TL - 夢中文庫作品一覧
-
3.0会社の先輩・杉浦とは4年間身体の関係がある真苗。『好きだ』と一度も言われたことがなく、ずっと好きな気持ちを秘めていた。結婚適齢期でもありこんな関係を続けていいのか悩んでいる。でも、離れられない……。そんなある日、杉浦は突然副社長に就任する。杉浦は、ただの先輩ではなく会社の社長の息子であったのだ。婚約者まで登場し、真苗は『裏切られた、関わりたくない』と絶望的な気持ちになった。しかし、真苗は杉浦の秘書として働くことになってしまった。「どうして社長の息子だと言ってくれなかったの!?」素直になれず、冷たくする真苗を杉浦は強引に――。
-
-「私の身体……こ、こうなりました」私は実験体、逆らってはいけない。やだ……恥ずかしい……男性に裸を見せるのは初めてなのに。二階堂さんがじっと私の身体を見てる……巨乳の癒し系美人、りり子はショッピングチャンネルの人気ナビゲーター。ある日、自ら企画した栄養ドリンク“ツヤツヤピカーン”を大量誤発注してしまったりり子は凄腕の企業コンサルタント二階堂に「実験結果が良ければ全部売れる」と唆されて、いけない実験に乗り出すのだが……豪華ホテルでの激しくもエロチックな実験内容にとろけ、二階堂へ恋心を抱くりり子。“ツヤツヤピカーン”は本当に売れるのか? そして二階堂の真の目的とは? テレビの世界が舞台のお仕事ロマンス。
-
-明日香のカレシは幼なじみのジョウ。イケメン俳優として人気が高い。俳優なんだからいろいろトラブルはあるけれど、浮いた話もなく、スキャンダルのない俳優として知られていた。だから逆に男好き? とか噂され、拗ねる本人を慰める始末。さらに一緒にいるところをスクープされてはいけないので、気を使いながらの交際。それでも大好きなジョウのため、あれやこれや世話を焼きながら愛情を注いでいた。そんなある日、女性雑誌にジョウのスキャンダルが掲載され、相手は誰だと思って見てみたら、なんと男とキスしている写真が! どういうこと!? これって怒るべきなの? それとも?
-
3.0出張先で、苦手な上司・松田が彼女に電話であっけなくフラれた。やけ酒に付き合った歩実だったが、酔った松田は「俺を慰めろ」と言って、歩実を押し倒してしまった。あまり恋愛経験のない歩実は、松田の優しい愛撫に翻弄され抱かれてしまう。そこから始まる体だけの関係。オフィスで秘密の逢引。いつもいじわるな松田が与えてくれる快感にだんだんと溺れていく歩実。だけど、時折見せる優しさに胸が苦しくなってきた。もっと優しくしてって……言いたいのに……言えない。そんなとき、松田の元彼女が現れて、歩実はショックを隠し切れなくなり……。大人なラブストーリーの行方は?!
-
-『おっぱいオバケ』と小さい頃にアダ名をつけられたあゆり。大学生の時参加した合コンでは『アダルトビデオに出ていそう』と言われ男性が苦手になってしまった。大きな胸がコンプレックス。化粧品会社に入社し、恋愛もせずに社会人になってしまう。そんなある日、自分の会社の副社長が大事にしている物を壊してしまう。威圧的でなんでも思ったことを言う副社長から言われた処分は「恋人のふりをしてくれ」だった。一緒に過ごしていく中、あゆりは自分でも信じられないほど速いスピードで恋に落ちていく。24歳と36歳。年の差や身分差があるのにどんどん好きになってしまい、眠っていると思って副社長にキスをしてしまった。しかし起きていて…
-
3.0
-
-御曹司でホテルオーナーの葉月と、新人スタッフである星梨が付き合い始めたのは今から七年前、流れ星が降り注ぐ夜のことだった。隣に住む七つ年上の大学生、葉月に「星を見よう」と呼び出され、しかしそこで、彼は大学を卒業したあと全国を転勤してまわることを知った。今までのように会えなくなるとわかった星梨は思い切って葉月に告白し、想いが通じて付き合うことに。完璧な彼に少しでも釣り合う女性になりたい星梨は勉学に励み自分磨きに精を出した。付き合い始めて七年、彼がオーナーを務めるホテルに就職した星梨だが、いまだに葉月とはキスすらしたことがない――。優しくも熱い情欲をたぎらせる御曹司との甘美な蜜物語。
