭祀がともない,人獣交渉の豊かで意味深い歴史があった。狩猟用具,巻物,儀式具,またけものたちの生態を通して語る狩猟文化の世界。
  • 臼

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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 臼が人類の生活文化の中で果たしてきた役割を,各地に遺る貴重な民俗資料・伝承と実地調査にもとづいて解明。失われゆく道具のなかに,未来の生活文化の姿を探る。
  • 燈用植物
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類が燈火を得るために用いてきた多種多様な植物との出会いと個個の植物の来歴,特性及びはたらきを詳しく検証しつつ「あかり」の原点を問いなおす異色の植物誌。
  • コラーゴ
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    1巻5,500円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 16世紀末にフィレンツェで誕生した「オペラ」。その黎明期には、音楽を用いた舞台芸術の制作・上演にかかわるすべてを裏方で統括し、オペラの成立に決定的に貢献した知られざる役職「コラーゴ」の存在があった。同時代の書簡や文献を渉猟し、音楽劇の萌芽と発展を考えるうえで欠かせない「コラーゴ」の実態に初めて焦点をあてる。従来のオペラ誕生史の空白を埋め、西洋音楽史研究を刷新する労作。
  • ベンヤミンとモナドロジー
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20世紀思想のなかでも無二の光芒を放つヴァルター・ベンヤミン。その哲学的・批評的営為の根底には、プラトンとライプニッツに遡る思想史的系譜、そしてその受容をめぐる新カント派、ロマン派やゲーテとの対決があった。芸術・言語・歴史についての解釈の極点で、イデアと真理、アレゴリーとバロックの主題へと展開されたモナドロジー的思考は何を表現していたのか。高精度の解釈で核心に迫る。
  • 現代中国の腐敗と反腐敗
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    1巻5,830円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建国から改革開放を経て、習近平体制下のネット社会にいたるまで、共産党一党支配のなかで政治家や官僚、企業家の犯罪や不正行為が絶えない中国。社会の隅々で、膨大な腐敗事案はなぜ発生し、どんな力学で蔓延してきたのか。そして法令・紀律違反の摘発や告発(反腐敗)は、体制側によってどう利用されてきたのか。超大国のはらむ重大な国家的問題に深く多面的に切り込む最新共同研究の成果。
  • 19世紀イタリア・フランス音楽史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ロッシーニ、マイヤーベーア、ベルリオーズ、ベッリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ……。19世紀のイタリア・フランス両国で豊かに花開き、パリやイタリア諸都市の歌劇場で上演された偉大なオペラ作品群はどのように誕生したのか。音楽教育や作曲家を支えるシステムから、新しい作品ジャンルの創造、批評文化の形成までをイタリア音楽学の重鎮が描ききった古典的著作。音楽・演劇愛好者必携!
  • 訳された近代
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    1巻6,380円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治初期、当時一流の洋学者たちを総動員して進められた、文部省主導の大規模な翻訳プロジェクトがあった。英国の百科事典を70名以上に及ぶ翻訳者・校正者が協働して日本語訳し、最先端の西洋文明を紹介した全97編の出版事業は、近代日本の言語・文化・学問に何をもたらしたのか。事業の概観とともに、各分野の主要翻訳語に着目し、翻訳学の視点から初めて総合的にアプローチした画期作。
  • 楽しみと日々
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    着実に知識を積み重ね大きな業績を残す研究者は、多いとは言えないがいる。古典的な意味での文人と呼ぶべき人々も、今でもいる。ただ同時にその両者であり、しかも大胆な冒険心や心の熱や軽妙な遊び心を備えた人が、知と文の東西を自在に行き来しながら書き綴った文の数々をこれほどの濃密さで愉しむことができる幸福は滅多にはないものだと思う。佐藤亜紀(作家)「目新しいものばかり追う風潮はやはり読書の愉しみとは無縁のものだ」。プルースト、石川淳、澁澤龍彥、種村季弘、市河晴子、吉田健一、中村真一郎、矢野峰人、『ルバイヤート』……数々の鍾愛の書。再読できなければ本の意味はなく、精神の自由を守り、生きる喜びに出会う瞬間のために本を読み続ける。『失われた時を求めて』個人全訳刊行中の仏文学者にして、稀代の随筆家でもある著者の半世紀に及ぶ文筆の集大成。

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