哲学・宗教・心理 - 宝島社 - 宝島社新書作品一覧

  • 適応障害の真実
    3.5
    会社や学校で「居場所のなさ」を感じる それは適応障害かもしれません―― 職場では憂うつな気分で不調だが、会社を離れれば友達との飲み会にも行けるし、体調も問題ない――。自分の置かれた環境に適応できないことがストレス要因となり発症する「適応障害」。本人も周囲も“気づきにくい”のが特徴だ。うつ病と診断されることも多いが、うつ病の治療では完治しない。本書では、新型コロナで社会環境が激変するなか、患者の増加が予想されるこの病の兆候、対処法、治療法、接し方を精神科医が解説する。
  • 最高の死に方
    3.0
    誰もが穏やかな最期を望んでいるはずなのに、不本意な死を遂げる人があまりにも多すぎる――。 日本の病院で実施されている事実上の安楽死、鎮静(セデーション)の実態とは? 強引な延命治療や過剰投薬の果てに何が起きるのか? 孤独死は果たして“残念な死に方”なのか? 現代のがん治療や過剰医療に警鐘を鳴らし続けてきた医師・近藤誠が、 知られざる死の現場に光をあてながら、日本の終末医療の現状を分析、「最高の死に方」について考える。 2021年3月に実現した、『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一さんとの特別対談も収録! 人生の最期で後悔する人が多すぎる! 〇栄養補給で延命させる病院に「自然死」はない 〇心停止、脳卒中での「孤独死」がもっとも理想的 〇昔の「老衰死」の多くは、がん放置だった 〇老人ホームで不要な薬を処方され「ボケ症状」 〇緩和ケア病棟で行われる“安楽死”の真実 〇がんを治療するから「苦痛死」の地獄をみる ※単行本『最高の死に方と最悪の死に方』(2018年)の増補・改訂版です
  • 新宗教と政治と金
    5.0
    日本中を震撼させた安倍晋三銃殺事件。背景には、容疑者の母が入信している旧統一教会の影響があるとされ、日本中が旧統一協会をはじめとした新宗教と政治との関係に注目しています。昭和中期以降は、統一協会ほか宗教右翼と自民党を中心とする保守勢力との関係が深まったことが明らかになりつつあり、また近年の政治問題の陰では、宗教右翼の暗躍がありました。本書は、宗教学者であり、政治と宗教の関係を追ってきた島田裕巳氏が、政治と新宗教と金の関係を浮き彫りにします。
  • テレビの重罪
    3.0
    画一的でわかりやすい「正義」の垂れ流しで社会から多様性を奪い、国民の健康や生活を損ねているのがテレビだ! 玉石混淆の情報に溢れるネットメディアが隆盛になればなるほど、数少ないチャンネル数で電波を独占状態にしているテレビが情報の信憑性を「担保している」と思わせる効果は逆に高まっている。そして、テレビが巨大な洗脳マシンのような役割を果たしていることに、視聴者の側はまったく無自覚のままだ。精神科医の著者が、テレビが犯してき重き罪を明らかにする。

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