歴史・時代小説 - 鳥羽亮作品一覧

  • 蒼天の坂 剣客旗本奮闘記
    3.5
    敵討ちの助太刀いたす! 非役の旗本・青井市之介と槍の達人との凄絶な対決! ――若い姉弟に敵討ちの相手と間違えられた非役の旗本・青井市之介。姉弟の父・松井田宗之助は小普請方を務める幕臣だったが、頬に黒子のある男に斬り殺されたのだという。松井田だけでなく、立て続けに小普請方に関係する者が殺されていた。市之介は姉弟に父親を斬った下手人をつきとめてみせると約束をするが……絶好調時代小説シリーズ、待望の第三弾!

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  • 百眼の賊 火盗改鬼与力
    4.0
    火事を知らせる半鐘が鳴り響く中、「百眼」と呼ばれる顔半分を覆う仮面を付けた盗賊が両替商を襲った。火盗改与力の雲井竜之介は、「赤猫」(放火)にもかかわらず延焼を避けていたことから、火事騒ぎに乗じた押し込みと睨む。間違いなく「百眼一味」の手口だった。しかし剛剣の遣い手に八丁堀同心が襲われ、公然と牙を剥く賊に町奉行所は戦意を喪失、竜之介ら火盗改と密偵たちが、一味へと迫る! 人気シリーズ第4弾。
  • 浮舟の剣
    -
    大店を警護する蓮見宗二郎ら始末人が次々と襲われた。下手人を追う宗二郎が行きついたのは、殺人剣士塚本浅次郎。自らの母親を斬り会得した、清巌流“浮舟の剣”の達人だった。玄武流“岩燕”、有馬一刀流“波月の剣”、そして宗二郎の“鱗返し”。最強の男達による、前代未聞の決戦の幕が開く! (講談社文庫)
  • 鱗光の剣
    4.0
    江戸・深川の町で、人知れずもめ事を闇を葬る男たち。その“始末人”の1人が全裸で殺された。裏稼業の覇権を狙う男たちと繰り拡げられる凄絶な闘い。謎の一味の正体は何か。渋沢念流の達人・蓮見宗二郎の刃が妖しくきらめき、人斬り忠左の「追切りの太刀」と火花を散らす。(講談社文庫)
  • 秘剣 鬼の骨
    -
    凶作が続き、米価が高騰する深川の町で回船問屋が次々と襲われた。その斬り口から、江戸の安寧を陰で支える始末人の1人が嫌疑をうけ捕えられる。仲間の無実を晴らそうと下手人を探す蓮見宗二郎らを待ち受けていたのは、一太刀で頭骨を砕く戦慄の秘剣だった。渋沢念流・宗二郎に最大の危機! (講談社文庫)
  • 蛮骨の剣
    4.0
    〈亡者甦り、門戸を叩く。是、大凶変の前触れなり〉。謎の触状を残し、残忍な手口で火付け、押し込み、辻斬りを繰り返す“閻魔党”の出現に、江戸の安寧を陰で支える蓮見宗二郎ら始末人が立ち上がる。庶民を恐怖に陥れる、彼らの真の狙いは何か? 渋沢念流宗二郎と実貫流老剣客の勝負の行方は? 傑作時代長編! (講談社文庫)
  • 風来の剣
    4.0
    料理屋の女将(おかみ)が襲われ、奉公人が殺された。同じ頃、材木問屋の主が川で謎の転落死を遂げる。事件を追う蓮見宗二郎ら始末人だが、魔手は始末屋の元締・文蔵にまで伸びる! 陰に見え隠れする謎の老武士は何者か?  宗二郎の秘剣“鱗返し”を突き崩す“風来の剣”とは? 始末人に最大の危機が迫る! (講談社文庫)
  • 影笛の剣
    -
    門前仲町老舗の奉公人が次々に襲われた。主人たちに依頼され、警護の任にあたる始末人・蓮見宗二郎。敵は“影笛の剣”の使い手・峰崎京之介を刺客に送る。――哀しい笛の音、後に残るは首を一太刀にされた屍――渋沢念流・宗二郎はその残忍な刃を見切ることができるか! (講談社文庫)
  • 疾風剣谺返し 深川狼虎伝
    3.0
    女郎屋を脅して大金をせびるごろつきが深川で出没し、始末を請け負った鳴海屋の面々。いったんは金で解決したはずの事件の背後には始末人皆殺しを目論む黒幕がいた。酒は強いが女に弱い渋沢念流の達人・宗二郎が、一太刀で眉間を斬り割る「谺返し」の遣い手に挑む! 大人気「深川群狼伝」待望の新シリーズ。文庫書下ろし。(講談社文庫)
  • 茜色の橋 剣客旗本奮闘記
    3.3
    江戸を騒がす迅雷の突きに正義の剣がうなりをあげる! 十六夜の月の出る夜、神田川沿いの通りで、旗本の家臣二人が辻斬りにあい絶命した。非役の旗本・青井市之介が現場へ向うと、殺された家臣の右手は血に染まっていた。籠手を突く手練の剣の遣い手が下手人と見た市之介は、御徒目付の糸川俊太郎とともに事件の真相に迫る。やがて三人の武士に疑惑が持ち上がるが、市之介にも悪党どもの刃が……好評シリーズ待望の第二弾!

