らぶドロップス作品一覧
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-仕事はできるものの、片思いの相手に“好き”と言えない美咲。ある晩、自分の想いを持て余し酒を飲み過ぎた彼女を介抱してくれたのは、王子様のような金髪碧眼の男性だった。翌朝、職場であるホテルに出社した美咲の前に、昨晩の“王子様”が総支配人として登場。創業者一族の御曹司である彼は、美咲を自分の専任補佐に指名する。その強引な仕事ぶりに反発する美咲に、彼は「仕事の効率のため君を誘惑する」と宣言して――。素直になれない意地っぱり女子が、本当の恋にめぐり逢うまでを描いたハートフルなラブストーリー。第6回らぶドロップス恋愛小説コンテスト通常部門、最優秀賞受賞作。
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4.0裏通りにある喫茶店「カフェ・ブランネージュ」。優しいマスター・雅司が淹れてくれる薫り高いコーヒーが、仕事に疲れた朋花の心をいつも癒やしてくれる。マスターに秘かに恋心を抱いていた朋花だったが、彼女は暴力的な元カレのせいで男性と付き合うことを恐れていた。ある冬の日、「カフェ・ブランネージュ」に向かっていた朋花は、元カレ・江上と再会してしまい――。苦しい過去を持つ男女が互いの愛に支えられて新しい一歩を踏み出そうとする姿を描いた、ラブストーリー。「素直になって、いっぱい感じて」。※本作品は2011年12月1日発行「白の秘密」に収録された作品を分冊し、加筆修正し続編を加えたものです。
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3.0
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5.0
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-楢坂高校を卒業して3年半。柏木陸は関西随一の国立大生という肩書きと、人から羨望されるほどの美しい外見を利用して、刹那的な生活を送っていた。ただ、彼は常にどこか冷めていて、他人とは一線を引いた付き合いをしている。四回生となったある夏の日、陸は一人雨の中、愛車を走らせていたが、道に迷った上に、カーナビが故障。仕方なく山中で見つけた洋館を訪れると、そこには陸と同年代の美しい女性がいた。常に他者との関係で主導権を握ってきた陸だったが、彼女の不思議な魅力に翻弄され、苛立ちつつもやがて…。陸の心を見透かし惑わす彼女はいったい何者なのか? 夏の陽炎のように美しくも儚い一夜の出会いを描いた、幻惑のラブストーリー。
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4.0
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3.0
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4.3敦は4歳の時、両親の離婚によって、母親とナツの家の近所に引っ越してきた。それ以来、おとなしい性格の敦をナツが従える形で、幼馴染みとして育った2人。しかし、高校2年生の夏休み直前、敦のPCを借りたナツがブラウザの履歴に「SMサイト」と思われる名前を発見したことをきっかけに、2人の関係にわずかな歪みが生じる。「ナツ、罰ゲームは今日までだよ。せっかく我慢してたのに、わざわざ捕まりに来るんだもん。もう手遅れだよ」。敦はナツの両手首を力づくで合わせ持って、そこに、布を絡ませた…。「アブノーマル・スイッチ」で多くの読者を虜にした著者による、新たな「罠」。
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2.5
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4.0
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-日本で雪絵の家族を説得(?)し、ラシードと雪絵は結婚式を挙げるためにカマル王国へ。その頃カマルでは、発電・造水事業の利権を巡って王国議会が紛糾していた。雪絵が発電・造水施設を管理運営している黒鐘商事の社長令嬢であることから、ラシードの立場は微妙に。さらに、調整を依頼された英国人コンサルタントのオスカーと雪絵のよからぬ噂がたち…。「夫が妻相手に変な妄想してなにが悪いっ!」――ラシードの妄想と嫉妬が炸裂! 雪絵の弟・雅人は、王宮で謎のアルバイト!? 甘くてエロティックな恋物語「ハレムの花嫁」シリーズ第3作。新潮社プリシラブックス刊『ハレムの花嫁は蜜約に堕ちる』続編。
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2.0
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4.3人里離れた古民家に工房を開き、ひとり手漉き和紙職人として働く葵のもとに、スランプに悩む日本画家・沖家が訪ねてくる。自身も1度は絵を志したが、途中で諦め別の道に進んでいた葵は、容赦ない批評を彼に浴びせるが、それが逆に沖家を刺激することになり…。「あんたは、真っ白な人間だよ。俺なんかから見たら、眩しくてしょうがないくらいだ。」寒さにかじかむ手をすりあわせ、息を白くしながら100号の和紙が漉き上がったとき、葵はその前にぺたりと正座すると、絵のモデルのように姿勢を伸ばし沖家を見つめた…。本作品は2011年12月1日発行「白の秘密」に収録された作品を分冊したものです。
