幟作品一覧

非表示の作品があります

  • あやかし秘帖千槍組
    -
    お人好しそうな青年が「白羽一座」という幟を立てた大八車を引いて村の峠に向かう。かたわらを歩くのは着流し浪人姿の若い女。大八車の上には、鳥追い姿の色香あふれる女と居眠中の おかっぱ髪の女の子。一見、旅芸人一座風だが、その奇妙ないでたちはいかにも怪しげ。それもそのはず、彼らは心と体に人間と妖怪を併せもち、人間と妖怪が幸せに暮らすために戦う〈妖 かし守り〉――妖怪と人が共存していた時は過ぎ、不可侵を守る両者の暮らしで時に起こる両者の諍いを解決するた組織されたのが「千槍組」だ。 海比呂藩で跋扈する天人修羅畜生餓鬼地獄、〈六道〉妖怪たち、悪を懲ら しめる戦いが、今始まる!

    試し読み

    フォロー
  • 魚河岸奉行 : 1 初鰹
    3.5
    1~2巻506~528円 (税込)
    文化十四年初夏、江戸に待望の初鰹が到来した。「御用魚」の幟をはためかせ、大名行列も蹴散らして御城へと激走する荷車には鯔背な男が一人――将軍家の食す魚を目利きする幕府賄方魚納屋役所頭取――人呼んで魚河岸奉行、大池由良ノ介である。一見遊び人風の由良ノ介だが、実は江戸の台所、魚河岸と民の安寧を守るという密命を帯びていた。由良ノ介は豊富な魚の知識と荒波が育てた剛剣、凄腕の手下を武器に鮮やかに難事件を捌いていく。期待の新シリーズ!
  • 古布に魅せられた暮らし 桜色の章
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気古布ムックの最新版。今回の大特集は「幟の魅力」。ダイナミックな絵柄で、飾ってよし創作服によしの人気アイテムの取り入れ方。ほかに「古布でリメイク服」「古布クラフト」「心華やぐ古布遊び」など。今号ではイベント告知も充実の見逃せない一冊。
  • 古布を着る。
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 60代女性作家ユニットがつくり出す古布の1点ものが、 多くの人を魅了している。 全国の骨董市を巡って収集した、 味わい深い襤褸(らんる)と呼ばれる古布を材料に、 服、バッグ、帽子、ストール、エプロンなどを手づくり。 昔の人が生活の中で大切に使い続けた着物や野良着、 半纏(はんてん)、蚊帳(かや)、布団がわ、米袋、酒袋、角袋などは、 薄くなったり、破れたところを繕っては使い、また繕っては使い続け、 その繕い跡が美しい意匠のようになっている。 また、法被(はっぴ)、幟旗(のぼりばた)、 花嫁道具に掛けられた大風呂敷など 晴れの日の布はそのキレのあるデザインが新鮮。 それらの布の魅力を最大限活かして手づくりされる作品には、 他にない希少性と、パワーがある。 手仕事のぬくもりや、主に紺(藍染め)と ブラウン(柿渋染め)が中心の 洗練された二人のセンスも人の心を引きつける。 自分にぴったりのこだわりの一着を探している人、必見。
  • 古布を楽しむ手作り帖
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古い着物など、古布を使って手作りを楽しむための本。今人気の幟を使った創作服やインテリア雑貨、縮緬を使った細工物や、絣や藍染などを使った創作服など、ハウツーも掲載。手作りに囲まれて暮らすライフスタイルも紹介しています。
  • 文壇放浪
    -
    京都の禅寺での少年時代を経て、作家を目指して上京後、編集者として出版社を渡り歩き、直木賞作家に。谷崎邸での豪勢な朝食、太宰の墓前で自死した田中英光、宇野浩二の口述筆記、小林秀雄との文士劇講演、川上宗薫、中山義秀からの助言など、様々な作家を追想。混乱と希望に満ちた戦中・戦後の出版界が生き生きと描かれる。 1  東京逃れ京都の寺に羽を休めた詩人たち 2  井上靖氏を見たくて等持院アパートへ 3 「月刊文章」で佳作、はじめて活字に 4  誰もがまばゆかった東京の文士たち 5  林芙美子さんの姿、忘れられない光景に 6  紙幣を改めもせず、石川淳氏はさっさと 7  軍国色濃い街頭に絽の単衣姿で…… 8  国策小説に背向けた「青年藝術派」八人 9  省線の窓から見た東京大空襲の機影 10 「白紙」一枚で作家たちは前線へ 11 「文学の部屋」守り、小説を読みふける 12 神田の闇市ではスイトンに長い行列 13 電話では相手に失礼、歩いて友人を訪問 14 闇料理屋で始めた宇野浩二氏との仕事 15 銭湯好きの宇野先生、財産は貧乏と恋と… 16 菊池先生ご馳走になったリンゴ1個 17 焼酎呑み合って屋台グイと英光さん 18 英光さんのふとんは日の丸の幟旗だった 19 白鳥先生の上京はリュックに洋傘で 20 まばゆく怖れさえも感じた谷崎先生の姿 21 「フライパン」の歌で作家になった気分に 22 ほめたことのない宇野先生がほめた 23 借金苦の和田さんに燃えたぎる創作意欲 24 川上宗薫さんが私の「小説」に灯火をつけた 25 野間宏さんには生涯頭があがらない 26 巨体にして酒呑み、小田実さんとも同席 27 「霧と影」の記念会に錚々たる顔ぶれ… 28 ご恩ある和尚さまを「雁の寺」で殺した… 29 行商をしていた身にゴルフは高く思えた 30 宇野先生と同じ日に逝かれた広津先生 31 文士劇では私が勘平、柴錬さんはお軽で… 32 柴錬さんが盲目の柴犬に釜めしを… 33 川端先生とコーヒーを飲んだ軽井沢の夜 34 石坂洋二郎先生は気さくな津軽弁で… 35 会いたい人に会える講演旅行の役得 36 宴席で踊られる里見弴先生を拝見 37 老舎先生は万年筆で「本来無一物…」と 38 天秤棒をかつぐ母に似た人に会える 39 中国の山奥へも行く司馬遼さんの覚悟… 40 ついにたどりついた東山東禅院に感動! 41 足元洗われる気持ちになった中国の寺院見学 42 承志先生に通訳を指名した有吉さん 43 魚箱小屋に寝起き、川崎さんの貧乏生活 44 新幹線に宇野先生を乗せてあげたかった 45 木山さんと夜のホテルから鯉を運んだ… 46 木山さんと井伏先生、戦後岡山の剽軽さ 47 花道ゆく役者のよう、川口松太郎先生 48 年末の文士劇で見た川口先生の修羅 49 古武士を見るような中山先生の着流し姿 50 大御所、石川先生の孤独な寝姿も見た 51 短篇を買ってくれた吉行淳之介さん 52 記憶を数珠のようにかがってみたが…
  • 僕の中の声を殺して
    4.1
    人に寄生して体を乗っ取る謎の生命体が出現!! しかも、言語を発するらしい!? 捕獲を試みる市役所職員・幟屋(のぼりや)が協力を依頼したのは、引きこもりの青年・宮澤(みやざわ)。動植物の言葉がわかる能力を持つ男だ。こんなに煩いのに、なぜ皆にはこの声が聞こえないの…? 虚言癖を疑われて人間不信に陥っていた彼は、13年間一歩も外に出たことがない。怯える宮澤を、幟屋は必死に口説くけれど!? ※口絵・イラスト収録あり

最近チェックした本