詩集・俳句 - 銀の鈴社作品一覧

  • 夏の日
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    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「うつくしいものが しりたいの」水平服の少女が言いました。 地中海の光と風を感じる8つの小さな物語。
  • トックントックン大空で大地で
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「こどものココロを豊かにし大人のこころもとらえるような童謡集を作り、育てていきませんか。生まれたてのようなまっさらな心と眼で自然やいのちあるものを見つめ、その上に想像力をしっかり加えて表現してみませんか」という呼びかけで始めた童謡誌「とっくんこ」(中略)この「とっくんこ」に載せた作品を中心にして、「銀の鈴社」さんに私個人の詩集を作っていただきました。 ―あとがきより抜粋―
  • そして
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 [本書まえがきより 抜粋] 詩が読みたくなるとき、詩が書きたくなるとき、私たちは日々の生活で感じている苦しいこと、悲しいことを心の中にためこんでおかないで、言葉で解放しよう、言葉で美しいもの、楽しいものに変換しようとしているのではないでしょうか。 1980年にジュニアポエム双書の一冊として、選詩集『地球へのピクニック』が刊行されてから、ずいぶん時が経ちました。その後出版された私の詩集から、一冊に一篇ずつ選んでこの『そして』ができました。 詩集は小説などとは違って、始めからページを追って読むよりも、一篇一篇を気が向くままに読むほうが楽しいと思います。 初めて読んでひと目ぼれする詩もあるし、何度も読み返しているうちに、じわじわ心にしみてくる詩もあるでしょう。地球上の生物が多様なように、詩も多様です。たとえひとつでも好きな詩に出会えたら、それはもしかするとあなたの運命を変えることにつながるかもしれません。
  • 流れ星
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 童女の〈貴会詩〉 森忠明 「詩はすべて機会詩でなくてはならない」とゲーテは言ったが、たかはしけいこの詩の多くは童女の〈貴会詩〉もしくは〈稀会詩〉である。 童女がさまざまの一会に瞳をこらし、それらを「貴」と独覚しないまま、ただ微笑みながら振りむいた至純の時―そしてそのことを半世紀後の童女・たかはしけいこが秘術的に再現してみせたこの詩集は、がんこな実証主義者や何もしない教養主義者などに、かれらが亡失した貴いものどもを暗示通報し、まだいささかの脈ある人々を感動させることだろう。 ―序文より―
  • 解錠音
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 多忙な介護の仕事に明け暮れる日常、高齢者たちの生活の中に入り、青春を心身で投入する著者。介護の魂の含蓄ある作品集です。
  • なのにそのとき
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    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 29篇収録の北原悠子詩集。 いつの頃からか、すべての思いを手放し、心静かに待っていると、求めていた言葉が遥かな高みから私のもとに降りてくるようになりました。  送り届けられた言葉を書き写すこと――詩を書くとはそういうことなのだと分かった時から、いつメッセージが降ろされてもいいように、日々魂を耕すことが私の大切な仕事になりました。  そうして生まれた作品たちは、私に自分をみつめ、人生を肯定し、人を愛しそして祈ることを教えてくれました。(著者、あとがきより抜粋)
  • 水の勇気
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジュニアポエムシリーズ205番目の作品。子どもの目線から見た情景を子どもにもわかる言葉で表した詩の中で、本詩集のタイトル「水の勇気」だけ情景が異なります。これから始まる、水の過酷な一生に心が震えます。
  • 小鳥のように
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 タイトルの優しくやわらかい雰囲気からは想像できないような、心に響く鋭い言葉で表現された詩ばかり。1つ1つの詩はまるで物語のように広く深い世界が描かれ、出版に10年余を費やした著者の熱い想いが伝わります。
  • みて みたい
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 のびやかな個性が感じられ、視点も、発想も、言葉の選択も独特で、大胆かと思えば細やか、ふと微笑を誘われるユーモアもあります。 武鹿悦子(詩人)
  • ないしょやで
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 うたう詩を書く詩人の詩集。大阪べんのユーモアに富んだ作風が特徴。 タイトルも方言「しーらんで しーらんで」「まねしの妹」など 子どもの目線で 大阪の子どもの情景がいきいきと描かれている。
  • とことんじまんで自己紹介
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 子どもはことばあそびの天才だ・・・教室から生まれることばに著者はうなるばかり。 日本語のもつ独特の美しい響き、力強い響きに気づいてほしいと、詩作のなかに条件をつけた実践。 「たったの三行詩」・・・おやすみなさい ふとんの中に入ったら/まるで/ゆめのせかいに入ったようだ 「たったの一行詩」・・・チャイム           はじめとおわりの神さま そのほか「名前をつかって」「かぞえうた」「しりとり」「ないないづくし」「わすれているもの」など テーマにそってことばあそび。
  • 強さなんかいらない
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 どうぶつたちが40匹 子どもたちの動物観察詩集 カンガルー・・・・ カンガルーは カンガエルー 子どものことだけカンガエルー アリ・・・ アリは小さい 小さいくせにかむ かむのにはがみえない タコ・・・ タコおこる いっしゅんのうちに ゆでだこ カラのひみつ・・・ カタツムリのカラ くるくる 子どものとき先生から 3じゅうまるもらったからかもね カメ・・・ のろのろあるくカメ この世がいつかカメでうまった日 のろのろ時間になるだろう
  • チチンプイプイ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 「もの」のあふれる時代、子どもが何をどれだけ知っているでしょう。 ものとの出会いで子どもが夢ふくらませ、豊かな感性に育ちますように・・・ 40の物をよりどころに、詩を子どもと創作しながら、歓びの中でのびのびと成長する子らの記録です。 たとえば「ふろしき」「ダルマ」「おはか」「えんぴつ」「手」「目に見えないもの」・・・
  • すっぽんぽんのプレゼント