-
4.4レディースシューズブランドで働く紗弥加は、高いヒールのパンプスを履いて後輩社員を容赦なく怒るので鬼の武藤と呼ばれている。しかし本当の紗弥加は、いつもスニーカーを履いて甥の面倒を見る優しい女性。そんな本当の自分を隠して会社の中では悪役として振る舞う紗弥加の元に、他社から引き抜きでやってきた有能社員の小笠原が興味津々で話しかけてくる。彼の事を苦手だと思って避けているのに、脚のモデルをしてほしいと言われ、会議室の中でスカートの中に手を入れられて押し倒されてしまった! その上あろうことか彼に借りを作ってしまい、「俺と一晩付き合って。もちろんそれなりの意味を含む感じで」と言われてしまって――
-
-
-
-美術館で働く巴菜は、不器用で愛想笑いができず、周りに誤解されてばかりいた。「嫌がってるふりして、本当はいつだって準備万端なんだろ?」元カレにいいように扱われていると知りつつも、親しい友人もなく両親も既に他界していることから、孤独を恐れ、乱暴なセックスを受け入れる日々。そんなとき、美術館の裏でスケッチをしていた謎の美青年に、声をかけられる。「アンタ、知ってる子だ」彼は巴菜が暮らす、アパートの隣人だった。「声、いつも押し殺して鳴いてるよね。可哀想に……」組み敷かれ、蔑まれ乱暴にされ、それでも元カレを受け入れてしまう弱かった巴菜の心に、孤独を恐れない謎の美青年に出会ったことである変化が――。
-
4.0転職先の専務は小中学時代さんざんからかってくれた男、慶吾だった。マジで?茫然自失の夏帆ではあるが、役員なんだから我慢するしかない。と思っていたら「付き合え」と迫ってくる始末。丁重にお断り申し上げているのに、慶吾はまったく引かない。追い詰められてつい言ってしまった「一週間手を出さなかったら付き合ってあげる」という言葉で、同棲がスタートしてしまう。ここはなんとか逃げ延びて……そこまで思った夏帆は重大なミスに気づいてしまった!この賭けに勝つということは慶吾が我慢できなかったということで、それはつまり関係を持つということ。負けたら交際しなければならない。どっちにしたって苦手な慶吾となんらかの関係になるということで――
-
-「きみさ……高校生の時、俺のこと好きだったでしょ?」出版社に勤めるユイが担当になったのは、高校時代に片思いをしていた神田だった。売れっ子作家になった彼はオーラを放っていて遠い世界に住んでいるみたい。仕事で会うたびにユイは好きだった気持ちを思い出す。封印していたのに…やっぱり、好き。ある日、夜中に呼び出されて打ち合わせを終えたユイは神田の家で眠ってしまった。目を覚ますとキスをされて「拒否するなら書かない」と言われてしまい身体の関係になってしまう。こんな関係イケないと思いつつも、快楽に溺れてしまい、好きな思いは膨らんでいく。しかし、神田はなにを考えているかわからなくて…。再会系ラブストーリー。
-
3.0フレンチレストラン・アンヴューでシェフとして働く藤本未央は、ある日突然何を食べても味を感じなくなってしまった。心あたりはただ一つ。半年前にフラれた元カレがアンヴューで挙式を挙げるなんて言いだしたから……。そんなとき、先輩である菱川広臣さんが味覚障害を治すために特訓をしてくれることに。二人きりの夜のキッチンで、「舌を見せてみろ」と言われて素直に見せると、そのままキスをされてしまって……!いつもは料理にしか興味がなさそうな彼なのに、すごく情熱的な眼差しで見つめられて、慰めてやる、なんて言われてしまってどうしよう!恋のスパイス、効きすぎていませんか!?私、ドキドキが止まりませんーっ!!
