1943年 戦争 日本作品一覧

  • 装甲擲弾兵
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    戦争劇画の第一人者・小林源文が第二次大戦末期の若きドイツ兵の半生を描く。 1943年春、ドイツ第三帝国総統・ヒトラーは前線の将兵の士気を上げるため、ドイツ陸軍歩兵をプロイセン帝国式に「擲弾兵」と、従来の機械化歩兵師団は装甲大隊を加えた「装甲擲兵師団」に改称した。そして、若き武装SS装甲擲弾兵になったフランツ・グートホルツは最前線に投入され、数々の死闘を繰り広げる。 ※珠玉の読切4本も併録。 ●目次 主要登場人物紹介 プロローグ「開戦前夜」 Act.1「ヨーロッパ戦開戦」 Act.2「バルカン半島進入」 Act.3「バルバロッサ作戦開始」 Act.4「戦場での出逢い」 Act.5「はるかなるハリコフ」 Act.6「ハリコフ大反撃」 Act.7「クルスクの激闘」 Act.8「東部戦線崩壊の序曲」 Act.9「連合軍ノルマンディー上陸」 Act.10「ファレーズの地獄」 Act.11「束の間の安らぎ」 Act.12「ベルリン大攻防戦」 エピローグ「ベルリン脱出」 源文先生の仕事場拝見(過去編) 読切「第656駆逐戦車連隊、クルスクでの戦い」※当初は「ヴィットマン戦記1943」に収録 読切「武装SS戦車兵エルンスト・バルクマンの戦い」※当初は「ヴィットマン戦記1943」に収録 読切「地獄の彗星(コメート)」※当初は「ザームラント1945」に収録 読切「SS第102重戦車大隊第2中隊の8日間」※当初は「ノルマンディ1944」に収録 初出/「シミュレイター」冬号(1987年、翔企画)、「コンバットコミック」8月号(1990年、日本出版社)
  • [増補改訂版]前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く [電子改訂版]
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    自民党改憲案と現行憲法を、その前文から補則まで徹底的に比較・解説し、そして熱く熱く語り尽くす! 自民党改憲案と現行憲法を、その前文から補則まで徹底的に比較・解説し、そして熱く熱く語り尽くす。権力を縛るはずの憲法を、逆に縛りから権力を解放する方向へ書き改めようとする自民党のトンデモ改憲案は許さない! 危機を口実に無制限の権力を握った指導者は、原発を抱えて亡国の戦争へと向かうのか!? 安保法案、TPP参加、特定秘密保護法、原発再稼働等と「憲法改悪」「米国の命令」との密接な関わりを約300項目に及ぶ注釈を付け、本気で伝えます! 安保法案の成立を受け、「新書1冊分」を追加! 【目次】 まえがき・・・岩上安身 日本国憲法 前文 日本国憲法 第一章 天皇 日本国憲法 第二章 戦争の放棄 日本国憲法 第三章 国民の権利及び義務 日本国憲法 第四章 国会 日本国憲法 第五章 内閣 日本国憲法 第六章 司法 日本国憲法 第七章 財政 日本国憲法 第八章 地方自治 自民党改憲草案 第九章 緊急事態 日本国憲法 第九章 改正 日本国憲法 第十章 最高法規 日本国憲法 第十一章 補足 鼎談を終えるにあたって——日本国憲法へのそれぞれの思い あとがきにかえて——秘密保護法と自民党改憲草案・・・梓澤和幸 あとがきにかえて——憲法を蝕む特定秘密保護法・・・澤藤統一郎 改憲前夜の緊急鼎談 自民党改憲を止められるか?! 「改憲前夜の緊急鼎談」を終えるにあたって・・・岩上安身 自民党改憲草案条文インデックス 日本国憲法条文インデックス 【著者】 梓澤和幸 1943年群馬県桐生市生まれ。一橋大学法学部卒。1971年弁護士登録。日本ペンクラブ理事、市民メディアNPJ代表。元東京弁護士会人権擁護委員長、日弁連人権擁護委員。日弁連関東大震災朝鮮人、中国人虐殺事件調査委員会責任者。NHK受信料不払い訴訟、「石に泳ぐ魚」事件、イスラム教徒違法捜査国家賠償請求事件、築地移転反対住民訴訟事件、沖縄密約情報公開請求事件などの弁護団に参加。 岩上安身 1959年生まれ。ジャーナリスト。独立系インターネット報道メディア・IWJ代表。早稲田大学社会科学部卒。編集者、週刊誌記者を経て、1987年よりフリーランスに。