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 ことばあそびのゆくえは・・・著者のことばより「小さい頃から書く力を養ってきた子どもは、自分の頭で考える習慣が身につき、時と場に応じて発揮できる。頭と体にたくわえられた力は、多少のことではくじけない。自分の夢に向かいひたむきに生きていく強さがある。更に生活をより深く見つめることで、かけがえのないいのちに気づき、あふれんばかりの愛を与える大人へと成長していくだろう。そんな人と人との触れ合いができる明るい未来を信じて、今日もまた詩を書くのだ。」
  • こころのめ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 私は子どもが好きだ。泣いたり笑ったり怒ったり、どの子もポンポン弾むボールのようだ。一人ずつ抱きしめたいが、すぐに私の腕から飛び出してしまうだろう。 子どもの口から何気なく漏れる言葉は、嘘、偽りがなく潔い。正直で純粋で、しかも夢と希望に満ち溢れている。実に尊い存在だ。「今しか書けない詩があるはずだ」そう思った時、たまらなくなった。そしてこの詩集になった。
  • アハハ・ウフフ・オホホ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おとなから子どもまで 味わい深い詩の世界「少年詩」。 ベテランの詩人による野の花に身をおいた心象風景。自然なタッチの水彩画とのコラボで、やさしい雰囲気の本になり、やさしい雰囲気の本になり、お見舞いの本としてとくに人気です。
  • わんさかわんさか どうぶつさん
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自然の中で生きている動物たちは、それぞれが様々な方法で食べ物を得たり、生き抜く工夫をしています。その体の特徴や習性が、次の世代に命をつないで今日まで来た事に、大変興味を持ちました。私が受けた動物たちへの感動を、もっとたくさんの人と一緒に共有したくて、このように一冊の本にしました。
  • レモンの車輪
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この詩集「レモンの車輪」をお読みくださった方は、私の詩の素材のほとんどが、物、あるいは動物になっていることにお気付きになられたと思います。日々の生活の中で、色々な物を見つめているうちに、その物の気持ちになって考えることのおもしろさを知り、そうすることによって、不思議に自分をも見つめられるように感じられるからです。時には、どんなに丁寧に見ていても、その物の気持ちになりきれないことがあります。そういう時のことを後で考えてみますと、それは私の一方的な見方を変えようとしなかったところにあるような気がします。人は、相手の気持ちになって考えることが苦手です。ところが相手の気持ちになるということは、逆に自分を見つめ直してみることなのではないかと思えるのです。―あとがきより抜粋―
  • るすばんカレー
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 結婚して、子育てをしているうちに、子どもが大好きな事に気付き、通信講座で保育士の資格を取り、保育園で四年間、アルバイトをしました。その後、薬剤師の免許を活かして、パートを続けて一〇年以上になりますが、仕事をしながら、そばには詩を書く楽しみがあります。―あとがきより抜粋―
  • よなかのしまうまバス
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「よなかの しまうまバス」 よなかのまちの バス通り/くるまも ひとも ねむるころ/しまうまバスが はしりだす おうだんほどうが たちあがり/しまうまバスに 大へんしん/しましまもようの ゆめのバス つきあかりのなか かけながら/こどもは ただで のれますよ/声をかけてはくれたけど よなかのまちの バス通り/こどもはみんな ねむってて/のっていたのは かぜばかり
  • よいお天気の日に
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お日さまのしたで、木や風や虫とたわむれていると、アリンコとおなじような気分になってきて、自分も地球に住むちいさな生き物のひとつなんだなと思う。それで、ほっとして、安心する。ここに集まった言葉の群れは、そんなところからわいてきたものです。―あとがきより抜粋―
  • もうひとつの部屋
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のおとぎ話もそうですが、外国の物語にも、開けてはいけない部屋というものがよく出てきます。その「不開の間(あかずのま)」は今でも私たちの住まいの中に、ひっそりと佇んでいるような気がしてなりません。なんて書き出すと、少しばかりミステリーめいてしまいますが、私たちは日々の生活の中で、気持が大きくゆれ動いた時に、誰にも邪魔されずにひとりきりになれる自分だけの場所を、心の中に持っているのではないでしょうか。そんな、目には見えない小さな部屋を、家族と語り合える大きな部屋同様大切にしていきたいものと思います。呆けた祖母に対面した孫娘が、トイレに閉じこもって、泣きながら傷を癒したように、私にとっての「もうひとつの部屋」とは、ひょっとすると詩作することだったのかもしれないなどと考える今日この頃です。―あとがきより抜粋―
  • 緑のふんすい
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「緑のふんすい」 ぼんやり/うす茶色だった/冬の山/あたたかくなって/いっきに/緑のふんすい/ふきだした//おひさまと雨が/こうたいで/おうえんするもので/しゅっしゅる しゅっしゅる/ふきだすよ
  • 緑色のライオン
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「緑色のライオン」 もう十六年も前のこと/八時間の手術を受けた/二女は小学二年生/―おかあさんにお守りあげるよ/そらまめよりもちっぽけな緑色の/プラスチックのライオンをくれた/お菓子のおまけにでもついていたか/そんな貧弱なライオンが/さすがに百獣の王/立派に私を守り切った 数々の薬や注意/後遺症やらただし書きがついて/それでもどうやら/私は生きて戻ってきた/あれからというもの/一年一年が/空から降ってきた授かりもののようで/年を重ねるのが幸せになる 今でも娘たちは/ことあるごとにお守りをくれて/ネパールの組ひもやら/陶器のふくろう/私のハンドバッグの中には/守り神がいっぱいで/守ってくれているのは/いったいどちらのどなたやら だから日々/忘れずに言おう/たった五文字の/かろやかで/しかも重たいことば/ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう/みんな
  • まゆげのびようたいそう
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 テーマは自然とひとのからだ くも・・・ おひさまとキスしてる! ゆうやけ・・・ ゆうやけはえらい だって うみにパジャマを きせるんだもん かぜ・・・ かぜさんは とうめいにんげんなんでしょ くび・・・ にんげんのくびはみじかい でもヘビのくびはわからない すごくながいんだ! め・・・ おねがい せかいじゅうをみせて! くち・・・ どうしてしゃべれるの? くちのなかにだれかいるの?
