吉田道作品一覧

  • 仏教入門 バラモン教・ウパニシャッド・仏教
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    【日本で最も分かりやすい仏教入門書】 仏教は確かに釈尊が創唱したものですが、その教えは釈尊以前のインド亜大陸の宗教伝統や諸思想がその土台になっています。そこで、本書では前半で、インダス文明、インド・アーリア人の宗教、そして、バラモン教およびウパニシャッド等、インドの宗教及び諸思想を概観し、その上で、後半、インドの宗教・思想としての仏教を考えてみました。(著者)
  • きらめく夏
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    おかあさんがなくなってから、知之介は、妹の典子がさびしい思いをしないかといつも気をつかっている。そんなふたりの前に、ある日、母が蒸発したという少年があらわれた。きらきらかがやく夏の記憶。
  • きりんゆらゆら
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 荒太(こうた)は小さい頃から何度も引越しをした。今度の小学校も三度目だった。友だちと別れるつらさで自分が傷つくのが怖いから、荒太の友だちづきあいは、いつも浅く表面的なものだった。しかし、今度の学校で、荒太はクワガタくんという不思議な少年に興味を持った。クラスではしゃべらない子だった。何かいわく因縁があるらしい。同級生もみんなそれを受けとめている。生まれて初めて友だちになりたいと思ったクワガタくんの家まで、荒太は行くが、あっさり母親に断られる。クワガタくんが気になる荒太は、その原因が半年前の交通事故にあると知り、当時の新聞を読もうと図書館に向かう…。
  • こずえと申す
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ぼくは母さん、弟の洋と父さんのじっちゃんの家で暮らしている。ぼくの仕事は毎朝、新聞受けに新聞をとりにいくこと。ある日、新聞がなくなる事件が。これがきっかけで、ぼくはこずえという少女と出会い、近くの天狗山に道路を通す計画があることを知る。 天狗山はタヌキやイノシシなどがすむ緑多い山。そんな山に道路を通したら? ぼくは弟、友だちの大介、そしてこずえといっしょに、「ぼくたちにできること」を考えはじめる。
  • 妙法十句入門 四十二文字の題目
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    心を強くしたかった。著者はそれを宗教(仏教)に求めました。宗教は打ち出の小づちではありません。精神(心)強化の妙薬などどこにもありません。学べば学ぶほど落ち込んでいきました。そして、ある種の心的回転体験をします。二十歳の時でした。すっと心が楽になりました。筆者はその時の体験を四自覚と呼んでいます。詳細は拙著に当たってください。 しかし、四自覚はこころの支えにはなったのですが、まぼろしの覚り体験はやがて底が抜けます。三十代の半ば頃でした。仕事に行き詰まり、にっちもさっちも行かなくなって、一か月ほど休職するはめに陥りました。そして、仏教を再度勉強し直しました。その時、中心となったのが法華経でした。 平成三年、妹を癌で亡くしたのをきっかけに十句観音経に出会いました。そして、十句経が法華経の要約であることを知りました。本書はその求道記録とも言えます。また、人がどのように宗教を学べばよいのか、著者の経験に学びながら、宗教とは何かということも学べると思っています。
  • ヤマトシジミの食卓
    4.0
    風助さんは謎の人だった。いつもあの平たい石に座っていた。「明日は、いつだって、かんこの味方だ」という励ましの呪文も教えてくれた。小学校中級から。

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