辞めた作品一覧
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-昭和28年。日本人の暮らしを大きく変える製品が現れた。 日本初の噴流式洗濯機「SW53」である。頑固な汚れを7分で落とす性能。狭い日本の住宅に適したコンパクトなボディ。価格は従来の外国製洗濯機の半分。家電製品としては初めて、年間6万台を売り上げる大ヒット商品となり、家電時代の扉を開けた。 挑んだのは、三洋電機社長の井植歳男。井植は、14歳から義理の兄・松下幸之助が始めた松下電器を手伝い、大きく成長させた辣腕営業マンだった。しかし、終戦後、GHQの公職追放令で、松下を辞めた。人柄を慕う20人の部下と、自転車の発電ランプを手がける小さな会社「三洋電機」を作った。 井植には、一つの思いがあった。「家電の時代が必ず来る。その第一歩が洗濯機だ。」 当時、女性にとって洗濯は最も過酷な家事だった。道具はたらいと洗濯板だけ。一日数時間かかる過酷な手作業。5人家族で1年間に洗う洗濯物の重さは、象一頭分になった。電気洗濯機は、庶民には高嶺の花だった。 井植は琵琶湖の畔の古びた工場を買い取った。そこは、業績不振で閉鎖された元・松下金属の工場。後片づけをしていた若い技術者がいた。山下友一、27歳だった。山下たち6人の社員は、井植から電気洗濯機の開発を命じられた。 大手メーカー各社も開発にしのぎを削る中、井植は言った。「ライバルは同業他社ではない。お客の心である。」メンバーは、高性能で安価、電力事情の悪い日本の家庭でも使える洗濯機の開発をめざす。新婚の山下は、洗濯で荒れた妻の手を見て奮起した。 しかし、やっと作り上げた洗濯機は売れなかった。世間は「女性の家事に機械はいらない」とあざ笑った。「男性中心」の社会の意識が壁になっていた。その時、「伝説の営業マン」井植が、あの手この手の営業作戦に打って出た。 「お客の心」にこだわり、日本の家電時代を切り開いた男達の熱きドラマを描く。
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4.3「神さまだよ、よく視るからわかるの」姪っ子から明かされる秘密。それは真史の日常を一変させた。――原因不明の頭痛で仕事を辞めた真史。そこへ兄夫婦から姪っ子・七香のお世話を頼まれた。でも世話するどころか、ひとりで家事をこなしてしまう七香。手間取る真史は悪態までつかれる始末…俺、嫌われてる? そんな心を開いてくれない七香は保育園で“葉守の神”に出会う。とある樹木の下へ導いた小さな葉っぱの神さまは、何か伝えたいことがあるようで…その日から次々とふたりに起こる怪奇現象、廃神社前で突如現れた女性。そして動揺する真史…彼女はいったい、誰?「久世さんちのお嫁さん」で人気を博した久世シリーズの完全新作!
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3.0式場もドレスも決まり、仕事も辞めた。あとは結婚するだけ―。と思いきや、まさかの婚約破棄!? 彼氏から急に別れを告げられ、幸せから絶望に叩き落された美晴・29歳。居場所をなくした美晴は、ひょんなことから田舎に住むおばあちゃんの「結婚相談所」のお仕事を手伝うことに。はじめてのお客さんは、道中で出会った安芸(アキ)という怪しい男で…。(24P)(※カバーデザインをリニューアルしました。内容に変更はございません。またこの作品はウェブ・マガジン:Love Silky Vol.116に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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-会社を辞めたものの次の仕事が決まらず、日に日に元気を失くしていく夫。なんとか支えてあげようと思っていた矢先、突然彼が異常なテンションで帰ってきて…?
