医学 - 方丈社作品一覧
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-SNS、人間関係、仕事など、現代社会はストレスだらけ。世の中のちょっとおかしなことに 鋭い視点でツッコむ「キム兄」が、メンタルクリニックを訪問。実際の診察で使われる、 一般的な身体ならびに精神面の自覚症状を調べる「CMI健康調査票」(コーネル大学)、 人が持つ5つの自我の状態のバランスから性格特性、行動パターンを見る「新版TEG」 (東大式エコグラム)のふたつのメンタルチェックを受けて、心の不調の名医・野村忍先生に ストレスとのつきあい方を聞いた。 ●人間関係では悪人をつくらないほうがいい。 ●セルフモニタリングで自分を冷静に振り返ってみる。 ●眠れないことに悩んでいるなら、起きていようと思えばいい。 ●うまくいったときのことを覚えておく。 ●イラッとしたときは××しようと決めておく。 ●これまで絶対に読んだことのないジャンルの本を読んでみる……etc. ちょっとだけ見方を変えてみることが、ストレスと思い込みでガチガチに 固まった心と体を解きほぐす方法だった。 “自分”とそこそこうまくつきあっていく方法を、キム兄が探っていく。 しんどいときに読んだら、ちょっと心が軽くなる、楽になる、役に立つ一冊。
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-まずは目に見えるがん細胞だけを、放射線の4次元ピンポイント照射という必要最小限の治療で確実・安全に狙い打ち消す。正常な細胞を傷つけることはないので、がんを消したあとは、免疫力を上げながら、自分自身で「がんを育てない身体」をつくる生活を心がける。がんが生まれるしくみを知り、自分のがんにはどんな治療が最適なのか、自分はどんな治療を求めているのかを考えたときの選択肢のひとつとして、植松医師の目指す「からだに優しいがん治療」を本書でご紹介致します。 樹木希林さん、筑紫哲也さんのがん治療を通して交流した、ご家族との対談も収録。 希林さん、筑紫さんが「がん」や「死」とどのように向き合っていらっしゃったか、ぜひ本書を通じて触れてみて下さい。
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-親の介護をしている人を傍から見て、「大変そう」「気の毒」「可哀そう」と同情的に見てはいませんか。そう見てしまうのは、介護は「背負った負担」で、できることなら「避けて通りたいこと」というイメージが強いから。しかし、これからは介護を避けて通ることのほうが難しい時代に突入します。これからは介護を「誰もが経験すること」「人生の一つのステージ」と冷静にとらえるべきではないでしょうか。介護を「正対して取り組む人生の課題」として受け止める。そうすることで、介護は人間力アップと人生を充実させるチャンスととらえることができます。 介護の理想はオーダーメイドですが、現実的には「前向きな妥協」が必要です。大事なのは介護をする人、される人に合った介護を作りあげられるかどうか。そこで著者は介護版の「人生会議」をすすめています。まだ親が介護を必要としない元気なときに、介護についての希望をしっかり話し合って決めておく。そうすれば突然に介護が必要な事態が起きても、慌てることなくケアマネージャーに親の希望を伝えることができます。 本書では介護する側もされる側も納得できる介護、後悔を残さない介護の在り方を考え、「やらされる介護」から「自分づくりの介護」という視点で、どうすれば介護を自分らしく生きていくための成長のチャンスにしていけるのかを考えていきます。