守屋洋 - PHP文庫作品一覧

  • 「為政三部書」講義 中国古典「三事忠告」の行動指針
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    為政者の心構えを説いた本として、広く愛されてきた為政三部書。原著作の張養浩は、元の時代の地方長官・監察の責任者・中央政府の大臣などを歴任して民生の安定に心を砕き、名臣と称された人物である。自らの体験をもとに説くさまざまの教えは、自己啓発から危機管理まで多岐にわたり、指導的立場にある人々にとってきわめて実際的である。その内容を現代の指導者に向けて平易に解説した、格好の行動指針。

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  • 男の器量 男の値打ち 小さい自分をでっかくする法
    5.0
    男が惚れる男の資質とは? 乱世を生き抜いた中国の歴史人物たちの中には、男が思わずついていきたくなる男が数多くいた。「将に将たる器を持っていた」劉邦、「この人のためならばと思わせる『仁』を持っていた」劉備、「先の先まで読みつくす才覚のあった」曹操……。しかし彼らも決して最初からそうであったわけではない。むしろ生きるか死ぬかというギリギリの選択を重ねる中で、己の器量を磨いてきたのである。本書は中国文学の第一人者である著者が、英傑たちの生き様を紐解きながら、己の器を大きくする方法を豊富なエピソードをもとにダイナミックに描いたものである。本書を読めば彼らが逆境に立ち向かいながら、その中でいかにして統率力、懐の深さ、先見力を培ってきたかがわかる。翻って、われわれの器量も経済的に逆風である現在であればこそ、磨かれる機会が多い。あきらめることなく、どんなときも自分を磨く気概をもつ男になるための本。

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  • 強者の管理学 韓非子
    4.5
    「韓非子」の内容上の特徴を一言でいえば、人間不信の哲学のうえに立って、権力のあり方を追求している点にある。人間の実態を見すえながら権力の本質を分析し、トップの置かれている困難な立場をうきぼりにすることによって、権力維持の方途をさぐった本、それが「韓非子」にほかならない。

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  • 三国志――英雄たちの戦い
    -
    1巻500円 (税込)
    中国三千年の歴史は、権力をめぐる闘争の歴史でもあった。中でも三国時代は、劉備、曹操という二人の争覇に孫権が絡み、その争いは一層複雑で熾烈である。そこには今日的な人間関係や国際情勢の生々しい縮図が投影されている。三国志は現代を生き抜く我々のための人間学でもあるのだ。―本書では、官渡・赤壁・夷陵・五丈原の四大合戦を中心に、リーダーの条件・勝者の要諦を描き出す実録三国志。

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  • 「史記」の人物学
    -
    中国を代表する歴史大著『史記』。そこに描かれる千年有余にわたる数千もの人間の営みは、一つの壮大なドラマを織りなす。男と男が力の限りを尽した項羽と劉邦の天下取りの対決、権力者の狭間でしたたかにかつ周到に生きた中堅諸将の見事な智恵、そして、ときに時代をも動かした女たちの華やかで冷酷な計略の数々…。そこには先人たちの様々な生きざまが凝縮され、あらゆる人生の起承転結が読みとれる。

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  • 新釈 伝習録 現代「陽明学」入門
    -
    東洋学の原典として歴代首相、各界の指導者が行動の指針としてきた陽明学―知行合一説、心即理説、致良知説など、その要諦を余すところなく伝える『伝習録』の中から、陽明学の理解に資するもの、現代の指針として役立つもの、を選んで訳出した対訳本。“実践こそ第一”と説く本書は、過剰な情報に埋没しがちな現代ビジネスマンの、またとない行動哲学となる。

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  • 新釈 老子
    -
    乱世の世を悠々と生き抜くには?―「大器は晩成す」「柔よく剛を制す」など、無為自然の哲学にもとづき、しぶとく生きる“道”を説き明かした『老子』。本書は、その思想と処世法を、変化の激しい現代を生きる人々に贈る待望の1冊である。

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  • <実説>  諸葛孔明 ある天才軍師の生涯
    3.7
    『三国志』の中で、天才軍師として華々しく登場する諸葛孔明。ライバル仲達とは本当に戦ったのか? などフィクションを取り除き、真実の生涯に迫る著者会心の力作!

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  • 中国英傑に学ぶ 男の後半生
    -
    1巻530円 (税込)
    定年後や第二の人生の過ごし方など、人生の後半生の生き方への関心が高まっている。ところで現代の日本人にとって、後半生とは単に人生八十年の折り返し地点である四十歳以降ではない。むしろ人生の転機を迎えたその時からだというのが著者の見解である。一度きりの人生を悔いなく送るために、我々は後半生をいかに生きるべきか。中国の英傑二十四人それぞれの後半生の考察を通し、そのヒントを提示しようというのが本書の試みだ。例えばお家騒動で国を追われ、十九年に及ぶ亡命生活の後、転機を逃さず六十二歳で見事王位に就いた重耳という人物。現代の感覚でいえば、八十過ぎの年齢にあたるそうだ。重耳の生涯を思えば、四十、五十など洟垂れ小僧であり、定年だリストラだと嘆くのはやめ、勝負はこれからだと新たな目標を持って人生に挑戦してほしいとエールを送る。他にも劉邦や司馬遷など、人生を諦めなかった男たちに読者も勇気づけられることだろう。