-
-「……それで、今日も失恋されたという訳ですか……」「好きになっちゃうんだもん、仕方ないでしょ」しっかり者で気さくな年下のバーテンダー、徳島和人。失恋するたびにバーで飲み明かす恋多きOLの希美。出逢って一年、徳島は希美にとって良い話し相手となっていた。「今日は僕も少し飲みたい気分なんです。店を閉めて、その分貴女に奢りますよ」雨の日の金曜日、今年に入って何度目かの失恋をした希美に、徳島は店の貸し切りを持ちかける。彼の厚意に甘える希美は、徳島に彼のオリジナルのカクテルを注文して――二人きりのバーで繰り広げられる密やかな恋の駆け引きを描く、甘く蕩けるカクテル風ロマンス!
-
3.0佐武倫子は語学堪能な秘書室員。周囲は美人と思っているのに本人にはまったく自覚がない。告白された経験もないから自分に対して自信もない。そんな事情なので、大きな声では言えないがバージンだった。経験はないけれど、意中の人はいる。同期の遠藤に二年越しの片想い中なのだが、当の遠藤はこれまた同期で親友の絢子に片想い中。遠藤、絢子、それぞれの事情を知っているため、自分の本心がますます言えない。そんな時、遠藤から絢子に失恋したと言われ、愚痴を聞くために食事に出かける。遠藤はよほどショックだったのか、酔いつぶれてしまう。慌てた倫子は遠藤を自分のマンションに運ぶのだが――恋に不器用な倫子の切ないラブストーリー。
-
3.5「セックスはスポーツ」だと言う社長の小野瀬は、容姿がいい。財産もある。女性が放っておかない存在だ。セックスをしようと思えばいつでもできる。小野瀬にとっては24時間制のスポーツクラブのようなもの。男性経験がない詩穂だが、セックスは『愛の行為』だと信じて疑わない。詩穂は小野瀬に恋をしている。だからこそセックスは『愛の行為』だと、どうしてもわかってもらいたい。そんな思いから小野瀬を酔った勢いで説教してしまった。「じゃあさ、『愛の行為』と『スポーツ』の違いを、お前が教えてくれよ」と言われてしまい……。毒舌で超俺様の社長に、詩穂は『愛』を教えることができるのか?身長差40センチのデコボコラブストーリー。
-
3.5男性経験・恋愛経験ゼロの莉奈子は、精一杯のお洒落をして憧れの人である同僚をbarへ呼び出して告白するも撃沈。ひとり置いて行かれて泣いていると「大丈夫ですか?」と男性が声をかけてきた。その人は……なんと、自分の会社の若手イケメン副社長だった。慰めてくれて帰りにキスをしてしまう。優しかった副社長は、次の日から強引なことを言ってくるようになり、身体の関係になってしまった。そして、副社長は大の猫好き。猫耳や首輪をつけられて『にゃあ』と喘ぐように言われる。猫じゃらしで身体を弄られて、莉奈子は快楽の世界に落ちていく。身体の関係と、恋心で揺れるアラサーOLのちょっぴりエッチな恋愛小説。
-
3.0「僕は自分の直感に従って君を指名した。他に理由が必要か?」 大手下着メーカーに事務員として務めるごく普通のOL綾瀬文は、デザイナーの桐嶋悟に助手として指名を受け、《試着室》と呼ばれる彼の個室へと向かった。重要な展示会を控え、パリにある海外支部から帰国したばかりの桐嶋は、眉目秀麗さと洗練された佇まいから社内では何かと話題となっていた人物ではあったが、その寡黙さ故に女子社員からの話題も下火になりつつあった。何故自分が助手として指名されたかわからないまま、文は桐嶋との二人きりの時間を過ごしていく。だが、助手として指名したにも拘わらず、桐嶋は資料に目を通すことしか指示しない。疑問を抱きつつ、言われたままランジェリーの資料を捲ることしか出来ない文。だが、着用モデルが身に着ける一枚の写真が目に留まった文に、桐嶋が唐突に話し掛けた。漸く訪れた会話の機会に、文は自分を指名した理由を問うが、桐嶋は「君が欲しいと思った、ただそれだけだ」としか答えてはくれない。寡黙でミステリアスだが、どこか自分を魅了してやまない彼に、文は段々と惹かれていき、歓迎会の後、記憶もないままに彼と身体を重ねてしまう。自分の身体を探り、測るような彼の愛撫に文は次第に溺れていき――《試着室》と呼ばれる二人きりの密室で過ごす、甘く切ない秘蜜の時間の行方とは……?