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  • 流想十郎蝴蝶剣
    完結
    3.8
    江戸・本湊町の料亭に用心棒として住み込む流想十郎は、花見の帰り、品川宿近くで武士団に襲われた小藩の姫君一行を助ける。気が進まない中、姫の護衛を引き受けた想十郎は、熾烈な抗争に巻き込まれる…。権力者・水野忠邦を父に持ちながら、その愛情を知らず、また剣術の師との密通の末に、ともに上意討ちで果てた母への情も捨てた孤高の剣士は、無敵の蝴蝶剣を誰がために振るうのか? シリーズ第1弾!
  • 入相の鐘 火盗改鬼与力
    3.5
    日本橋小網町で繁盛する米問屋・奈良屋が襲われた。大金が奪われ、主人と番頭は斬殺される。大黒柱を失った弱みにつけ込み、奈良屋の御内儀のもとには近隣の同業者から難題が持ち込まれ、さらに集金帰りの奈良屋の手代までが襲われる。火盗改・与力の雲井竜之介は、賊の狙いが奈良屋の商いそのものだったのではないかと疑う。かつて江戸市中を震撼させ姿を消した凶賊の頭目、宗兵衛の正体が明らかに! 大好評シリーズ第3弾。
  • 闇の梟 火盗改鬼与力
    -
    吉原近くで火付盗賊改の密偵が斬殺された。火盗改・与力の雲井竜之介は、太刀筋から、下手人は武士と睨む。密偵は盗賊団「梟党」の探索にあたっていた。梟党は、一見、死者を出さぬ見事な手口で商家を襲っていたが、内通者が殺されており、雲井は梟党に凶悪な気配を察知していた。複雑な事件の背後から、十数年前に江戸市中を荒らしまわって忽然と姿を消した賊との関連が、またしても浮上する…。シリーズ第2弾!
  • 雲竜 火盗改鬼与力
    -
    町奉行とは別に設置された「火付盗賊改」(通称・火盗改)は、強大な権限と苛酷な詮議で凶賊たちを震え上がらせた。火盗改・横田源太郎配下の与力・雲井竜之介は、一見優男だが剣の達人。柳橋の船宿・瀬川屋に入り浸りつつ、5人の密偵を事件探索に潜らせている。米問屋押し込みが発生し、凶悪な手口から十数年前に市中を荒らしまわった賊との関連が疑われたが、雲井の密偵の1人が死体で見つかり…。新シリーズ、第1弾!
  • 残照の辻 剣客旗本奮闘記
    3.6
    暇を持て余す旗本が世の不正と悪を糾す! 非役の旗本・青井市之介は剣術道場で同門だった徒歩目付・糸川の訪問をうける。糸川は青井の伯父である御目付・大草主計の命で幕臣殺しの下手人を探っていた。斬られた男の傷口から「横雲の剣」の遣い手である牢人・横川の名が浮上するが、糸川の配下にも毒牙が……等身大の新ヒーロー・青井市之介登場!

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  • 首売り長屋日月譚 刀十郎と小雪
    3.5
    「首売り」と呼ばれる珍妙な大道芸で口を糊する島田刀十郎は、ある日、芸人仲間惨死の悲報を耳にする。理由の知れない出来事に仲間内には動揺が広がるが、その矢先、二人目の犠牲者が。芸人衆とともに真相解明に乗り出す刀十郎。だが、行く手には自身の因縁にも絡む驚くべき姦計が待ち構えていた。
  • 必殺剣「二胴」
    -
    殺さなければ、殺される!腹部を両断するほどの剛剣「二胴(ふたつどう)」。表の顔は富田流居合術の道場主、裏稼業は刺客で暗躍中の小野寺佐内は父を二胴で殺されていた。佐内の仲間たちがその秘剣に倒れるなか、ついに父を殺した怨讐の敵と対峙する!鬼気迫る長編時代活劇!

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  • 双蛇の剣 介錯人・野晒唐十郎〈四〉
    4.0
    鬼面の男は両手の剣で天空を突いて構えた。鞭の如くしなる双蛇の剣……。 その妖しき男は江戸各所で残虐な振る舞いをしている夜盗・鬼火党の仲間であった。 小宮山流居合の達人・野晒唐十郎を邪剣が襲う! 疾走感溢れる、これぞ痛快時代小説!人気シリーズ第四弾!

