クルーズ作品一覧

  • アイヌ民族、半生を語る【HOPPAライブラリー】
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    著者は、新聞社の現役記者。1997年に成立したアイヌ文化振興法とその周辺を取材しているとき、あるアイヌの男性に言われた「大勢のアイヌの生活は苦しいままだ。この問題を記事にしてほしい」の言葉を忘れることができず、時あたかも日本の経済格差や派遣、フリーターなど貧困問題が社会問題化していることと相まって、アイヌ民族の貧困をテーマに北大大学院で勉強することになった。本書はそのときの修士論文をもとに加筆、修正を加えた一冊。 アイヌ民族を対象にした研究書は数多くあるが、アイヌ民族自身にその半生を語らせたものはほとんどない。また、特定の有名人ではなく、現在を生きるアイヌ民族を複数人にわたって生い立ちから取材している。 多くの人たちにアイヌ民族の実態を知ってもらい、次の世代が民族の枠を超えて共存できる社会を迎えることができることを願ってのメッセージだ。

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  • 上武やす子とピリカノカ 【HOPPAライブラリー】 {アイヌ刺繍教室}
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    登別在住の上武やす子は元(社)北海道ウタリ協会副理事長、アイヌ解放運動を率先して行うフチでもあり、その暖かい人柄は人をひきつけ、ピリカノカというアイヌ刺繍教室を運営する。各種の賞を受けた作品をはじめ、現代にも通用する作品を図録風に紹介し、アイヌ刺繍に興味のある者にとっては絶好の教材になることだろう。

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  • お母さん生きていてくれてありがとう【HOPPAライブラリー】
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    自由気ままに一人で暮らしていたキャリアウーマンが仕事に行き詰まり、自分の今後を模索していたとき、今まで一人で気丈に生きてきた母に異常行動が出始めた。アルツハイマーの初期症状だった。仕事をしながらのアルツハイマーの家族の面倒は想像を絶した。たどりついたのは介護事業所を立ち上げること・・・。

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  • オホーツクの灯り【HOPPAライブラリー】 樺太、先祖からの村に生まれて
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    先祖代々の地、落帆(現サハリン州レスノエ)で生まれ育ち、戦中戦後の激動を経て、日本に移り住んだ81歳の樺太アイヌ女性が10年以上にわたって書きためた文章、絵を編集したものです。100年前に言語学者、金田一京助がサハリンを訪れ、子どもたちから身ぶり手ぶりで言葉を学んだ随筆は、戦後の国語の教科書に広く掲載されました。金田一は有名人になりましたが、彼に言葉を教えた子どもたちはその後、どんな運命をたどったのか・・・。安部洋子さんの母親はその子どもたちの一人でした。「野原を駆け、飛び跳ねて遊んだあの日。語り尽くせない樺太・落帆の生活。ロシア人との暮らし・・・。今は時代が違います。先祖や父母たちが刻んできた歴史に誇りを持ち、子、孫たちに伝えていくのが私たちの使命でしょう。」(本書より)

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  • 北の手仕事2019展示会「誌上編」《現代の作り手によるアイヌ刺繍作品》
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    ラモッシワノ イヤイライケレ・・・心の底からありがとう (作品展での上武やす子のごあいさつ) 2019年4月27日から43日間北海道博物館にて開催された「《現代の作り手によるアイヌ刺繍作品》北の手仕事2019」は上武やす子実行委員長のもと津田命子さんを監修に迎え、加藤シヅヱ事務局長を中心に実行されました。また、博物館学芸員諸氏のお力をいただき大変素晴らしい展示会になり入場者も多く大評判のものになりました。終了後何とかこれを記録に残したいとしてできた本です。参加者の声も聞こえる見ごたえのある作品集になりました。まさに古典から学ぶアイヌ刺しゅうの作品たちです。

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  • 北の手仕事展示会「誌上篇」  【HOPPAライブラリー】 ≪伝統的アイヌ衣装の再現≫
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    アイヌ刺しゅう入門・三部作を著した津田命子(のぶこ)氏らで構成する「カリプの会」が、北海道開拓記念館で開催した展示会の内容を誌上で紹介する。刺しゅうが施された伝統的な着物82点、モウル4点、前掛け6点を掲載。伝統の技術とセンスに感嘆した同会の会員たちが、アイヌ文化の復元と伝承を目指して制作した複製品の数々は、見ているだけでも画集のように美しい。また、刺しゅうを志す人にとっては貴重な資料になるだろう。博物館の図録に匹敵するこの作品集を、多くの人に見ていただきたい。