-
3.5美容部員として百貨店で働く北原安奈は、しっかりメイクをしてコンプレックスである赤面症を隠している。昔、小学校の同級生の秦野誠一が安奈の頬が赤くなったことをからかったのが原因だった。そんなある日、同じフロアのラグジュアリーブランドに誠一が異動してきて、バレないようにしていたのにエレベーターの中で二人きりに! 誠一に、もうこれ以上いじめられたくないと、「彼氏がいる」と嘘をついたことが裏目に出て、彼の狼スイッチを押してしまった! トップブランドのスーツを身にまとった紳士な彼が野性的な獣に豹変! 仕事中、倉庫で迫られ、強引にHなことをされてしまって、いじわるで嫌いなアイツなのに、うまく抵抗できない!
-
-人懐っこくて大型犬のような祥太郎は、絢子の家に居候中の大学生で、おまけにいとこ。絢子にしょっちゅうじゃれついては、叱られている。このなつき方は行き過ぎ? と思いはするものの、可愛いじゃないの、って感じ。だけど、友達に「その彼のこと、本気で好きなんじゃないの?」とツッコミを入れられてから絢子の悩める日々が始まった。年下で、大学生で、いとこ……こんな存在を好きになっていいの? いけない、いけない、やっぱりダメよ……そう思い、同期の遠藤君と食事に行ってみたりしたけど、なんかモヤモヤ。やっぱり祥太郎がいい……ようやく本心に気付いたのだけど……
-
1.0苦しくて切なくて逃れたいのに愛してしまう。社会人になって初めての恋は三角関係だった。札幌の高校を卒業して男性と付き合うこともなく地味な日々を送っていた私は、職場で出会った高山さんに惹かれていった。朝礼で初めて高山さんの顔を見た時に私の心は揺さぶられて……。美人で有能な彼女がいることを知っても私は高山さんとの電話やメールをガマンできずにいた。一度でいい、たとえ一夜限りでいいから腕の中に抱かれて眠りたいと願ったつもりが一度抱かれてしまうと次の約束を期待してしまう。ベッドの中では好きだとささやいてくれるけど本当は私のことをどう思っているか? 知りたいけど怖くて聞けない。
-
-亜希子は服飾会社の営業ウーマン。社内ではデキる女として通っているものの、異性に対してはかなり消極的。男に甘える自分がイメージできないし、媚びるのもイヤだと思っている。仕事が生きがいだとはいえ、部下に「女を捨てている」と陰口を叩かれ、ムカつくやら情けないやら。見返してやろうと母親が勝手に応募した婚活パーティに参加するものの成果なし。やけ酒をしようとでかけた街で婚活パーティの時に知り合った年下君と再会する。実は彼はシンガポールの金融会社の御曹司! うっかり彼の宿泊先のホテルに泊まったことがきっかけで、親切心から東京観光に付き合うが、なんとなくいい感じになってきて、気がついたら……
-
-心から愛する人とずっと一緒にいたい! 短大生の私は初めての恋人にフラれてやけを起こしバイト先のカフェの常連客に抱かれて寂しさを紛らわせた。呆気なく終焉を迎えた恋を封印した私は友人と一緒にキャバ嬢のアルバイトを始めた。飲み過ぎてベッドで目を覚まし違うオトコの愛に溺れる日々。洗練された大人のオトコ達の寵愛と巧みなリード。愛されるままに身を委ねた私という原石は少しずつ磨かれ大人の女へ変わってゆく。どうして好きになる相手は結婚している男性ばかりなの? 1人で迎える夜明けの虚しさに別れを告げた時、私は求めていた相手と出会った。夜の蝶、岡崎エリーとして生まれ変わった私は新たな人生と真実の愛を掴む。
-
