千葉徳爾の作品一覧
「千葉徳爾」の「狩猟伝承」ほか、ユーザーレビューをお届けします！
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧
-
4.01巻3,850円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 狩猟には古来，感謝と慰霊の祭祀がともない，人獣交渉の豊かで意味深い歴史があった。狩猟用具，巻物，儀式具，またけものたちの生態を通して語る狩猟文化の世界。
ユーザーレビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ狩猟の伝承に留まらず、日本の狩猟の歴史や文化、狩の位置付け、信仰や仏教との関係など多岐に渡る調査・考察が記されている。
狩は縄文時代から行われていたが弥生時代になると農耕が中心となる。狩は熊の肝や鹿の角など薬用や占い、狸の皮は冬靴用のため、兎は筆の毛のために狩りが行われていた。また武士の軍事演習として鹿を狩る弓による巻狩が行われた。狼や狐や猿、猫はあまり狩るのが好まれなかった。鹿や猿、狼や狐は神の使いとされることもあり供物を行ったり祀られてもきた。奄美大島では神聖なものをカミナガシと言い至高神の使いとし鼠もカミナガシとされていた、鳥獣と人の関わりは時代や道具の発達や暮らしの変化によって移り変
