医学 - かざひの文庫作品一覧
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5.0◎前日本医科大学総長 荒木勤先生 「不定愁訴の一因が“舌のストレス”にあることを、是非すべての医師に知ってほしいです」 ◎東京歯科大学解剖学教授 阿部伸一先生 「これからの歯科医師が、舌と全身の健康について考えるキッカケになればと思います」 ◎東京歯科大学名誉教授(前東京歯科大学生理学教授) 田崎雅和先生 「『舌ストレス』の概念で、歯科が世の中に貢献できることがとても楽しみです」 「現代人はあごが小さくなり、歯のアーチの形や大きさもずいぶん狭く、小さくなっています。 同時に、歯が磨耗しなくなり、生えてきたときのまま鋭利に尖っている歯が非常に増えています。 また、その一方で栄養状態がよくなり、大きすぎる歯「巨大歯」を持つ人も増えています。 これは、歯のアーチの中で暮らしている「舌」にとっては大変なストレスです。 現代人の多くが、多かれ少なかれ、こうした舌ストレスを抱えているのです。 この舌ストレスが、肩や首のこりをはじめとする、 さまざまな不定愁訴につながっていることに気づいている人が、どれだけいるでしょう? 舌ストレスやそれによるさまざまな不調「舌ストレス症候群」は、 もはやすべての現代人にとって、無視できない「現代病」といっても過言ではありません」 (本書「はじめに」より)
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3.0本文「はじめに」より 僕の母校の慈恵医大の建学の精神に、 「病気を診ずして病人を診よ」 という言葉があります。 病気そのものを診るのではなく、その人自身を診よ。病気だけに目を向けていては、本来の医療はできない。 人それぞれ、悩みもあれば夢もある。生きてきた人生も違えば、背負っているものも違う。 病気を治すことは大事だけれど、病気を治しただけでは幸せにはなれません。 「ほんの少し考え方を変えるだけで幸せに生きられるんだよね」 僕は医療現場という教室で、そのことについて学びました。 気持ちの持ち方一つで変わることって、たくさんあると思います。 ほんのわずかなところに幸せって一杯転がっていると思います。 でも、そのことに気づいていない人が多いのです。 僕は一人でも多くの人に「楽しいよね」「幸せだよね」と感じられるような生き方をして欲しい。 この本を通して、少しでもそのためのサポートができればと願っています。
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