-凛として美人なのに動くと何かしら鈍くさいことを起こしてしまうちかは、カーアクセサリー会社に勤める25歳の営業女子。毎日会社までバス通勤をしていて、運転が上手くてバス会社の制服が似合っているイケメン運転手の大悟に恋をしていた。ある日ちかの想いが加速してバスの中で大悟とエッチをする妄想に浸っていると、現実の大悟が声をかけてきて二人は急接近!!――ちかの理想の男性は昔に山で迷子になったときに助けてくれた走り屋の男性。その男性が忘れられないでいたけど、大悟と出会って前に進めると思ったのに、自称走り屋の会社の先輩がその憧れの人という疑惑も出てきて…。ドキドキハラハラの爽快ドライビングラブストーリー
-
-携帯電話販売代理店で働くほんわか系OLのさやかには、誰にも言えない秘密があった。 隣の家に住む美形な大学生の幼馴染、優太のペットだということ……。弱虫の苛められっこだったさやかと、生意気な小学生だった優太は、いつしか大人になり、ある日を境にご主人様とペットの関係になる。優太に命じられるがまま、縄で縛られ会社の制服に袖を通すさやかは、トイレで濡れたパンティを脱ぎ、自慰行為の報告メールを送信する。このままずっと、ご主人様とペットのままなのか。この行為に、愛はあるのか――。測りかね、さやかが優太に背中を向けたとき、思いもしなかった優太の想いが明らかになる。サディステックなのに純愛な、心温まる恋のお話。
-
-杉枝悦子は、学生時代から告白されても光の速さで断る鉄のような女だということで『テツコ』と呼ばれていた。派手な顔と容姿とは反対のヘタレで処女の自分に嫌気がさして、遊び人だと嘘をついて会社の同期である桝田とラブホテルに潜入することに成功する。けれど、いざとなると怖気づいて逃げ出してしまった。しかも桝田に処女ということがバレてしまって呼び出されてしまう。初体験できるように桝田が協力してくれることになり、二人は内緒のデートを重ねていく。桝田のことが徐々に気になっていくけれど、なかなか上手く伝えられない悦子の前に、昔飲み会で出会った男性が現れて、彼氏候補にしてほしいと言い出した。拗らせ処女の恋は一体どうなる!?
-
-私の本当の気持ちって!? 短大生の私は友人の礼香に誘われて初めての海外旅行へ出かけた。青空と溶け合うようなプールと甘いカクテルの誘惑。礼香の恋人の紹介で私は日本人の星野海斗さんと出会った。初めての経験の連続で感情が高ぶり海斗さんと蕩けるような一夜を共にした私。夢のようなひとときはあっと言う間に終わりを告げて日本へ帰国をした後は学生寮を出て就職先で仕事に追われる日々。バリ島の思い出は少しずつ遠のいていった。月日が流れて私は付き合っている同僚からプロポーズをしてもらったのに喜べずにいた。私は“この人”と結婚をしたいのか? それとも、結婚をしたいだけなのか? 迷ってしまい……。
-
3.0
-
-遊びか本気かわからないまま私は愛川さんと体を重ねた。パン屋の店員として働く私とIT企業で活躍する愛川さんとでは住んでいる世界が違う。私以外にも付き合っている女性がいる事は薄々気が付いているけれど私のカラダが愛川さんを求めてしまう。いつも会うまでは不安でたまらないのにベッドの中に入ると大きな安心感に包まれて満たされて……。高校を卒業後にいくつかの職場を転々とした私が足裏マッサージの学校に通い始めたのは、パン屋でアルバイトを始めたのがキッカケだった。マッサージ師の資格を取って就職をして今度こそ仕事を続けていこうと決めたのにこのままじゃ愛川さんにカラダも心も囚われてしまう。今度こそハッキリさせなくちゃ。
-
-女王様気質のすみれは、大学生をしながら週末はレースクイーンをしているスタイル抜群の女の子。大学デビューした幼なじみ・太郎なんて、全く相手にしていないはずなのに、他の女の子といるのを見ると腹が立ってしまう。ある日クラブで太郎と喧嘩になり、そのまま勢いでラブホテルに連れ込んで自分から押し倒してしまう。「私に触って欲しかったら、自分で裸になりなさいよ」なんて、肉食系丸出しのHをしてしまって、夢中になるのは太郎? それともすみれ?そんな時に超セレブの金髪碧眼の男性が登場して、二人の間は大荒れ模様! 自分の気持ちに素直になれない女の子の、もどかしい恋の行方を描くラブストーリー。
