歴史・時代 - 志木沢郁作品一覧
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-悪は鉄炮で撃つ! 火盗改のニューヒーロー登場 組頭・三宅正照率いる先手鉄炮組は臨時の増役で 市中の悪党どもを捕らえる火盗改を仰せつかった。 三宅組与力・宇佐見伸介は慣れない捕り物に向けて 手探りで準備を進める。 そんななか、堂塔の火事に紛れて寺宝が持ち去られる 事件が頻発する。 町奉行や寺社奉行との軋轢や確執を乗り越えて、 正義を全うする侍たちの活躍を描く時代ヒーロー小説。 誰も見たことのない新たなる火盗改の登場! 町奉行が「表舞台の千両役者」ならば火盗改は「乞食芝居」と言われた。 江戸市中にあって、いわば「貧乏くじ」の火盗改だったが、町奉行や寺社奉行との軋轢、労多くして功少ない苦闘の末に正義を全うする火盗改の活躍を描く。 目次 第一章 初めての十手 第二章 三宅組始動 第三章 燃える堂塔 第四章 大岡越前守 第五章 三斎の茶杓 あとがき
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-野望説、怨恨説、黒幕説、突発説……本能寺の変の要因については、さまざま取り沙汰され、現在でも新たな説が出てくる度に、世間の関心を集め続けている。果たして何処に真実があるのか!?明智光秀は元々、源氏一族の土岐氏の支流を標榜し、その血脈に矜持を持っていた。よって、足利義昭に近侍し、幕臣となったことは殊の外名誉であった。だが同時に織田家の家臣に招かれたことで運勢の歯車は狂いだす。義昭と信長の対立が激化、義昭が京を追われるのだ。新しき世の構築の可能性を模索しながら苦悩を深める光秀──。そして運命の天正十年六月二日は着実に迫りつつあった!日本史上最大のミステリーとも言われる本能寺の変の真実に迫る意欲作!!
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-町方同心の花形、定廻り──奉行所で年功を積み、一目置かれる者が任命される重職である。だが、そんな慣例を打ち破る男が現れた。浅羽啓次郎、二十八歳。だれが見てもまだ若造である。ただし、育ちが好さそうな出で立ちに剣術遣いという、どこかわけありな同心であった。実は啓次郎、出自に秘密を抱えていたのだが、人並みはずれた観察力と洞察力を持ち、強力な他薦を得て定廻りに抜擢されていたのである。しかし、そんな啓次郎でも難儀する事件が勃発する。目明かしが続けて襲撃されたのだ。探索上には、主犯の逃亡に手を貸す影の存在が明らかに……。しかもそれが意外な人物と知り、一か八かの決断を下して敵を驚かせる! 剣客同心の八面六臂の活躍を描く待望の新シリーズ!!
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5.0史上屈指の汚名を被った男は、なぜ、奇跡の復活を果たせたのか? 戦国武将・仙石秀久といえば、戸次川の戦いで長宗我部信親らを討死させる大敗を喫したことで批判されてきた。「三国一の臆病者」とまで罵られたほどである。本作は、そんな汚名にまみれた武将の栄光と挫折、そして復活を、新解釈で描き切った力作長編である。物語は、主君・信長と秀吉との出会いから始まる。若き日の姉川合戦での一騎打ち、智謀の将・竹中半兵衛と黒田官兵衛との交わり、強敵・長宗我部元親との引田合戦を経て、秀久はついに、国持ち大名へと立身出世を果たす。ところが、戸次川合戦でまさかの大失態……。領地も名声も全てを失った秀久は、髷を落とす覚悟まで固める。しかし、選んだ道は、再び戦場に身を投じることだった――。「失敗しても、明日がある!」。現代人に鮮烈なメッセージを伝える戦国小説。