市原悦子作品一覧

  • いいことだけ考える 市原悦子のことば
    5.0
    2019年1月に惜しまれつつも亡くなった市原悦子さん。彼女の「ことば」はどれも“生きるヒント”に満ちている。 ドラマ『家政婦は見た!』やアニメ『まんが日本昔ばなし』などで知られる名女優は、折に触れて人々の心に響く魅力溢れる数々の「ことば」を遺していた。 「その日食べられて、大事な友達が数人いて、目の前の仕事をやるだけで満足」 「親の教えは『あやしい男の子どもを孕むな、警察のお世話になるな』だけ」 「今のテレビは音も色も氾濫しているだけで、単なる塗り絵みたい」 「独り身は強くなりますよね。なんか甘さがなくなる」 「女が幸せじゃなきゃ、男も幸せにならないのよ」 ……など、女優でありながらも、飾り立てることなく何気ない日常生活を好んだ市原さん。本書タイトルの「いいことだけ考える」も晩年の闘病中に語ったことばだ。 著者でノンフィクションライターの沢部ひとみさんは、1999年の取材を機に市原さんと出会い、以来20年にわたり交流を続けた。16年に市原さんが自己免疫性脊髄炎を発症してからの闘病も支えた人物。市原さんの幼少期から晩年に至るまで、これまでの取材の記録(テープやメモ)を見直し、関係者に取材を重ね、名女優の知られざる素顔を描き出すと共に、珠玉の「ことば」の数々を紹介した一冊。 ※単行本に掲載されているいくつかの写真が、電子版には収録されていません。その旨、ご了承ください。
  • 家政婦の歴史
    4.0
    「家庭のなかの知られざる労働者」の知られざる歴史が浮かび上がる! 家政婦と女中はどう違う? 家政婦は歴史上、いつから家政婦と呼ばれるようになったのか? 2022年9月、ある家政婦の過労死裁判をめぐって、日本の労働法制の根本に潜む大きな矛盾に気づいた労働政策研究者の著者は、その要因の一端を、市原悦子演じるドラマ『家政婦は見た!』に見出し、家政婦をめぐる歴史をひも解くことを決意した。 戦後80年近くにわたって、労働法学者や労働関係者からまともに議論されることなく放置されてきた彼女たちのねじれた歴史を、戦前に遡って描き出す驚くべき歴史の旅程。
  • ときめき 2016年夏号
    -
    611円 (税込)
    50代からの知的好奇心を満たす生き方・暮らし方を特集!みなさまの知りたい、すぐに役立つ情報を提供します! 目次 ときめきインタビュー 市原悦子さん 特別対談 佐藤愛子さん×工藤美代子さん「あの世のはなし」 「あれ、これ」症状は治ります あの人の若返り術 五感が花開く 北海道ガーデン街道へ 100円ショップお洒落インテリア 定年夫が家庭内ストーカーで困っています どうしてそんなにキレイなの?黛ジュンさんの「これだけ」美容 女の薄毛問題 「頭皮スキンケア」で髪は甦る! 今、「アラブ美容」が年齢肌に“効く”理由 ミツルスキンケア ハリ低下の原因はATP不足だった!? ルシェーヌ化粧品 50代からの肌を守る「馬ミルク」のパワー マリアス 100歳まで髪・まつ毛・眉毛イキイキ「美容長寿」 ベリタス販売 夏こそ温活のすすめ ぬくもりサロン芦屋 池袋コミュニティ・カレッジで「ときめき講座」が始まります! 「脂肪幹細胞」療法 どうする?年齢の出る手の甲と首 運がいい人の幸せ習慣 働かない、結婚しない…困った娘・息子とのつきあい方 高級レストランの味がおうちで楽しめる「ブレジュ」 親を通わせたい高齢者施設 多古新町ハウス 谷口愛さん×水谷修さん対談「人は人のために生きる」 50代から知っておきたい がん治療の最新情報 ときめきSTARS チョン・イルさん ときめきSTARS ソン・スンホンさん ときめきSTARS パク・シフさん ときめきSTARS 韓国ドラマガイド ときめき通販 世界文化社創立70周年記念 14誌連合大プレゼント! プレゼントつき読者アンケート いつか来る、家族との別れ はじめての看取り お金を整えると自然とお金は貯まる 読者アンケート 今月のお問い合わせ先