-
4.0カラダの関係から始まった二人。カラダを重ねる度に心が揺れて私は淳也さんを好きになってゆく。地味なOLの私が父親の借金返済のために会社に内緒で始めたアルバイトは交際クラブのコンパニオンだった。毎週決まって土曜日に現れる淳也さんは店の大切なお客様なのに気がつくと私は彼の事ばかりを考えている。ホテルの部屋のベッドで彼と肌を合わせている時だけは嫌な現実を忘れられる。気がつくとお金だけでは割り切れない感情を私は抱えていた。本気で好きになってはいけないと頭の中では理解しているつもりなのに心は乱れてカラダは彼を求めてしまう。彼は私のことをどう思っているのだろう。そんな事ばかりを考えてしまい……。
-
5.0「せ、先生……む、無理ですっ」「奥野さん、ここは女性にとって赤ちゃんを作るときに大事な場所なんですよ。おちんちんを入れる準備は二十代で対策しておいて決して早すぎるということはない」ヌルッとしたジェルにまみれた医師の指先から、悩ましいほどの愉悦が下腹部全体に広がっていく。(……こ、これが媚薬?)ジェルを塗られた部分の感覚が鋭敏になり、成分が膣奥にも浸みこんで、一層ズキズキと内側の血流が盛んになっていく。媚薬ジェルを塗られて体の芯が疼いて仕方ない奈優。「あ……あぁんっ」この治療は一体いつまで続くの? めくるめく快楽に目覚めて妖しい背徳診療の虜に。切ない恋心に揺れる禁断の婚前診察LOVEストーリー。
-
-真面目でなんでも計画通りに進めたいOLの真帆。仕事はきっちりこなすものの、スケジュール帳にないのは、恋人との予定。ある日、女友達に無理やり連れて行かれた「婚活バー」で、偶然、憧れの上司、黒崎と鉢合わせしてしまう。気まずい真帆だったが、黒崎からしばしば食事や映画に誘われるようになる。オフィスでのクールでストイックな黒崎からは想像ができないほど、プライベートでの彼は包み込むように優しくて……。彼からの告白のあと、彼の自宅に向かうエレベーターで、はじめてのキス。ドキドキが止まらないのに、「今日の予定は君の手帳に書き込まれてなかったかな」だなんて、ズルイ! 恋は予定通りにいかないみたいで……。ショートストーリー『そして、ずっと一緒に』同時掲載
-
2.0大学一年生の夏休み、咲妃は初恋の人に言った。「わたしの処女を、もらってくれないかな」。初恋の人・サク兄は、咲妃にとって十歳離れた叔父であり、小さい頃から兄のように慕ってきた人。そして彼の職業は、SM官能小説家だった――。予想に反して咲妃の願いをあっさり承諾したサク兄が出してきた交換条件は「小説のモデルをすること」。憧れの人に優しく愛されることを期待していたのに、突き放すように冷たく身体だけの快感を与えられる咲妃。「抱いて欲しいんだろう?なら、そのまま一人でしてなさい」。サク兄の真意をつかめないまま、真夏の薄暗い部屋の中で身悶える咲妃だったが……?
-
4.3
-
3.0
-
1.0
-
4.5
-
-美術教師の寧々は、学園の若き理事長である悠斗と婚約している。しかしそれは、実家の借金を肩代わりしてもらうための愛の無い婚約だった。「お前はまるで愛玩人形だな。お願い許してと口走りながら、こんなに濡らして感じているじゃないか」――。寧々のカラダをサディスティックに弄ぶ悠斗。それは寧々が心の奥に隠した秘密への復讐だった。なぜなら寧々が本当に恋していたのは、悠斗の弟であり、学園の生徒でもある隼翔だったから――。生まれて初めて好きになった人は婚約者の弟、しかも教え子。禁断の恋に引き裂かれる心とは裏腹に、寧々のカラダは強引な愛撫に正直に反応してしまう。一方、隼翔は兄の婚約者とも知らずに寧々への想いをぶつけてきて――!?