  • まみちゃんのネコ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読む詩も書いてはいますが、主体はやはり歌う詩にある私です。それでも、ことばのあまりはずんでいない、読める詩を―と心がけて、この『まみちゃんのネコ』を編みました。読者の胸に、涼しいさざ波を立てられたらと、願っています。―あとがきより抜粋―
  • ほんとうの友だちって・・・
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 教師と子どもたちのこんな関係 6年生を送る卒業式のあとで、著者は生徒から賞状を授与される 「ありがとう証書 あなたは、私たちの先生を勤め、思いやりの心に気づかせてくれました。おっちょこちょいぶりは直らなかったけれど、心の豊かさは宇宙一です。 よって、その栄光をたたえ、これを証します。」 生徒(六年生卒業時)の詩 いつまでも 「ありがとう」今は胸をはっていえる 勇気のかたまりだから ひとつひとつの糸が しっかりむすびあっている ながした なみだも わすれない くやしさも それがきずなに変わるから はなれたってかわらない この思いはなくならない ずっとつながっている 見えない糸でつながっている
  • 星の家族
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 読むに耐え、歌うに適う作品を創り出すのはむずかしいけれど、これからもたゆみなく水をやり栄養を与えて、香りある詩の花を咲かせたいと思います。自分のために、そして今日から出会える新しい若い友だちのために。―あとがきより抜粋―
  • 古自転車のバットマン
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人や出来事を、いろんな面から見たり想ったりする癖は、両親が私にくれた唯一の財産かもしれません。この詩集では私自身が少年少女に変心(身)して、三面相ぐらいにはなったつもりです。子どもたちの天才的な能力にあやかろうとしたのですが、非力な私には、これが精一杯でした。―あとがきより抜粋―
  • ふしぎの部屋から
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こどもたちが小さい頃、私の目の前に宝のようなことばを、惜しげもなくポロポロとこぼしてくれました。この宝物を、こどもたちも私も、いつか忘れてしまう。これは拾い集めて残さなくっちゃ・・・と思ったのです。その時々のこどもたちの気持ちを、どこまでくみとってあげられたのかわかりませんが、私なりに感じ、詩という形で残しました。私に、母親と言う名前をくれたこどもたちとの、ことばのアルバムです。―あとがきより抜粋―
  • ひもの屋さんの空
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この詩集を、夢多い中学生に読んでいただきたいと願ってまとめました。私の中学時代は、敗戦後間もない頃で、戦争から解放され、自由が尊重された時代でした。しかし、極度に物が無く、食べる物、着る物、読む物も無いありさまですから、不自由極まりない時代でもありました。自由の第一歩は、他から拘束されないということでしょう。第二歩は選択できるということでしょう。私の中学校時代は、考えただけでも、わくわくします。大きな夢が持てました。みなさんはいかがですか。大きな夢を持っていますか。―あとがきより抜粋―
  • ひとりぽっちの子クジラ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私が少年詩を書きたいと切実に思いましたのは、ソ連の収容所で25歳という若さで亡くなられた小学校時代の恩師に捧げる一篇の詩のためでした。ふたたび祖国の土を踏むことのなかった先生の目が私の背を押してくださり、三冊目となった今回のジュニア・ポエム双書にも、豊かな日本の自然やたくさんの生きものたち(中には想像上の動物もいますが)の姿を書きとめる事ができました。―あとがきより抜粋―
  • ハープムーンの夜に
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ハープムーンの夜に」 ハープムーンの夜には/何かがおこりそう/ほら 耳をすましてごらん/星たちが うごきだして/空にメリーゴーランドを つくったよ/くるくるくるる 木馬がまわる/キラキラキララ 星座がまわる/流れ星のキャンディは あまいのかしら ハープムーンの夜には/何かがおこりそう/ほら 耳をすましてごらん/ベガのひく たて琴にあわせて/ダンスパーティーが はじまるよ/シャラシャラシャララ リズムにあわせ/キラキラキララ 星座がおどる/ミルキーウェイのカクテルで/かんぱいしましょう ハープムーンの夜があけるころ/遊びつかれた 星たちが/ハープムーンのかなでる 子守歌で/そっと 眠りにつくのです
  • はんぶんごっこ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「はんぶんごっこ」きゃべつが できました/むしが たべて/あみのようになっています/むしが はんぶん たべたから/あとの はんぶんは/ぼくたちのぶんです/はんぶんごっこで いただきます
  • ハンカチの木
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中学生のころ、わたしは大人がふしぎでした。生きていると傷つくことがたくさんあるのに、どうして平気で四十歳、五十歳と生きていられるのだろう。わたしはそんな年まで生きていられるだろうか。と、不安でいっぱいでした。七十、八十と生きた人なんか、そのことだけでもう、たいへんなことなんだと、敬意すら持ちました。暮らしに困ったらどうしよう、とも思いました。そうだ、そのときは教会やお寺の前でぶっ倒れていればいいんだ。教会やお寺だもの、きっとなにか食べさせてくれるだろう。そしたら何日か生きられる―。そこでほっとして、眠ることができるのでした。いつのまにか、そんな年までと思った年まで、生きてきてしまいました。さらに、もっと生きそうです。はだかのこころの、さまざまを、この詩集におさめました。共感していただけたら、どんなにどんなに嬉しいでしょう。―あとがきより抜粋―
  • 春はどどど
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 光ることばがあります。闇夜に突然、白い尾をひいて流れる流れ星。その流れ星のように心に届いて光ってる、そんなことばが。いまから十六年前、私は、大腸の難病といわれる潰瘍性大腸炎という病気になり、一か月半入院しました。当時まだ四歳だった子どもをおいての、不安いっぱいの入院でした。それは入院三日目。医師はベッドサイドでの診察が終わると、私にこう言ったのです。「作家はたいてい大病をしている。大病をしても、すばらしい作品を生みだしている。あなたもこれから人生を前向きに考えて過ごしていって。これをチャンスにして。ここから飛躍していって。」「がんばって」ではない。「あきらめないで」「負けないで」ともちがう。患者の心を支える、なんてやさしく、あたたかく、力強い励ましだったでしょう。六十兆あるといわれる細胞のすべてが、このとき生きる喜びに輝きだしたのです。ここから始まった私の新しい人生。私を支えている大切なことばです。―あとがきより抜粋―
