樹影譚作品一覧

  • 石川淳/辻邦生/丸谷才一
    5.0
    闇市に現れた少年は神の子か狼か……石川淳「焼跡のイエス」、「国の守は狩を好んだ」に始まる王朝時代を舞台とした説話風物語「紫苑物語」、江戸人の精神に迫る「小林如泥」「鈴木牧之」「江戸人の発想法について」。 “大殿(シニョーレ)”織田信長の日本人離れした心と行動を異国人の眼を通すことで浮かび上がらせた歴史小説・辻邦生「安土往還記」。種田山頭火をめぐる文学史ミステリ・丸谷才一「横しぐれ」、小説的趣向に満ちた「樹影譚」。王朝文学や江戸文芸、西欧文学を礎に、稀代のモダニストたちが精緻に築き上げた傑作群を収録。 解説=池澤夏樹 年譜=中条省平 月報=鹿島茂・町田康
  • 群像 2016年 10月号
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    1,527円 (税込)
    70年の間に群像に発表された短篇から選りすぐった53の名作。太宰治「トカトントン」、安岡章太郎「悪い仲間」、大江健三郎「無垢の歌、経験の歌」、丸谷才一「樹影譚」、角田光代「ロック母」、小川洋子「ひよこトラック」、筒井康隆「大盗庶幾」、川上弘美「形見」など。名物コラム「侃侃諤諤」傑作選、〈追悼〉の文学史なども収録。永久保存版。※電子版には三島由紀夫「岬にての物語」は収録されていません。

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