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  • 詩集 アイヌモシリの風に吹かれて
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    1巻2,178円 (税込)
    【小熊秀雄賞】リブの時代だったのだよ 鮮烈な宣言だった 男の便所からの解放 痛みと暗闇を見据えてのウイメンズ・リベレイション 熱い血潮が脈打っていた(「リブの時代」より) 現代史の死角を炙り出した詩集を増補復刊。
  • 宿泊北海道 2015年版【HOPPAライブラリー】
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    北海道中の宿 2207軒 まるごと載せました!北海道中の宿をまるごと掲載したデータブックの最新版。大きなホテルや旅館ばかりではなく、アットホームな民宿や隠れ家風のペンション、ひなびた温泉宿まで載っているので、泊まりたいと思ったときに、泊まりたい町の宿をもれなくみつけることができます。おしきせのパック旅行ではなく自由な旅を楽しみたい人、また、出張などで道内各地を飛び回るビジネスマンたちに長年愛用されて創刊24年。本号ではサイズを大判に変更、文字も大きく読みやすくし、より使いやすい誌面となりました。また、穴場のスポットからコアなイベント、ご当地グルメまで、その地域ならではの情報をコラムで紹介しています。本書をお供に、あなただけの自由な北海道の旅を楽しんでください!

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  • 新版温泉療法 【HOPPAライブラリー】 温泉と自然が生み出す健康づくり
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    温泉専門医として知られる大塚吉則氏の前著『温泉療法――癒しへのアプローチ』の改訂新版。前著が研究者向けの専門書であったのに比べ、本書は研究者だけではなく、広く一般的な温泉入浴利用者をはじめ、温泉施設経営者などへの啓蒙を目的としており、なるべく専門的な部分も平易で読みやすくなるよう構成、編集している。「北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯」(亜璃西社)「500円以下で入れる北海道の名湯・秘湯・露天風呂」(クルーズ)などの著書で知られる本多政史氏の編集協力による。

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  • 戦争にいってきたハルちゃん【HOPPAライブラリー】
    5.0
    太平洋戦争末期に繰り広げられた沖縄戦に組み込まれていった元女子学徒の一人のお話を絵本に。ひめゆり学徒以外にも多くの元女子学徒がいた。元積徳学徒の仲里ハルさんのお話。

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  • 「チセ」のある学校 アイヌ文化を全校で【HOPPAライブラリー】
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    教室に「チセ」(アイヌの家屋)がある千歳市立末広小学校。アイヌ文化学習に力を注いだ2人の教師と親たち、地域の人たちの物語がここにある。教育に携わる人たちだけでなく、人間すべてに対するメッセージがここにある。東日本大震災に遭遇し、誰もが自然と寄り添う生き方を模索しはじめた今こそ読んでほしい1冊。

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  • 知里真志保 アイヌの言霊に導かれて【HOPPAライブラリー】
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    1巻1,540円 (税込)
    知里真志保の生誕から没後までを豊富な写真と資料を使って紹介する本書は、偉大な学者を“人間 知里真志保”の側面から描写する。知里真志保はアイヌ民族の言語学に徹することで、民族を超えて、すべての人びとに語りかけてくる。「『知里真志保を未来に』をテーマにした生誕百年記念フォーラムを成功させたあと、ぼくらはこれが出発点だと確認した。この本はその第一歩である」(専修大学北海道短期大学教授 森山軍治郎)

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  • 知里真志保の「アイヌ文学」 【HOPPAライブラリー】
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    1巻1,210円 (税込)
    アイヌの言語学者、知里真志保が昭和30年に著した「アイヌ文学」。アイヌ文学をやさしく解説し、当時、研究者や愛好者のみならず、多くの読書人に愛された名著を、内容はそのままに、旧漢字を現代漢字に改め、誤植等を修正して、「知里真志保の『アイヌ文学』」として編集した。より多くの人々を、より親しみやすく、アイヌ文学の世界へいざなう一冊。

