六実作品一覧
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4.3
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4.4「桐亜の息子と二人で無人島行って来いや」抗争を避けるため、極道組長の父の命令で、桐亜六実とともに隠れ家へやって来た透。No.2の息子とはいえ堅気の優等生・六実と意気投合する事もなく、時間を持て余すうちに「自慰代わり」との大義名分を掲げて、体を重ねるようになる。ところがある日を境に、キスされて、あまつさえ挿入されそうになり…これじゃSEXとかわんねぇよ!?
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-居候させてくれる人を「飼い主」と呼んで寝床を転々としている明るい金髪が特徴の直は、飼い主に捨てられた夜、宝石のように綺麗で美しい六実優輝と出会った。「男と試してみたい」という優輝に応えて一晩寝床を提供してもらい、家事や猫の世話、ベッドでの相手をするかわりにしばらくの間居候させてもらえることに。ところが「飼い猫」として新たな寝床でもうまくやっているはずの直に、優輝は「バイトを探せ」「アパートを借りろ」と真剣に言ってくる。愛人の子として息を潜めて生きてきた直にとって、こんなに真正面から向き合ってくれる人は初めてでどきどきしてしまい――。野良猫男子×堅物リーマンのピュアラブ!(「猫は、金魚鉢の中 第1話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.62に収録されています。重複購入にご注意ください)
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3.7
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3.8オンナの登山道は一本道ではない。あの日見た景色は、いつだって胸のなかに。絡み合い、すれ違う、5人の女たちの物語。 【内容】岩壁の向こう側|翼と引き換えにささやかな安定を得た宇井優香。ふとした会話が濁らせていた山の気配を呼び起こし、4年ぶりの登山を決意する。◆クライミングジム・シンデレラ|夫とは何もかも合わないが、それ以外は恵まれている。専業主婦の二階敏子は、今のルートが修復できないものだと気づき、かぼちゃ色のアウディを走らせる。◆幻の縦走計画|普通すぎる自分にコンプレックスを抱える見方めぐみ。公私ともにやりがいを見出し、自らの力で道を切り拓こうと歩みはじめたそのとき、自身の体の変化を感じ取る。◆ザイル・パートナー|「恋以外には図々しい年頃」と自分を諭す志村千穂。クライミングに情熱を燃やす亨に思いを寄せるなか、後輩から予期せぬプロポーズを受ける。◆母がいた八ヶ岳|物心つく前に母を亡くした後藤六実。二十歳を前に、未来に向けて薄情になる覚悟を決めた六実は、遺されたウェアを身に付け、母の命を奪った山へ向かう。 【著者】1972年、東京都生まれ、札幌市在住。山系イラストレーター。20代のカナダ旅行をきっかけに山に目覚める。以来、読者モデルとして山岳雑誌に寄稿するほか、山小屋でのアルバイト経験をもとに描いたコミックエッセイで山の魅力を伝えている。著書『悩んだときは山に行け!』(平凡社)など多数。本書が初めての小説作品となる。
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-ゴミ捨て場に血を流し倒れていた六実(むつみ)。 目の前には泣きじゃくる女。女は小月(こづき)と名乗り、「自分のウサギをもらってくれ」と言い出した。わけがわからないまま、六実は小月の運命に巻き込まれていく。 ウサギは人の言葉を話し、夜中に六実を叩き起こした。向かった先のゴミ捨て場で六実が見たのは、裸足のパジャマ姿でパソコンや服を捨てている、夢遊病のような小月だった。別の日には、就寝中で小月が宙に浮き、物が次々とゴミ箱へ投げこまれていた。 小月はいったい何者なのか? なぜウサギは人の言葉を話すのか? 面倒ごとが起きそうな小月だが、“好みのタイプ”であるのが六実の弱みだった。 女性が苦手だけど離れられない、ジタバタするヘタレを見守る恋愛ファンタジー。