  • 春だから
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は私にとって六冊目の詩集だが、いつのころからか「少年詩」の書き手のひとりに思われてきた。そのことにこだわるわけではないが、私はいつも書きたいときに書きたいことを書きたいように書いてきたのであって、「少年詩」とか、「現代詩」とか区別して考えて書いたりしたことはない。それより私にとって大事なことは、そこに「詩」があるかどうかであった。ただ、書く上で一つ願ってきたことがある。それは子どもからおとなまで楽しく読んでもらえて、しかも心に響くようなものでありたいということである。その点、ここに収めた諸編が果たしてどうだか、それはもう読者の判定を待つ以外にない。もし読者のみなさんの心に残るものが一編でもあれば、作者としてそれ以上の喜びはない。―あとがきより抜粋―
  • 浜ひるがおはパラボラアンテナ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私は丹生川の水源に近いところで生まれ育ち、河口の町で過ごしています。このごろ、鮭みたいに、川をさかのぼって、ふるさとの山や畑に通っています。山には、たくさんの木や草や虫たちが、めちゃくちゃ元気に生きています。海もいいですね。しょっぱい海水のなかに、カニやヤドカリなどが、ごちゃごちゃ住んでいます。そんななかで、私は、かれらのことを詩に書いています。―あとがきより抜粋―
  • はねだしの百合
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 耳をすませば、木も風も歌っています。目をこらせば、人も鳥も同じ空気をすっています。ブナの森にはおいしい水がわき、人は自然とともに、かしこく暮らしてきたことも知りました。こんなにすてきなことって、あるでしょうか。そう気づいたとき、いままで見えなかったものが、見えてきました。見えていたものがちがって見えました。そんな小さな発見がわたしの詩です。―あとがきより抜粋―
  • 花のなかの先生
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまもなお、世界中のどこかで戦争があり、人々が殺し合ったり傷つけ合ったり、自然や環境の破壊も著しいものがありますが、私たちにはまだまだ、ゆったりと自然と向き合い、自然に親しみ、街のなかの鳥や樹や、虫たちの声に耳を傾ける自由と平和があります。私は、それを大切に生きていきたいと思います。―あとがきより抜粋―
  • 花の旅人
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 疲れた心を少しでも癒すことが出来れば…そんな思いで作り上げた詩集です。
  • 八丈太鼓
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みなさんは、海を流れる川を見たことがありますか?私の故郷八丈小島の周囲では、日夜、黒潮が激流となって波立っているのです。その故郷も今は無人島。身体を静かに休め、歴史を刻んでいるだけです。小島では、夜はランプを囲み、雨水を貯めて飲料水としていました。病院、医者、お店、車なども無い島でした。あるものといえば、風除けの石積みに囲まれたトタン屋根の家と学校、八丈島への買い出し用の船一隻、島民は約八十人。そんな大自然の中で育った私は、宝物のようなたくさんの思い出を残し、中学二年の終わりに親元を離れ八丈島に旅立ちました。その後、昭和四十四年に、集団移住となり、無人の島となりました。―あとがきより抜粋―
  • はずかしがりやのコジュケイ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長い間小さなこども達とかかわっての生活が続きました。せみも、とんぼもかたつむりも、みんなこども達から観方を教えられたものです。今思うとみんながつぶやいていたことなどに、もっと耳を傾けておけばよかった・・・と至らないせんせいであったことが恥ずかしくなります。こどものうたに関心をもって書き始めてみたものの、書いても書いてもむずかしく、自分の能力の限界を感じます。この本の中の一編でも心に留めていただける詩があればと願っています。―あとがきより抜粋―
  • のんびりくらげ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “ことば”に対する厳しさや自分らしさの表現など、多くの事を教えて頂きました。そして、すでに五十路を辿る私が、今楽しく詩を書き続けられるのは、子供の頃毎日童謡を歌って、明るく育ててくれた父母、心の支えでもある夫、いつも応援してくれる友や仲間、教え子たちが居てくれるからです。それに、我が家の庭で出会う、とんぼやへびや小鳥たちなど、数えきれない生き物や花たちの協力もあるのです。地球に楽しいうたの花をいっぱい咲かせたい!これからも私の夢は続きます。―あとがきより抜粋―
  • のはらでさきたい
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 むかし、石を投げつけてけものや鳥をしとめていたころ、腕をいためた男は、それがしぜんに回復するのをまつあいだ、なにをしていたろう。石けりをしたり、おはじきをしたり、手のなかの小石を鈴のようにならしたりして、あそんでいたかもしれない。右の肩を半年ほど病んだことがある。この詩集におさめたほとんどの作品は、鉛筆をにぎるのも苦痛だったそのころ、ことばを小石のようにころがして、「うた」と名づけたノートに書きとめておいたものである。たまには病むのもいい。―あとがきより抜粋―
  • 人魚の祈り
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、地球の環境は大きく様変わりをし、物心ともに人類は危機に瀕しております。大自然の思いがけない反乱のもとでは、人の命も培ってきたものも、ひとたまりもなく崩れ去ります。まして、ことばなど木の葉のように軽いと思われがちですが、路地の片すみに吹き寄られ、朽ちて積もった枯葉は、豊かな土壌を作り新しい生命を誕生させます。みどりの葉先は、みずみずしさを宿して未来に向かって伸びていきます。希望の言葉は力の源となり、いつまでも心に残ることでしょう。夢を紡ぐ一枚一枚の大切な言の葉を探す私の旅は、まだまだ続きそうです。―あとがきより抜粋―
  • 庭のおしゃべり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 作曲家・指揮者:松下耕氏より。牛尾良子さんは、私が以前指導、指揮していた八王子のおかあさんコーラスの団員さんである。今の私があるのは、牛尾さんたちの合唱団のおかげであると思い、感謝している。詩集を読ませていただいた。心の深いところで感じたものの数々を、なんと瑞々しく、温かい言葉で語っておられるのだろう。「ほっこり」という言葉がふさわしい、どこまでも慈しみ深い作品が並べられていた。
  • 流れのある風景
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 慌ただしい日々の中で忘れてしまいがちな大切なきらめきが、ゆったり流れる豊かな川となって、静かにたっぷりと湛えられています。心の沐浴にオススメの詩集です。
  • どれくらいすき?