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  • 日本のヤバい女の子
    3.7
    イザナミノミコト、乙姫、かぐや姫、虫愛づる姫、皿屋敷・お菊――。 日本の昔話や神話に同情するエキセントリックな「女の子」たち。キレやすかったり、とんでもないものをくれたり、そもそも人間じゃなかったり。自由奔放な彼女たちは抑圧にさらされながらもその生を駆け抜けた。 著者は、友達とおしゃべりするように、彼女たちの人生に思いをいたして涙を流し、怒り、拍手と賛辞を送る。ときには、ありえたかもしれないもう一つの人生を思い描く。時空と虚実を飛び越えたヤバい女子会が、物語という呪縛から女の子たちを解放する。 ウェブマガジン「アパートメント」の人気連載を、大幅加筆・修正しての書籍化。ほ優しくもパワフルな文章に、フレッシュなイラストが映える、懐かしくて新しい昔話×女子エッセイ、ここに誕生! 【推薦コメント】 松田青子(『スタッキング可能』『おばちゃんたちのいるところ』) 「幼い頃、昔話に出てくる彼女たちがかっこよくて、面白くて、大好きだった。 やっと会えたね、うれしいね。わたしたち、積年の呪いを解き合って、どんどん自由になっていこうね。」 こだま(主婦、『夫のちんぽが入らない』『ここは約束の地』) 「前書きで完全に心を掴まれた。ここで本を閉じたら大事なものを見失うような気がした。 乙姫に、お菊に、ギャル。古今を生きるすべての女の子に「あなたはどのようにも生きられる」と手を差し伸べる。とびきり新しい昔の話。」 瀧波ユカリ(作家、漫画家、『臨死!!江古田ちゃん』『ありがとうって言えたなら』) 「はらだ有彩は、昔話の中に息づく女たちの声なき声に耳をそばだて、「とてもわかる」と手を握り、その素顔と本心を色鮮やかに蘇らせるサイキックでありアーティストだ。 昔話の女たちと今の私たちが時を超えてわかりあう瞬間の、震えるような喜びをどうか体験してほしい。」 清田隆之(桃山商事代表、『生き抜くための恋愛相談』) 「これは千年の時をこえるガールズトークだ。痛みに思いを馳せ、無念に寄り添うその姿を見て、友情に最も不可欠なのは「想像力」だと確信した。 弱みを見せ合えない俺たち男が、いま最も学ぶべきものではないだろうか。」 富永京子(立命館大学准教授、『社会運動と若者』) 「文句言いつつ尽くす女子、無理なく遠恋こなす女子、マニアックな趣味に夢中な女子。あなたの友達で、あなた自身でもある、あなたを傷つけない「あるある女子」の話です。」 金井真紀(エッセイスト、『パリのすてきなおじさん』) 「古典に出てくる女の子を「読む」のではなく、「ツッコむ」「こねくり回す」「じゃんじゃん飛躍させる」スタンスが斬新。それってつまり「愛する」ってことだ。作者の愛を浴びて、女の子の端くれであるわたしは元気になる。」 市原悦子(女優、「まんが日本昔ばなし」語り) 「私がやる昔話の役柄の中で一番好きなのは山姥です。聞いた皆さんも山姥が合うとおっしゃいます。山姥は人恋しさと、優しさと、恨みと、叶わなかった夢とが、人の何百倍もあるのかしら。だからこそ山姥は魅力的なんだと思います。彼女達とこの本で再会出来て嬉しいです。 女はみんな花なのよ。自分を好きになってヤバい女の子になりましょう。」

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  • ゆうゆう 2019年2月号増刊
    -
    490円 (税込)
    【心丈夫に生きるヒント】 作家の素顔 今日を生き、明日を生きる ピンチをチャンスに変える生き方 私の元気習慣 ★『ゆうゆう』電子版のバックナンバーはいつでもお求めいただけます。ぜひご利用ください★  【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 *ご案内 挨拶 目次 作家の素顔今日を生き、明日を生きる 佐藤愛子さん 作家の素顔今日を生き、明日を生きる 瀬戸内寂聴さん 作家の素顔今日を生き、明日を生きる 曽野綾子さん 作家の素顔今日を生き、明日を生きる 田辺聖子さん 作家の素顔今日を生き、明日を生きる 澤地久枝さん 作家の素顔今日を生き、明日を生きる 五木寛之さん 作家の素顔今日を生き、明日を生きる 角野栄子さん ピンチをチャンスに変える生き方 有馬稲子さん ピンチをチャンスに変える生き方 武田双雲さん ピンチをチャンスに変える生き方 佐伯チズさん ピンチをチャンスに変える生き方 加藤諦三さん 私の元気習慣 辰巳芳子さん 私の元気習慣 吉沢久子さん 私の元気習慣 浜 美枝さん 私の元気習慣 水前寺清子さん 元気が出る!人生相談 坂東眞理子さん/吉永みち子さん/名越康文さん 人生を支えてくれた「言葉の力」 市原悦子さん 人生を支えてくれた「言葉の力」 加藤登紀子さん 人生を支えてくれた「言葉の力」 熊井明子さん 人生を支えてくれた「言葉の力」 加藤タキさん 人生を支えてくれた「言葉の力」 山根基世さん 人生を支えてくれた「言葉の力」 三屋裕子さん 人生を支えてくれた「言葉の力」 天野 篤さん “言いにくい”ひと言にこそ大人の品格が出る 杉山美奈子さん 50歳からおしゃれになるコツ ピーコさん 「歌」こそ、わが人生の友、応援団 舟木一夫さん 「歌」こそ、わが人生の友、応援団 野口五郎さん プレゼント付きアンケートのお願い

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  • 蕨野行
    4.3
    押伏村には、六十歳を越えると蕨野という丘へ棄てられる掟がある。だが、死を待つ老人たちは悲惨で滑稽な集団生活を送りながらも、生への意志を逞しくしていく。死してなお魂は生き永らえるのか? 棄てられた姑と嫁の心の対話を通して、人間の「生」の本質に鋭く迫る、平成日本によみがえる衝撃の棄老伝説。 恩地日出夫監督、市原悦子主演で2003年に映画化。 解説・辺見庸

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