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  • 中国皇帝列伝 歴史を創った名君・暴君たち
    4.5
    悠久なる中国の歴史は王朝交替の物語であり、そこには実に多くの皇帝たちが登場する。それら名君、暴君、天才、凡才たちの中から、歴史に大きな足跡を残し、存在感の際だっている12人の皇帝について書かれたのが本書である。あの広大な中国の国土を一つにまとめるには並々でない手腕がいる。だが時として、そのような人物が現われて国をまとめ、新しい王朝を興した。しかし、せっかく創業には成功しても二代か三代ですぐに滅びた王朝も多く、もちろん何百年と続いた王朝もある。その違いはいったい、どこにあるのだろうか? その答えは、本書に登場する12人の皇帝たちの事績の中にある。彼らは果たして、どういう考えのもとに政治を行ない、どのような生涯を歩み、どのような歴史を創ったのか。広大な舞台で繰り広げられた12の波瀾万丈の人間ドラマを活き活きと描くと同時に、人が生きていくうえで何が大切かということも教えてくれる一書である。

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  • 中国古典一日一言
    4.6
    1巻620円 (税込)
    先人の英知の結晶である中国古典指導者の心得から処世の知恵に至るまで、ビジネスマンが気軽に読め、かつ実践に役立つ珠玉の言葉、365篇を平易に解説。

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  • 中国古典がよくわかる本 この一冊で学べる3000年の知恵
    3.0
    逆境の人間学「論語」、処世の知恵溢れる「菜根譚」、リーダーの条件を説く「孫子」等、壮大な興亡の歴史から生まれた数々の中国古典。複雑に絡み合う利害、思惑、競争、そして不安……、現代というもう一つの乱世をしたたかに生き抜く知恵とは何か。各界の指導者たちの「座右の書」として読みつがれてきた名著のなかから、そのエッセンスを抽出した入門書のための実践的古典案内。

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  • 中国古典・人生の知恵 変革期を生き抜く人間学136
    -
    1巻569円 (税込)
    中国古典は人間学の宝庫である。そこには人間の本質や人間関係の機微、人生を生きる知恵などが、さまざまな角度から、簡潔なことばで解き明かされている。その説くところは人間学の原則原理であり、現代にも参考になる点が多い。本書は、変革期をしなやかに生き抜くヒントが満載された座右の一冊である。

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  • 中国古典の人生学 四字句に学ぶ処世の知恵
    -
    1巻540円 (税込)
    人生の達人は真理に逆らわない。中国二千年の文化が育んできた古典は、人間学の原則原理を収めたエッセンスである。先憂後楽、玩物喪志、経世済民、不言之言……本書は『論語』『孫子の兵法』『三国志』『書経』などから中国の故事・格言を四字句に凝縮し、現代の世相を例に引きながら解説した好著。読み進むうちに、必ずあなたの人生の道しるべとなる一言があるはずである。

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  • 中国古典百言百話14 大学・中庸
    4.0
    儒教の根本思想「修己治人」の教えを説き、宋代の思想家・朱子により為政者修養の書として定められた四書・五経。その中心を成し、指導者たる者の道と徳のあり方を示したものが「大学」と「中庸」である。「修身・斉家・治国・平天下」「日々に新たに」「徳は本なり、財は末なり」など、数多くの名言・名句を今日に伝える名著のなかから、上に立つ者の要諦を学ぶ。
  • 中国古典百言百話6 老子・荘子
    4.0
    仁や徳など人間の厳格な精神性を重んじた儒教に対し、我や欲など人間の自然な姿を肯定した老荘の教え―患いを避け人生をしなやかに生きる知恵を説く「老子」と、何ものにもとらわれない自由な生き方を説く「荘子」。二つの思想が共に目指した「道」とは何か。二つの書のエッセンスから、現代をより豊かに生きるための、世俗を超えた“無為自然の哲学”を学ぶ。
  • 中国覇者列伝 興亡に学ぶ実力者の条件
    -
    1巻510円 (税込)
    周王朝の弱体化と共に群小各国が割拠した春秋時代。権謀術数が横行する動乱の世に、興亡をくり広げた八人の覇者たち。彼らはいかにして人心をつかみ、乱世を制したか。「鼎の軽重を問う」た楚の荘王、呉王と越王の宿命の対決「臥薪嘗胆」、絶世の美女西施の故事「顰に効う」など、当時の故事・列伝を交えながら、中国古典の魅力を満載した一書。

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  • 中国武将列伝
    -
    1巻660円 (税込)
    中国の長い歴史には、数限りない英雄や豪傑たちが出現した。そんな彼らの中から、歴史に確かな足跡を残し、その時代を代表した14人の武将を取り上げたのが本書である。漢帝国を興した劉邦との戦いに敗れた「項羽」、漢の天下統一に貢献した張良と韓信、異民族との戦いに活躍した後漢の馬援、『三国志』の英雄・関羽、文武兼備の理想の武人・岳飛、倭寇退治に成果をあげた明の戚継光などである。中国は伝統的に文官が優位の社会であり、武将といえども官僚機構の一員にすぎない。平和の時代には名をとどめることなく生涯を終えることになる武将の人生が最も輝くのは、なんといっても戦乱の時代が到来した時である。そんな乱世に、彼らは国という組織の中でいかに生き、また、どのように戦って歴史に名を刻んだのか?――その一人一人の事績を丹念にたどって人間像を浮き彫りにするとともに、彼らの成功と失敗の記録から「人生いかに生きるか」を学ぶものである。

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