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 動物をテーマに1年生のつぶやきをひろった詩集。 40ぴきの動物の詩と40ぴきの動物のものがたり。子どもたちの自由奔放な動物描写のことばとおなじページの下段に著者の動物ものがたり。息の合ったおおらかな世界は、息をのむほどの境地です。
  • 友へ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本の作者は小学生だろうか。それとも中学生?男のようでもあり、女のようでもあり、変だなぁ、と思った人がいるかも知れません。じつは、作者のわたしは男です。それも五十歳なかばを過ぎています。ところが、わたしの中には、田舎に生まれ育ったかつての少年が、今も生きていて、それが「わたし」になったり「ぼく」になったりして、見たことや感じたことをみなさんに語りかけたのがこの本です。書名を「友へ」としたのもそのためでした。この本を読んで、詩も案外おもしろいな、と思っていただけたらうれしい限りです。もし、この本がきっかけになって、みなさんの身のまわりのものが、今までより少しでも新しく見えるようになったら、もっとうれしく思います。そのような楽しい詩を、これからも書いていきたいと思っています。どうかみなさんも応援してください。
  • トマトのきぶん
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「あなたの一番好きな瞬間は?」そう聞かれたら、何と答えますか?私なら、ポストに手紙を入れた瞬間と答えます。書いただけじゃだめ。ポストに投函して、あのポトリという木の実の落ちるような音を聞いて、初めて返事を貰えるのですものね。書きためた詩を、一冊の本にまとめるのも同じだなと思います。この中の一篇でもいいから、あなたの心の郵便受けに届きますように―。―あとがきより抜粋―
  • とびたいペンギン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『とびたいペンギン』は、私にとって2冊目の詩集です。ここに集めた詩は、全て歌うためにかいたもので「うたは魔法のじゅうたん」の章を除いて、ミュージカルや組曲でまとめています。ミュージカルは佐世保市の伸声会合唱団が毎年行っている定期演奏会で発表されたものです。詩を通して多くの方々と出会い、出会いを通して多くのことを学ばせて頂ける幸せを感じています。
  • とうちゃん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第一詩集『おかあさんの におい』では母を、第二詩集『とうちゃん』では父をテーマとしました。わたしが大切に抱えてきた宝物の荷物を、それぞれの本に収めました。この本を読んで共感していただけたら、うれしく思います。―あとがきより抜粋―
  • とうさんのラブレター
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ことばのけしゴム」 えんぴつで かいた字は/けしゴムで きえる こくばんに かいた絵も/こくばんふきで けせる 口からでてしまった ことば/けす けしゴムないんだね とりだせないんだね/きみの耳にささった/ぼくのことば わすれられないよ/ぼくのむねぬささった/きみの目 ことばをけす/けしゴム あったらなあ
  • 天にまっすぐ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心のなかで、黙って「天にまっすぐ」とつぶやいてみてください。気持ちの流れが変わってきませんか。すっきりしてきます。元気がでてきます。そして声にだして言ってみてください。心のなかでつぶやく以上に元気になり、さわやかになります。生きていればさまざまなことが起こります。けれども、どんなことがあっても、ここに戻ってくる。木々が潔く冬木になるように。どうかつらい心にとんでいきますように。
  • 天気雨
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「天気雨」 すずめのさえずりから/降ってきたような/小さな雨がおちてきた/あれっと 上をみあげると/うすく明るい空の色/散りかかる桜の花の 枝さきに/緑の小さな葉も目立ち/木の葉がくれに/すずめらが めいめい勝手に/朝のさえずり かわしてる/片手いっぱいの雨を/ひとまきしただけで/もう あがっていた今の雨/思いつきに/ほんの少し まいていった/今朝の すずめの/天気雨
  • 手紙のおうち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “童謡の道をまっすぐに・・・”サトウハチロー師匠の、私へのお言葉どおりにぽつぽつと二十二年、今日まで歩いてまいりました。その道すがら、ひっそり咲いた小さな草花を摘んで束ねたのが、この童謡集「手紙のおうち」です。―あとがきより抜粋―
  • ちょっといいことあったとき
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 十年ほど前は仕事と子育てで、追いかけられるような毎日でした。そのような日々の中で、苛立ちと空しさを埋めようと詩を書き始めたように思います。日常の些細な感動や思いを言葉に置き換える詩作は、まず言葉探しです。思いにぴったりの言葉がみつかったときなどは、なんともいえない充実感に浸ります。言葉が好きで言葉を探して言葉に酔いしれる、この酔いごこちが忘れられなくてぼちぼちですが書き続けてきたように思います。年齢と共に感動する言葉も変わってくることでしょう。これからどんな言葉に魅せられるでしょうか。私の言葉探しの旅はまだまだ途中です。―あとがきより抜粋―
  • 地球へのピクニック
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 教科書などで初めてぼくの書いた詩を読んでくれて、もっと読みたいがどんな詩集が出ているのかと、問いあわせてくる若い人たちが多いんです。あんまり高価な本をすすめるわけにはいかないんで、〈略〉若い読者を考えてこういうものをまとめることができました。〈略〉さしえと表紙を長新太さんにお願いできたことも嬉しい。詩は学ぶものであるよりも、楽しむものであることを、長さんのさしえはみごとに示してくれています。―あとがきより抜粋―
  • 地球のうた
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地球上には、人間以外の多くの動物が、人間と一緒にすんでいます。そして私たちは、それらの動物や植物に助けられて生きているのです。このことを忘れると、人間はやがて地球上から消えてしまうでしょう。人間が他の動物と違う点はいくつかありますが、その一つは言葉を持っていることです。だから、言葉を持たない動物たちと話しあうことはできませんが、心をかよいあわせることはできます。愛情をもって接してみると、彼等なりに精いっぱい生きようとしていることがよく分かります。言葉が通じないイヌやネコとは、おたがいに目と目で気持ちを伝えあうのですが、ときには人間同士以上の深い愛情を感じることがあります。このことは、一度でもペットを飼ったことのある人には分かってもらえるでしょう。ここには、私の大好きな動物たちと自然を書いた詩を集めてみました。みなさんの感想を聞かせてください。―あとがきより抜粋―
  • 小さな勇気
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「小さな勇気」 大川に/強い風が吹き/橋の下を/遊覧船が流れていく//橋の上を/ロングの髪を揺らせた/女が行く//うしろを/困りきった顔の/ひとが行く//空をみて/足元をみて/視線を泳がせて/とうとう 声をかけた//「かつらの値札がゆれています」