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  • 伝統のアイヌ文様構成法によるアイヌ刺しゅう入門 カパラミプ編 【HOPPAライブラリー】
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    「アイヌ刺しゅう入門(チヂリ編)」に続く、本邦初のアイヌ刺しゅう教則本・第2弾。北海道立アイヌ総合センターの学芸員で、長年にわたりアイヌ刺しゅう教室を企画・運営している津田命子(のぶこ)氏が、アイヌ刺しゅうの一つである「カパラミプ」の技法を分かりやすく説明し、美しいアイヌ刺しゅうを作り上げる魅力とおもしろさを伝える。

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  • 伝統のアイヌ文様構成法によるアイヌ刺しゅう入門 チヂリ編 【HOPPAライブラリー】
    4.0
    著者・津田命子が発見したアイヌ文様構成法によるアイヌ刺しゅう入門。伝統的な技法を基礎から学ぶ一冊。

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  • 伝統のアイヌ文様構成法によるアイヌ刺しゅう入門 ルウンペ編 【HOPPAライブラリー】
    4.0
    本邦初のアイヌ刺しゅう教則本。「チヂリ編」「カパラミプ編」に続く第3弾。著者は、長年にわたって北海道立アイヌ総合センターで“アイヌ刺しゅう教室”を企画・運営。ライフワークであるアイヌ文化の復元と伝承の研究成果で北海道文化奨励賞を受賞している。本書は、その研究の裏づけに加え、広く一般の人が楽しめるような手芸のテキスト本として編集した。

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  • 共に生きる 3.11から10年 「福島の子どもたちを守る会・北海道」の歩み
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    2011年3月11日の東日本大震災から3か月後の6月11日に「福島の子どもたちを守る会・北海道」は設立された。被災地支援ということもあったが、福島の子どもたちを少しの間でもきれいな空気の北海道で過ごさせたいと夏と春の年2回親子を受け入れ「保養」を始めた。多くの支援の輪も広がり、2014年5月には札幌市南区に自前の保養施設「かおりの郷」を設けた。会はNPO法人になり山口たか理事長を中心に10年間の活動記録を刊行した。

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  • 中本ムツ子のウエペケレカンナフチ ヤイェイソイタク 【HOPPAライブラリー】
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    千歳アイヌ文化伝承保存会の中本ムツ子会長が自作した物語。一人のアイヌ民族の少女が架け橋となり、争い続けた二つの村の人々が許し合っていくストーリーで、題名は「カンナおばあさんの昔話」という意味。持病のため手が自由に動かない中本さんのため、地元のアイヌ語教室の生徒たちが出版準備を手助けした。物語のアイヌ語訳も掲載し、アイヌ語の教材にも最適の一冊。「物語から命へ平和の大切さを知ってほしい」(中本さん)

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  • 西田香代子のテケカラペ
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    阿寒湖でアイヌ文化の伝承活動を精力的に行っている作者の作品を、言語学者であり映像作家でもあった故片山龍峰氏が15年にわたって撮影し続けた写真集。北海道の大自然と融合したアイヌ文様は現代人の疲れた心を慰めてくれるかもしれない。スローライフにも通じる作品集。作品とともに北海道の風景を楽しんでください。作者の挑戦―縄文もあります。

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  • ヌプルペッ ~登別川の地名由来~
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    1巻1,430円 (税込)
    ヌプルペツとは「濁った川」を意味するアイヌ語。濁った川とは登別川のこと。登別温泉の名で全国的に知られる「登別」という地名の由来となっている。本書は、登別川の源流をたどりながら、登別とその周辺地域の地名由来を紹介する、異色のガイドブック!!
  • 伝統のアイヌ文様構成法によるアイヌ刺しゅう入門 ミニサイズ・チヂリ編
    5.0
    北海道立アイヌ総合センターの学芸員である津田命子(つだのぶこ)氏はアイヌ刺しゅうのテキスト本を初心者でも理解できるように平易な表現と図や写真をつかって親しみやすくつくりました。なかでも『アイヌ刺しゅう入門 チヂリ編』は大変な評判で、利用者からは次のテキストが待望されていました。初刊の本を踏襲しながら民族衣装をしあげることのできるテキストは画期的なものです。また、ミニサイズの衣装は玄関先の置物や居間のディスプレイにもマッチし、現代人の興味心をとらえるものと思います。

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