著書『あらかじめ裏切られた革命』(第一八回講談社ノンフィクション賞受賞、2000年)、『百人百話』(三一書房、二〇一二年)、フジテレビ系『とくダネ!』(2000年~2011年)、文化放送「夕焼け寺ちゃん活動中」(2010年~2013年)、TOKYO MX「ニッポン・ダンディ」(2012年~)など、コメンテーターも務める。 澤藤統一郎 1943年盛岡生まれ。1971年東京弁護士会に弁護士登録。東京弁護士会消費者委員長、日弁連消費者委員長、日本民主法律家協会事務局長などを歴任。現在、公益財団法人第五福竜丸平和協会監事。憲法、教育、労働、消費者、宗教、司法、医療、薬害などの分野に関心。豊田商事、霊視商法、スモン、未熟児網膜症、岩手靖国違憲訴訟、岩手銀行女子行員家族手当差別事件、湾岸戦争戦費支出差止請求事件、東京「日の丸・君が代」強制拒否事件等を担当。
  • 遠い島 ガダルカナル
    4.0
    「英霊二万ノ加護ニヨリ無事撤収ス」――1943年2月7日、救出された陸海の将兵を乗せ、最後のガダルカナル撤退作戦を奇蹟的に成功させた駆逐艦白雪、そのラバウルに宛てた電報である。最終的に一万六〇〇人余りが命を長らえたものの、ガダルカナル争奪戦での日本軍の損害は、戦死者八千人、戦病死者一万一千人に及ぶ。その多くがマラリアや栄養失調による餓死である。何故このような悲惨な戦いとなったのか? 日本の陸海軍エリートたちは米軍を侮り、誤断を繰り返し、太平洋遥か六千キロを越えた余りにも遠い島嶼での戦闘に対して、現実をほとんど無視した命令を出し続けたのである。鎧袖一触で勝てるとの楽観を打ち砕かれ、死闘空しく日本軍がガダルカナルからの撤退を決めた時、太平洋戦争の戦局は米国側へと大きく転回していく……。当代一流の戦史家が、日米の死闘を克明に描いた戦記ドキュメント。「戦いの神・マルス」は、ついに日本を見放した!
  • 秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争 東方社が写した日本と大東亜共栄圏
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    1巻2,200円 (税込)
    戦後73年間眠り続けていた200枚の写真を初公開!戦時下の日本とはどういう場だったのか。 東方社は陸軍参謀本部の傘下で、対外向けグラフ雑誌『FRONT』など写真宣伝物を制作していた団体である。 東方社のカメラマンが、戦時期に国内および海外で撮影した写真を中心に、アジア・太平洋戦争と戦時期の内外の社会を振り返る。 陽の目を見ることなく眠っていた写真2万点のなかから200点を精選し、詳細な解説とともに紹介。 陸軍参謀本部傘下の写真工房〈東方社〉の実像に迫るとともに、当時の日本・中国・東南アジア各国の変動していく社会をとらえる。 カメラマンたちの視線をとおして見つめる戦争と社会。 【目次】 第1部 国内編  第1章 陸戦部隊と航空  第2章 近代都市東京の街と人々  第3章 戦時体制と大東亜共栄圏の前面化  第4章 破綻へ向かう日本 第2部 東南アジア編  第1章 1942年光墨弘マラヤ・シンガポール取材  第2章 1943年菊池俊吉・関口満紀フィリピン取材  第3章 1944年大木実・林重男東南アジア取材 第3部 中国編  第1章 1943年林重男華北地方取材  第2章 1944年関口満紀北京取材  第3章 1944‐45年別所弥八郎大陸打通作戦従軍取材 コラム ①東方社写真部のカメラマンたち ②濱谷浩の撮影ノートと東方社関係文書 ③今泉武治の日記 ④震天隊隊長青木哲郎のアルバム ⑤東方社写真の加工について ⑥文化社が撮影した戦後の写真 【著者】 井上祐子 1963年生れ。立命館大学国際関係研究科前期博士課程修了。現在、京都外国語大学非常勤講師、公益財団法人政治経済研究所主任研究員。専門は近現代日本の視覚メディア史。著書に『戦時グラフ雑誌の宣伝戦—十五年戦争下の「日本」イメージ—』(青弓社、2009年)、『日清・日露戦争と写真報道—戦場を駆ける写真師たち—』(吉川弘文館、2012年)などがある。

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