  • ちいさい空をノックノック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平成十五年に初めて上梓致しました詩集、『ことばのくさり』に載らなかった作品達が「私も載せて」「私も出して」と言い始め、次第に声が大きくなってきました。私にはどの作品も可愛い子供たちです。至らないところもございますが、思い切って二冊目の詩集を世に出すことにいたしました。これまで私の歩いて来た道で、励まし力づけてくれた作品達に、命を吹き込んでくださいました作曲の先生方、どんなに生きている喜びを戴いたことでしょう。心より御礼申し上げます。―あとがきより抜粋―
  • 大地は すごい
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「大地はすごい」大地は すごい/小さな畑に/柿 桃 びわ みかん/キウィ いちじくなど/季節ごとに くだものが どっさりみのる/色々な花が 次々に咲く/大地は すごい/毎日 太陽と向き合って/大きなエネルギーを キャッチ/たくさんの生き物を 育ててる/大地は すごい/ずっと ずっと昔から/毎年 毎年 休みなく/地球のみんなを ささえてる/地球は 大きな土の玉/みんなで みんなで 手を組んで/大事にしよう この大地
  • たんぽぽ線路
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先回「はずかしがりやのコジュケイ」を出して十年がたちました。本の中のあかちゃんだった子たちも大きくなり、おばあちゃんもあの世に行ってしまいました。今回の題材も日常の中で出合う様々な出来事を子どもにも分かるようにと思って書き続けたものです。以前遠くの町の図書館で転載されている、自分の詩に出合ったことがありました。知らない誰かも手にしてくださったのだと思うとわくわくしてきます。一年中あちらこちらで出合えるたんぽぽ、たんぽぽのようにさりげなく、この本もまた人々に愛されることを願っています。―あとがきより抜粋―
  • 誕生日の朝
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「誕生日の朝」 起きると/そばにはだれもいなくて/表へ出ると/ブチがいる/となりの車はエンジンをかけていて/ぼくらはその前を走って通る/いつもの角でブチは足を上げ/いつもの草むらでしゃがみこむ いつもと同じ朝だけど/ぼくは/きょう一つ大きくなる
  • ただ今受信中
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最近朝食のみそ汁作りに凝っています。だし昆布を煮出し、更に鰹節を削って入れて、干し椎茸も入れて、出し汁ができたら畑に走っていって、旬の野菜をとってきてきざんで入れます。何しろ家の前が菜園です。目あてもなく行っても何かみつかります。いま五月です。うどの太い新芽をみつけたり、みつばが思わぬ所に勢よく伸びていたり、植えておいた玉ねぎが収穫できる程に育っていたりします。白菜がはじけて花を咲かせ、それを摘んできて意外においしいことに気付いたこともあります。最後に味付けの味噌を入れますが、これは手作り味噌に限ります。火を止める前に味見をします。だしと具との組み合わせでかもし出す、その都度違った微妙な味わいを確かめてから一日がスタートします。みそ汁を作ることも、詩の本を作ることも何ら変わらないと思います。―あとがきより抜粋―
  • ただいまぁ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもなればこその疑問や驚きを、やさしい言葉とリズミカルな響きでうたいます。 小さなつむじ風のように、クルクル元気に動き回る幼児の世界がつまった詩集。
  • 太陽へ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先日夢を見ました。本屋さんの片隅で私は絵本を広げています。そこはとても明るく、絵本がとてもきれいに見えました。「わあ、まだこんなにきれいな色を見ることができるんだ。」と思ったところで目が覚めました。私は少しずつ目が悪くなる病気にかかっています。治す方法はまだ見つかっていません。今はもう物の形も色もはっきりとは見えません。この詩集にはそんな私がまだ少し見える目とそのほかの体全部と心を使って書いた詩が収められています。「見える世界」に生きて詩を書くことに慣れてきた自分にとって「見えない世界」に向かって歩きながら詩を書いていくことはとても大変なことに思えます。でも、私は私の今を生き、私の詩を書いていきたいと思っています。―あとがきより抜粋―
  • たいやき焼けた詩は焼けた?
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 この詩集は子どもと教師の共同作品、ざら紙600枚、作品数1,000点にも及ぶ力作である。そのなかから約400点をえらんだもの。作品の成り立ちは口火を切るのは教師で、リーダーシップは子どもたち。あふれるような子どもの感性の渦に巻き込まれ、あたふたおろおろしている教師の滑稽さが実にリアルに表現されている。 元気がいっぱいつまっている詩集。
  • ぞうのかばん
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なにげない日常の生活のなかでの感動が、どれだけ素朴に、自分の思いを表わせていけるか―それがわたくしの喜びだったのです。―あとがきより抜粋―
  • 空になりたい
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「空になりたい」 雲は雲/空になれない/それでも空に/なりたくて/雲は/いつも空の/そばにいる 風は風/空になれない/それでも空に/なりたくて/風は/いつも空で/吹いている 海は海/空になれない/それでも空に/なりたくて/海は/いつも空と/おなじ色
  • そのあと ひとは
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山路を往くバスの窓に、今、樹の枝から離れたばかりの葉が当たります。私は、嬉しくなります。葉っぱと挨拶が交わせるからです。葉は、「さよなら!」や「またね!」や「ヤッホー!」や「たのしかったよ!」など、さまざまな挨拶をしてくれます。なかには、黙ったままの葉も、もちろんありますが。猿が眼の前の山を駆け上がっていったり、バス停に立っていると、貂が巣穴に帰ろうとしているところに出くわしたりします。みんな、頑張ってるなあと思います。空と山と樹と鳥と川と草と動物と・・・そして人と、みんなで生きてるんだなあと思います。―あとがきより抜粋―
  • 千年の音
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学生の頃から詩を書いてきました。確か五年生か六年生の国語の授業で書いたのがはじまりです。初めて書いた秋の日。その時の澄んだ空気や光、なんとか詩にしようと、頭をひねって見つめていた赤い木の葉を、今でもはっきりと思い出すことができます。その時から約三十五年。詩というものがなかったら、私の日々はなんと味わいのないものになっていただろう、と思う時があります。私にとっての詩は、いわば「心の中にある野原」です。時々、ひとり、そっと入って行って遊んできます。寝ころんだり、木に耳をあてたり、時にはキリンの気持ちになってみたりして。そして、また日常にもどり歩き出します。きょうは、そんな私の野原に寄っていただき、ありがとう。あなたにも、野原がありますか?―あとがきより抜粋―