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-10分で読めるシリーズは忙しくて読書の時間がない人のための本です。10分で読める範囲のミニ書籍です。(文章量7000文字程度)「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣に執筆いただきました。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 実は、自分が本書を書いてみようという気持ちにさせたきっかけは、あるご婦人年齢にして80歳程の方がお話になったことがきっかけなのだ。 彼女は、たまりかねたように、『この頃の、若い人たちは、自分勝手!』と言い放つ。続けて聞いてみると、『昔は、兄弟でわけあって、おねえちゃんは食べないけど、弟、妹にと。わけあっていたものよ、自分だけ食べてなんて考えられなかった、韓国を見てみなさいよ』と。 確かに、韓国という国は、年長者を敬う、基本は父母であっても敬語を使う対象になる。『お母さんはいらっしゃいません』とか『おとうさんが召し上がる』のように。まあ、韓国は宗教的にも日本とはかなり違う発展をしているので比較することは難しいし、今は、それ程、年長者をたててはいない気もするが。ま、それはそれとして。 『子供が親を殺すような世の中はどこか間違っているのよ、子供が親をころすなんて動物以下ですよ』ご婦人の怒りは収まらない。堪忍袋の緒が切れたとはこういうことだなと思った。 否定はせずにその原因をどう思うか聞いてみると、『ものが溢れて、いい面と悪い面があるのよ、母親は子供が大きくなるまでは家にいるべきなの』とおっしゃる。勿論、このご婦人は、どちらかというと、働いてきた女性のうちに入る。なのに、女性は家に入れろとおっしゃるので、それは母親が悪いのかと問うてみた。すると、『そうです』と、自分と同じ性を否定する。 今現在の世の流れは、女性の進出を大きく勧めている。女性の自立、自律については賛成であるわたしはちょっと困ったなと思ったけれど、そのまま、聞いてみることにした。 『私は、長女のときは、お姑さんに(要するに父親の母)に頼んではたらいていたけれど、次女の時には辞めたのよ。三女の時もそう。育児に専念した』と続く。なるほど。それは理想だと思うけれど。 強くキツく話し続ける彼女の言葉を一つ一つ噛み締めて、考えてみた。 『自分勝手、人の気持ちがわからない・・・』 本当にそうなのか。自分の周りにはあまりそういう人はいないけれど。 ところが・・・。
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3.0会社を辞めたばかりのゆり子。有給を消化しながら恋と仕事で疲れた体を休めるべく、のんびりと充電期間を過ごしていた。 そんな時、祖母が倒れ、ちょうど無職だったゆり子は祖母の家に住み込みながら入院中の介護をすることに。 隣の家に挨拶に行くと無精ひげが似合う男が『意外な本』を持っていて…。 その本がきっかけで、初対面にもかかわらず、ゆり子はその男性に唐突な依頼をしてしまう。お願いを聞く代わりに、男性はゆり子にヌードモデルになってほしいと言い出して…!? 【収載作品】恋愛小説(百田姿子) 【特別付録】湯けむり誘って恋心(ももみやのりか) ●●エルシーラブブックス●● 『エルシーラブブックス』は、エルシーラブコスメティックが作った電子書籍の出版社です。 素敵な恋愛体験を持つ皆さんの恋愛体験談・小説、LCスタイルの人気漫画、誰にも言えな恋愛やからだの悩みに役立つコラムなどを、気軽に読める電子書籍として配信しています。
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-あたしよりもずっと大人な彼。 一緒の時間はすごく楽しい… だけど別れ際にはいつも不安になる。 ねぇ先生…私たち本当に付き合ってるの…!? 高校時代の担任と生徒が、卒業後に再会し 付き合い始めた年の差ラブストーリー。 先生と釣り合う女性になりたくて 洋服も靴も背伸びして…… どうしてこんなに好きなんだろうって思うくらい 先生のことが大好き。 ある日先生についての噂を耳にする。 女教師と女子生徒との三角関係で学校を辞めた!? ただの噂と気にしないようにしていたが、 自分が先生のことを何も知らないことに気づき、 ついに問い詰めてしまう――――。
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3.3
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1.0高校を卒業した私、ツンは、建築設計事務所に就職。 やっと楽しみにしていた設計ができる!と意気込んでいたが、実際に図面は描かせてもらえず現場監督になった。 しかも初めて任せられた現場で出会った施主さんは不愛想で、何やら癖がある人のよう。 この時はまだ、後にこいつから逃げ回る日々が来るなんて知らなかった…。 他にもセクハラする社長、職場内で不倫している同期などに脅かされる社会人生活。 助けてくれる現場の職人やいつも優しい上司に時々癒されつつも、忙しい日常を送る女監督のリアルを描いた、現場で戦う絶え間ないスリルと人情豊かなコミックエッセイ!
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-【タテ読みフルカラー】「人を綺麗にするのが好き」 そんな想いで美容部員として働いてきた深空(みそら)は、部署異動命令を機に会社を辞めた。 しかし、アラサーの転職事情は想像以上に厳しく、途方に暮れた彼女は神社で手を合わせて願う──どこでもいいから、仕事させてっ! 一陣の風が彼女を包み、ゆっくりと開いた目に飛び込んできたものは!? それはまるで人とアヤカシが共に暮らす、大正浪漫風ファンタジー小説の世界。 そこで深空は人間の少女「はる」として、アヤカシの遊女の世話係という仕事を与えられる。 「メイクの力で、みんなが輝く手助けを!」 得意分野で自らの価値を高め、化粧師として生きようとする彼女に花街の住人たちは・・・? 怖ろしくも美しい、アヤカシの遊女が集う「銀梅郭」へようこそ!