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-アパレルメーカーのアラサーOL凛子は、男嫌いで貯金が趣味、どうせ私は賞味期限切れと開き直っていた。そんな彼女が、海外勤務から戻ってきた35歳独身エリートイケメン上司・武田真琴の元で働くことになる。彼は、「下着で男を誘惑できる色気を身につけてみろ!」と凛子を新作ランジェリーのモニターに任命。エッチな下着を身につけた凛子の胸やヒップを、確認のためと言って撫で回し…。「あぁぁっ、局長! そこは……」「モニターなんだから我慢しろ!」。鬼上司の強制指導で、凛子の心と体に異変の気配が!? 本作品は2011年12月1日発行「白の誘惑」に収録された作品を分冊したものです。
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3.3
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4.0
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-突然始まった新婚生活から半年が経ち、千紗の念願であった結婚式を目前に控えている二人のもとに、樹のいとこ・潤也がアメリカから帰国して突然家にやってくる。キッチンでお楽しみの真っ最中だった二人の邪魔をしたあげく、翌日から出かける箱根旅行にもついてくると言い出す始末。断りきれずに三人で向かった旅先の旅館で、千紗は潤也から思いもかけない樹の過去を聞かされ、動揺を隠せない。その上、樹に問いただそうとして彼を怒らせてしまう。千紗は家族友人の前で永遠の愛を誓うことにためらいを感じ始めるが、樹に歩み寄ることが出来ずにいた。潤也が二人の間に入り千紗を慰めようとするが、彼には別の思惑があって……。新婚夫婦に、危機到来!?
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4.5
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3.0商社で秘書をしている黒田雪絵は、29歳の処女。年子の弟が結婚したことに動揺した彼女は、酔った勢いでホテルのバーにいた美しい男を買い、部屋に連れ込んでしまう。しかし、酔い潰れて寝てしまい、翌朝起きると男の姿はなかった。ところが、出社した雪絵は会社に商談にきた男と再会。なんと彼は中東のとある王国の第2王子だった。雪絵に興味を持った王子は、強引に自分の国に招待するが、予想外のハプニングで2人は結婚することに!? 恋愛経験ゼロの眼鏡美人と砂漠の国の俺様王子の甘くてエロティックな恋物語。2013年8月新潮社刊同タイトル作品(プリシラブックス)の完全版。
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4.0
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-ある雨の日、失恋のショックで道端に座り込んでいた千紗に手を差し伸べてくれた、端正な顔立ちのスーツ姿の男性。少々乱暴な口調で放った言葉は――「お前、俺と結婚しろ」。妙に説得力のある言い分と、自分を振った先輩を見返したい気持ちから、千紗は結婚を決意する。しかし、夫となった樹との生活は一般的な新婚夫婦とはだいぶ異なっていた。ベッドは共にしているのに、いつも樹は最後まではしてくれない…。樹がなぜ自分と結婚したのかわからない千紗は、少しずつでもいいからふたりの距離を縮めたいと思うのだが…。ウブな女子大学生と俺様エリート会社員の突然新婚生活!
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4.5
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5.0
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-「俺が自分から欲しいと思うのは深春が始めてだ 」 ── エンタメ系カルチャー雑誌の編集者である水谷川深春は、社会人6年目の28歳。社内恋愛中だった彼氏が別の女性との婚約を発表し、ヤケ酒の末に目覚めたのは見知らぬ男のベッドの中だった。彼は深春に電話で呼び出されたと言うが、深春には覚えがない。思い出せないまま帰った深春は、後日インタビューの現場でその男性に再会。彼は人気アプリを手がける今最も勢いのある企業、セミコロンのCEO・橋詰幸哉だった。「キミを好きになったので付き合って欲しい」と甘く強引に迫る幸哉に、戸惑いながらも惹かれていく深春。どうやら深春は昔彼に会ったことがあるようで……。ワンナイト未遂から始まるオトナのラブストーリー。
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-予約が取れないリゾートホテルにキャンセル待ちが出て、泊まりに出かけたウエディングプランナーのまりえ。彼女は古い洋館を改装して造られたそのホテルに、かつて「ハルお嬢様」として住んでいた記憶を持っていた。前世の自分と決別する旅だったはずが、まりえはこのホテルの経営者で、ハルの婚約者だった一茂の子孫・茂と出会ってしまう。一茂の記憶も執着もすべて受け継いだ茂は、まりえに積年の想いを激しくぶつけてくる。彼に惹かれつつも“現在、ここにいる二人”として愛し合おうとするまりえだったが、二人の前に「ハル」と同じ顔をした美貌の書道家が現れて――。今を大切に生きるウエディングプランナーと過去にとらわれている執着系御曹司のスリリングなラブストーリー。