  • しっぽいっぽん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ないはずのしっぽがくすぐったい時があります。揺らしてみたい時もあります。調子出ないなと思ったら、しっぽの先が冷たくなりすぎていたり、どこかに落としてきた気がして、ごそごそとさがしている時もあります。私にとって詩は、しっぽみたいなものです。だから詩っぽです。もちろんなくたって、生きていくにはこまらないのですが、できればあった方が楽しくて、元気になりそうな気がします。そんな詩っぽたちが集まって、ぶつぶつひとりごとを言っているような本になりました。詩っぽのひとりごと、聞いてくれてありがとう。あなたのしっぽは、お元気ですか?―あとがきより抜粋―
  • シジミガイのゆめ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 一年生の詩 ひみつ・・・ ひみつはひとりぼっち おとうさんもおかあさんもいない さびしいね ないしょ・・・ ないしょってどうしてないしょにしとかないといけないの? おしっこ・・・ うまれるまえ なつきがおしっこすると おかあさんがおしっこしたのかなぁ? ながぐつ・・・ きりんのながぐつは ながいだろうな
  • さりさりと雪の降る日
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夕暮れのことでした。勤め帰りの道で三色すみれに会いました。それは今まで見たどんな三色すみれでもありませんでした。すっと背を伸ばして、まっすぐ夕空をあおいでいました。体のすみずみにまで凛と神経をゆきわたらせているのがわかりました。夕空をあおいではっとしました。金星が明るく輝いていたのです。三色すみれは金星と交信していたのでした。昼と夜のあわいのほんの束の間、薄紫の夕暮れ時、三色すみれは自分の思いのたけを金星に打ち明けているようでもありました。私は昔出会ったなつかしい少女のことを思いだしました。しきりに音楽が流れていました。私もまた交信しようとしているのに違いありません。はるかなる未知のものへ、教室の子どもたちへ。―あとがきより抜粋―
  • さくらが走る
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もし「時間」を売っていたら買いたいほど持ち時間が減ってしまって、あまりゆっくりしていられなくなりました。そんな訳で、次々生まれるわたしの愛する分身、童謡詩たちが、少しでも早く多くの人に出会えるように、そしてひとり歩きするように・・・との願いを込め、詩集に編んで送り出すことにしました。―あとがきより抜粋―
  • コロポックルでておいで
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもは何でも不思議に思い、知りたがります。大人には想像もつかないようないろいろなものを、おもちゃにして楽しんでしまいます。子どもたちと一緒に道を歩いていると、季節によって毎日が、発見にあふれています。雨や風や草花に触れ合うと、ふだんは気がつかない空想が生まれます。家の庭や畑に訪れる虫や、小鳥などの小動物たちにも親しみがわいてきます。とかげやわらじ虫など、そのものの気持ちになって、考えることの面白さも、子どもたちに教えられたような気がします。そんな出会いをテーマに、まとめてみました。―あとがきより抜粋―
  • ことばのくさり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 童謡を書いていましたことで、人生の節目も心強く安らかに過ごしてこられたと感謝しております。ここに来て私の歩いた道のりを一冊にまとめたいと思うようになりました。書き始めの中から集めましたので、かなり時代遅れのものもございますが、日記と同じその時の感情や環境、空気の匂いまで思い出されて、私はタイムスリップしたような想いになるのです。―はしとがきより抜粋―
  • 心の窓が目だったら
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 遊びの中で童謡を歌い始めてからと、途中で作るほうになってからと七十数年が経っているのですが、軍歌しか歌わない何年かがあっても、心の中に美しいものへの憧れや、物の哀れを失わなかったことへ、大変有り難いと感謝しています。―あとがきより抜粋―
  • こころインデックス
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絶えず自然のことを思い続けています。そして、ふとした拍子に、体の中をその自然が通り抜けることがあります。それは、夜中だったり、御飯を食べている時だったり、朝目が覚めた時だったり、何時来るのか分かりませんが、その瞬間の心を、私の中の一番心地よい言葉で表現したものが、私の書いている「詩」なるものです。―あとがきより抜粋―
  • 雲のひるね
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「雲のひるね」 雲が ゴロンと/よこになる/大きな からだを/ころがして/ベッドは ぽかぽか/青い空//雲の ベッドは/青い空/お日さま あたって/あったかい/ゴロンと ひるねは/いいきもち//雲の ともだち/やってきた/みんなで ゴロンと/よこになる/ベッドは まんいん/まっしろけ
  • きょうという日
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私は十代が好きです。十代は種まきの時代だからです。将来どうなるかなど、さっぱりわかりません。でも、確実に種がまかれているのです。よい出会いに恵まれれば、時をかけて必ず美しい花が咲き、ゆたかな実をつけます。うそではありません。こうして私は、詩集という実を実らせることができたのですから。だから簡単にあきらめないでください。―あとがきより抜粋―
  • きばなコスモスの道
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詩を書き始めて、子どものころが、なつかしくよみがえる時があります。大人の私の中にも子どもの私がいるのです。自然やまわりのできごとを、子どもの気持ちになってみるとき思いもかけない発見をすることがあります。数年前から父の車椅子を押すようになってゆっくり町の中を歩いています。すると、おじいさん、おばあさん、うば車の赤ちゃん達とも親しく会話を交すようになりました。詩集ではその時々に私が受けた感動を、作品に表現しました。どの一編にも心をこめています。生活の中で、昨日とは違うなにかを見つけて詩を書きつづけていきたいと思っています。―あとがきより抜粋―
  • 木の声 水の声
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 木ほど、いのちを感じさせてくれる生きものはいない。そばにいるだけで、からだの中が流れ出す。流れ出すものがいったい何なのか、ぼくにはよくわからない。だけど、それが、とおいとおいむかしから、木のからだの中にも、ぼくのからだの奥深くにも、流れつづけてきたものであることは、まちがいないだろう。水ほど、生きていることを思い出させてくれるものはない。水辺に行くと、ぼくはいつも、腰をおろして、水の音にからだをゆだねたくなる。その音を聴いていると、からだの中の深いところ、外側からはるか遠いところで、こだましていることに気づく。木の声も、水の声も、今まで詩を書いてきて、ずっとぼくの中で鳴り響いていたものだった。これからも、じっとその声に耳をすまして、全身で聴いていきたい。―あとがきより抜粋―