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-わけあって保育士を辞めた杏咲(あさ)は、再就職祈願に地元の神社へと参拝に来ていた。そこで出会ったのは、不思議な雰囲気を纏った美しい男性、伊夜彦(いよひこ)。杏咲が再就職先を探していることを知った伊夜彦に、されるがまま半ば強制的に連れられた先で出会ったのは――8人のワケありそうな子どもたち。なんと、彼らは人間と妖怪のハーフである半妖で――!? 個性的すぎる子どもたちに振り回されたり、突然のファンタジー展開で妖怪に襲われたり…もしかしてこの仕事、明らかに異常すぎ…!? 半妖×保育士(?)による、ちょっと不思議でほのぼの時々ハラハラなハートフルストーリー、開幕です。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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-―あなたは誰!?― 落馬事故で脚を痛めモデルを辞めたセーラは砂漠の王宮をめざしてモロッコに向かった―そこに新しい生活があると信じて。 彼女を出迎えたのは、燃えるような蒼い瞳の男。首長・ザインの使いだと名乗るその男が空港から突然セーラを連れ去って・・・・・・!? どこに逃げようとあのすべてを見透かす蒼い目に囚われてしまう-私はどうなってしまうの-どうしたいの!?
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1.0夢なかばでバレエ団を辞めたレイチェルは、友人の結婚式で億万長者ニコライと出会った。憂いを帯びた瞳も謎めく彼に、レイチェルは思わず心奪われる。私生活のすべてをひた隠そうとする彼は、ともに養護施設で育った親友たちから距離を置こうとしていた。そんなニコライをひき止めるレイチェルは、彼に自分と同じ苦しみを感じた。愛し、愛される資格があるのか懊悩する自分と。バレエの批評家になるという新しい夢を語りあう内にふたりの唇は重なり――。
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1.0社長のセクハラに苦しむ派遣社員のマヤ。パーティーで窮地に陥ったところを、突然現れた男性――人気劇作家ブレイズ・ウォーカーに助けられる。が、女性なら誰もが夢みてしまいそうな魅惑的な彼の瞳が、危険に誘いかけてきた。動揺してはダメ。誘いを断るマヤだが、ブレイズは会社を辞めた彼女の前にふたたび現れ、新しい仕事を持ちかけてきた。内容は彼の屋敷に数週間泊まり込み、執筆のアシスタントをすること。こんな魅力的な男性と数週間も過ごすなんて…!?
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-敏腕秘書のキットは仕事の成功を祝うパーティーの夜、憧れていたボスのアレックスから情熱的に求められてついに一線を越えた。翌朝幸せな気分で出社すると、さっそくボスからの呼び出しが。甘い夢の続きを期待して社長室に向かうキット。しかし待っていたのは、いつもの仕事の顔に戻ったアレックスの冷たい言葉だった。「昨夜のことは後悔している。僕は結婚する気も子供をもつ気もない」。深く傷つき会社まで辞めたキットは、やがて彼が自分を拒んだ本当の理由を知り…。
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-訳あって病院を辞めた医師リンディは妹ホープに頼まれ、アメリカへやって来た。女優をしているホープから、映画のメディカル・アドバイザーを頼まれたのだ。初めての撮影現場で緊張するリンディ。ホープと待ち合わせのはずが、現れたのは強烈な男性的魅力を放つ、ハンサムな大スター、サムだった。監督兼主演も務める彼は、都合がつかないホープの代わりにやって来たという。苦手なタイプのサムに必要以上に冷たい態度をとるリンディに、サムは意外な反応を示した!
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4.0「勃とうが勃たまいが関係ない…コッチで女の子みたいにイこうな」EDで気持ちよくなれない体だったのに、担任教師だった男のアレであっさり絶頂させられて…!! 昔から悪さばかりしてきたチンピラ・光谷は20歳になった今も悪友とつるんでいた。そんなある夜、一人きりになった部屋にやって来たのは、まさかのゲイ専門デリヘルボーイ!? さらに彼はかつて光谷達が原因で辞めた教師・逢坂で――「怯えた顔は可愛いもんだな、光谷」
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