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  • 鬼哭の剣 介錯人・野晒唐十郎〈一〉
    3.3
    唐十郎は市井の試刀家である。藩邸や旗本から依頼されて、身寄りのない行き倒れや自殺者、小塚原で処刑された罪人の屍を貰い受けて、据え物斬りで刀の切れ味を試すのである。ときには切腹の介錯もさせられた。 介錯人として名を馳す唐十郎は、いつしか連続辻斬りに狙われる身となっていた。 辻斬りが持つのは将軍家拝領の名刀である。唐十郎の剣は「鬼哭の剣」と呼ばれる必殺剣。 小宮山流居合の奥伝であり、確実に敵を屠ること必定の秘剣だったが……。

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  • 妖鬼 飛蝶の剣 介錯人・野晒唐十郎〈三〉
    3.5
    刃唸りがし、鳥飼京四郎の体が躍った。 鳥飼の繰り出す左右連続の斬撃は、ひらりと舞う蝶のごとく華麗であった。 唐十郎の袖口は裂け、赤い血の線が走る――これぞ妖剣“飛蝶の剣”。 小宮山流居合の奥義・鬼哭の剣を封じられた野晒唐十郎に秘策はあるのか!?

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  • 妖し陽炎の剣 介錯人・野晒唐十郎〈二〉
    3.5
    月光の反射で幻術を誘う妖刀・京女鬼丸、その恐るべき正体とは!? 大塩平八郎の残党を名乗る盗賊団、その陰で連続する辻斬り……小宮山流居合の達人・野晒唐十郎を戦慄させた陽炎の剣!

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  • 雷神の剣 介錯人・野晒唐十郎〈五〉
    3.0
    夜陰にひびく甲高い金属音と骨を砕く鈍い音。刃を頭上で受けた藩士は刀身ごと斬り落とされた。 剣を断ち折って迫る“雷神の剣”―― 小宮山流居合術の達人・野晒唐十郎は剛剣の使い手といかに対峙するのか!? 唐十郎、危うし!人気シリーズ第五弾。

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  • 十三人の戦鬼
    -
    暴政に喘ぐ石館藩を救うために、凄腕の戦鬼が集結した。相手は七万石、十三人で死地に身を投じた“烈士”たちの闘いがはじまる。剣豪小説の雄・鳥羽亮が放つ長編時代小説。

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  • 子連れ侍平十郎 1 上意討ち始末
    4.0
    1~2巻440円 (税込)
    剣の達人であったがために藩を二分する権力闘争渦に巻き込まれた長岡平十郎。病身の妻と5歳になる千沙を守りながらも、強大な権力に押し流されていく下級武士の悲哀を、チャンバラ小説の第一人者が描いた“泣ける、感動する”長編時代小説です。

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  • まろほし銀次捕物帳
    3.0
    岡っ引きにして、一角流十手術に伝わる特殊な小武器“まろほし”の遣い手・銀次は今、咲きほこる紅梅と見紛う痣が花叢のように肌に浮く娘の死骸を目の前にしていた―。先頃から追っている別の事件と同じ筋と直感した銀次は、急ぎ下手人を挙げようと奔走するが、ほとんど手掛かりが得られぬまま、料理屋へ通いで勤めている器量良しの十七、八の町娘たちが次々と失踪してしまう…。シリーズ第一弾。

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  • 剣狼秋山要助 秘剣風哭
    4.0
    武州に生まれた秋山要助は、江戸の撃剣館に入門し神道無念流の達人となった。しかし博徒の出入りに腕をかしたことから、道場を追われ浪々の身となる。そんな秋山は喧嘩秋山と呼ばれ恐れられていた…。弧剣に生きた男の凄絶な人生を描く。

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  • 柳生連也斎 激闘列堂
    -
    十兵衛は斃され、自らも敗れた江戸柳生総帥の宗冬は、汚名返上のため、裏柳生を統べる列堂に、尾張の連也斎暗殺を命じる。他方、江戸と尾張が争う最中、隙に乗じて幕府を手中にせんとする徳川御三家紀伊の謀略も進んでいた……。

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  • 柳生連也斎 死闘宗冬
    -
    十兵衛を破り、剣名が広く知れ渡った連也斎。が、将軍家兵法指南役の江戸柳生にとって、彼の存在は邪魔でしかない。しかも、折悪しく十兵衛が急死。これを尾張柳生の仕業と踏んだ宗冬は、連也斎を抹殺しようと、密かに刺客を送り込む……。

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  • 柳生連也斎 決闘十兵衛
    -
    尾張藩主徳川義直により、嫡男の指南役として江戸行きを命じられた柳生連也斎。道中彼を待ち受けていたのは、天下の剣を標榜する江戸柳生の十兵衛だった。

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