  • きたのもりのシマフクロウ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幼児のある時期は、草や木、石や物にも魂があると感じ、自我と交感できると言われています。いま、音楽や詩を享受するだけでなく、伝えたいと思う者として、凡神を信じたい私は、人間ばかりではなく、この地上に住むあらゆる生き物たちの心へも届けと願いながら童謡に向き合っています。―あとがきより抜粋―
  • 漢字のかんじ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九九八年に、現代詩の第二詩集『ふうわりと』を出したときのことです。漢字を表記として見るのではなく、詩という内面に変えられないかと考え、「女」や「坐」から詩を作って載せたところ、まど・みちお先生から感想をいただきました。「『坐』のように文字の分析を利用する詩は吉野弘さんなどにもありますが、『女』のように一つの文字の全景を眺めて、その実感をもとに作詩されたのは珍しく貴重です。拍手いたします」と書いて下さり、私は大変嬉しくなりました。
  • かなしいときには
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生まれてきて、誰にもその役割、できること、があるとしたら、私にできるのは詩のかたちをかりて、楽しいことを考えようよ、もうすこし元気をだそうよ、と呼びかけることかしらと思っています。―あとがきより抜粋―
  • かたちがわたしのおかあさん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 児童詩の世界 子どものことをいちばんよく知っているはずのお母さん、でも知ってるつもりで実は知っていない。そんなお母さんに話しかける本です。 鳥の気持ちは鳥になる、花の気持ちは花になる。子どもと遊び、歌い、学び、詩をつくりながら子どもになって過ごす著者が生徒とつくった世界です。
  • かたぐるましてよ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 十代の頃より健康に恵まれず、いつも生命と向き合って生きてきた様に思えます。「ああ、これは私と同じ思いだわ」とうなずかれる詩がひとつでもありましたらうれしく思います。―あとがきより抜粋―
  • かぞえられへん せんぞさん
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一人っ子だった私の友達は本でした。本は楽しい世界や、美しい世界、不思議の世界へ連れて行ってくれました。子どもは幼児期は親から学び、学校では先生から学び、卒業後は社会から学びます。人は、何人の良い師と出会うかで、その人の人生が決まるといっても過言ではありません。―あとがきより抜粋―
  • 風をください
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私にとって出会いは財産です。きっとこれからも、たくさんの方々とのすてきな出会いがあるでしょう。もしかしたら、この詩集を手にしてくださったおひとりおひとりと、いつかどこかでお会いできるかもしれない・・・そんな期待に今胸が高鳴っています。―あとがきより抜粋―
  • 風のほとり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詩が唄われるようになれば、それに越したことはないのですが、ハードルを下げて言葉という水絵の具で画く一枚の水彩画が画ければと思って書いた作品も沢山ありました。どの作品も仕上がった時の場所や年月日は今も鮮やかにうかんできます。そんな日々を送ってこられたことを、私なりに仕合わせであったと思えてなりません。―あとがきより抜粋―
  • 風の記憶
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私は戦争を知らないみなさんに、私のささやかな戦争体験を伝えることによって、平和のありがたさと大切さを知ってほしいと思い、この詩集を作りました。―あとがきより抜粋―
  • 風がふく日の お星さま
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジュニア・ポエム双書に仲間入りさせていただいてから、「手紙のおうち」(小学校低学年)を皮切りに、「絵をかく夕日」(中学年)、「星の家族」(高学年)、そして「愛一輪」(中学生・高校生)・・・と、おおよその対象年齢を考えて順に詩集を編むうちに、いつのまにか25年が経っていました。そこで再び低学年向けを中心にまとめようと決心。まだまだ気持ちは若いので、こどもたちと童謡の楽しさと夢を分かち合うために、更に全力で書きつづけたいと思います。―あとがきより抜粋―
  • 風が遊びにきている
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花や野菜と向きあっているときや、少し遠出をして野辺の花に会いにいったときなど、平和な安らぎの中にいることができました。自然に抱かれて共に生きている日々の大切さを、しみじみと実感するのです。植物たちとひさかに交信できたのは、そんなときかも知れません。―あとがきより抜粋―
  • 風栞
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 だれかが種を播いたのでしょうか、それとも自生なのでしょうか、拡張予定の道路端に一群のコスモスが風に吹かれて咲いています。ただそれだけですが、私はとてもうれしくなってしまう時があります。詩集“風栞”には、そんな気持をつづらせていただきました。季節の折り折りに聞かせていただいた、一草の葉のうごき、木立のそよぎ、流れの水音に耳を澄ませてみますと、こんなにも素晴らしい会話があったことに、胸が熱くなる思いです。そしてまた、人と自然とのかかわりも、季節の嬰子のようでなくては、そう思えてなりません。―あとがきより抜粋―
  • かえるの国
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少年詩にも、色々な分野がありますが、私は、子供たちの心よりも、自然を対象とした詩を書いてきました。そして時々、自然をより正確に描写しようとして、そのために言葉を沢山使えばつかうほど、作品は散文的になって行って、詩的な味わいが薄れていったということを経験しました。一方、自然を細かく描写しなさすぎると、すなわち寡黙でありすぎると、詩にも散文にもならないことも経験しました。このような相反する思いを抱いて、私は詩を書いてきました。―あとがきより抜粋―
  • 思い出のポケット
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ことばや音楽は乾いた心にうるおいを与えてくれます。小学生の頃、詩を書くのが大の苦手だった私が、詩を書き始めて多くの月日がたちました。詩を書くことなどまるでなかった私ですが、時間が少しずつ私に詩を書く力を与えてくれたような気がします。心に届く作品が書けるようにと...。
  • お花見
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「お花見」 サルスベリの枝を/ぞろぞろぞろぞろ/ありの行列がのぼっていきます 夏はまっさかり/サルスベリは花ざかり ありたちは一日お花見をして/花の蜜に酔っぱらってかえります/サルスベリいろの/ゆうぐれに

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