微動だにしない作品一覧

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  • 官能文学電子選集 岡江多紀『夜はシルクの肌ざわり』
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    小さな出版社で雑誌編集者をしている響子はとにかくクールだ。男と寝ることも平気だ。しかし、そこに至るまでにはある過去が隠されていた。 26歳の雑誌編集者・瀬尾響子はとにかくクールだ。数年間つきあっているている夏夫と激しい一夜を共にした翌日に彼から3年のニューヨーク赴任が決まったと告げられても、微動だにしないほどだ。実は響子には過去に激しい恋をして激しく傷ついた経験があった。女子高生時代に、父・洋一の会社で片腕だった妻子持ちで一回り年上の矢部俊介に心惹かれるも、母・亜似子から猛反対される。表向き「妻子持ち」が理由だったが、実は母親と矢部の間に何かがあったらしかったからだった。そのことを知った響子は怒り、母と矢部を軽蔑する。そして、その直後に亜似子が急死。自暴自棄になった響子は好きでもない大学の同級生に抱かれて処女を失う。それからは奔放な性に目覚め、夏夫と別れた後は取材で知り合った人気俳優の加納満と付き合うもスキャンダルに巻き込まれてしまう。自暴自棄になった響子は編集長の橋本とも一夜を共にしてしまう。そんな状況で響子に救いの手を差し伸べたのは偶然再会した、あの矢部俊介だった。父が引退した後に会社を引き継いだ矢部は事業を大きくし、敏腕経営者として各方面に人脈を持つ大物になっていた。そして私生活では離婚し、独身に戻っていた。そして、時間を重ね合ううちに、響子の心は次第に昔を思い出していき、最後は・・・・・・。性が愛の究極なのか、それとも愛が性の究極なのか。一人の「バリキャリ」レディーが性の遍歴を重ね、真実の愛を掴むまでを描いた、著者の長編デビュー作。
  • 君たちはどう働きますか―不安の時代に効く100の処方箋
    3.0
    現代は不安の時代です。 ・・・・これからも今の生活を続けていけるだろうか。今の仕事を続けられるのだろうか。勤めている会社が潰れたりしないだろうか。そのとき転職できるだろうか。老後の生活は維持できるだろうか・・・・ 定年が延長された現代、新卒社員は定年まで50年近く働かなくてはなりません。 しかし、金融機関や大手メーカーが倒産するような、不確実で激動の社会情勢の下、自分の会社が50年永らえるかどうか。 そんな時代に、どういう意識で、どうやって働けばいいのか。 2万人のエンジニアを最先端の現場に送り出してきたメイテック元社長が、その経験を活かし、「プロのエンジニア」たちの働き方から学んだ多くの実践的なヒントを教えてくれます。 この本に、特別な言葉や魔法のようなコツは書いてありません。 時代や社会が変わっても、変わらない価値観、微動だにしない本質を実践し、持続することの大切さを、易しい言葉で優しい気持ちで書いています。 「企業の枠を超えて、生涯働き続ける力」が見えてきます。
  • 凶銃に命を賭けろ 1
    完結
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    俺の名は猪神昌也、新宿のジャズ喫茶ダウンビートの専属楽団のシンガーだ。……そんな俺が今、ライフルを手に死地に立たされている。なぜ……なぜ俺はこんなことに!? ジャズ喫茶で大音量の音楽に酔いそのエクスタシーに耐えきれないもののように体を動かし絶叫する観客たちを前に、絶唱するのが俺だった……その中に、微動だにしないで俺を凝視している白いコートをまとった一人の女がいた。それが美香と俺との出逢いだった……。男の身に降り掛かった奇妙で身悶えするような宿命のドラマ!
  • 釣り女と超能力少女
    3.5
    川で釣りをしている私の目の前を、どんぶらこっこと宇宙人が流れていく。そいつは川の流れに身を任せるように微動だにしない。ぷかぁと、少し沈んで、浮き上がってを寝息のように規則正しく繰り返す。そして、そいつが釣れた。釣った中身は、宇宙服を着た少女だった。「着陸に失敗した」というその少女は、『イトコ』と呼ばれる人物を捜しているそうだ。入間人間が描く、電撃文庫「電波女と青春男」の文庫未収録エピソードを特別配信! 謎の宇宙少女・星宮社は、如何にして真の町まで流れ着いたのか。その前日譚をどうぞ。
  • ハシビロ家族
    完結
    3.0
    おっとりした妻・やんちゃだけど可愛いふたりの娘……そんな美人ぞろいの一家の大黒柱は、ハシビロコウ――!? 微動だにしないあの絶滅危惧種の鳥・ハシビロコウなお父さんと楽しい家族が繰り広げる、ほんわかファミリーコメディ♪
  • マリシャスクレーム ‐MALICIOUS CLAIM‐
    3.3
    消費者意識が高まる中、それに付け込んだ非人間的かつ悪質なクレーマー ── IPBCの存在が企業の倒産リスクを高めるまで問題化していた。これに対抗すべく起ち上げられたのがエマージェンシーカスタマーセンターである。 センターには常人には耐えられぬ、鼓膜を突き抜ける怨嗟の声が渦巻く。それに微動だにしない青年がいる。榊原常光、唯一の対IPBCのプロフェッショナル。狡猾かつ理不尽な相手に、それ以上に狡猾にそして冷酷に追い詰めていく常光。だが、今までにない異常な相手が現れ──。

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