-
-三つ編み、黒縁メガネ、白衣……地味な薬剤師、川岸美桜(かわぎしみお)はある日、眉目麗しい患者に声をかけられる。彼は有名なプロダクション社長。君のような人を探していたと言い、猛アプローチ。最初は自分なんて……と思っていた美桜だったけれど、彼のそばにいるうちに彼の人柄に次第に惹かれていき……。「裸になったらずいぶん大胆になったね。それとも……僕とそんなにしたかった?」だなんて……。彼はやさしく巧みな言葉で責めて私を乱していく。地味な私を綺麗にしてくれるのは、恋の魔法をかけてくれたあなただけ。プロダクション社長と地味な薬剤師のエッチなラブロマンス
-
-「……て、店長……本当にこんなこと、しなければいけないですか……?」 新規事業のエッチなオモチャを扱うラブトイカフェ……通称バイブカフェに配属された理奈。研修のため、初出勤であこがれの店長から大人のオモチャを使うように命じられ、勤務中に感じてしまう。バージンで経験不足の理奈に「オレ……臨時彼氏になります」と、恋人に立候補してきたイケメンスタッフの涼に惹かれながらも、店長への想いも断ち切れず心は揺れる。カフェのペット化計画は秘密裡に進められ、欧米仕様のスタイリッシュな極上バイブSWANの快感に酔いしれプロポーズも! 過激なラブレッスンにドキドキ、新感覚バイブカフェで恋もエッチも満開!
-
2.0売れない声優の綾音(24)と人気男性声優の和真(28)は幼なじみ。無口でクール、でも本当は優しくて世話焼き……そんな和真を慕ってずっと憧れてきた綾音だけど、彼にとってはいつまでも手のかかる妹のような存在でしかないみたい。悩んだ綾音は、声優の世界で少しでも和真に追いつくため、18禁ドラマCDのオーディションを受けることを決心する。ところがそれを知った途端、和真の態度が豹変!「レッスンしてやる」ってどういうこと!? 「もっと意識しろ。俺の声を。耳に流れこむその声で、感じるんだ」「触られてると、わたし……―っ、喋れ、ない…っ」――低い声で甘く囁かれながら“喘ぎ声”のレッスン開始!?
-
-大手企業の受付嬢をリストラされた美鈴が、ようやく取れた内定。でもそこは『ラブ・トイ』と呼ばれる大人のオモチャ会社だった――!!人気のラブ・トイ実演DVDの完成チェックでも、AVを見てるようでドキドキしてしまう美鈴。会議でも発言できないし、他の人みたいに冷静に商品を扱えなくて…。ヒット連発中の遠山チーフからは「うちの商品見てるだけで使ったことないでしょ。使ってみればいいアイディアが浮かぶんじゃない?」と図星を突かれてしまう。「なんなら俺と使ってみる?」なんて、いくら見た目がステキで仕事もできる上司だからって、からかうのもいいかげんにして…!そう思っていた美鈴だが、誇りを持って仕事する彼の真剣さに触れて――!?
-
-
-
-「結婚したら、ココにおちんちんを受け入れなければならないんだよ。わかってるのかな?」OL3年目の25歳の優衣は、奥手のバージン。中学時代から通っていた歯科クリニックで同僚との婚約報告をすると、あこがれのドクター南先生が無垢な彼女には恋愛やオナニー経験が不足していることを見抜いてきた。「優衣ちゃんの体がどんなに未熟な状態か診ておこう」と冷たく微笑み悪夢のような婚前健診が始まった。貸切の診察室で、強い麻酔で体の自由を奪われ婚約者にも見せていない部分まで触診され、徐々に快楽を覚える優衣。上と下の口を満たされた姿をCCDカメラで映され、ゴムの舌技研修や男性器挿入実習が淫らなカルテに記録される。
-
4.0(こんなエッチなことまで会社に報告しなくちゃいけないの……?)結衣が勤める外資系企業には、通勤時のストーカーや痴漢被害を届け出るきまりがあった。今朝、人違いをされてパンティーの中まで触られたことを報告すると、あこがれていた対策担当の岡野主任に呼び出され、応接室で痴漢状況の再現を求められた。体を密着させた過激なボディ検査に思わずドキドキ。ついには「痴漢を呼びよせているのは君の淫乱な資質のせいじゃないのか」とアソコの感度までチェックされ……!? 通勤時には主任が同行調査をする中、電車内なのに痴漢の手による触手バイブ責めとハードな愛撫で不覚にも感じてしまい……。エッチな痴漢同行調査の快感ストーリー。
-
5.0
-
2.0真央は会社帰りに偶然足を踏み入れた画廊で、十八歳年上の男性、内藤と出会う。画家だという内藤の独特の雰囲気に興味を持ち、頻繁に画廊を訪ねるようになった。最初は親子ほどの年の差があると感じていたけれど、彼の男性としての余裕や包容力に次第に好意を感じるようになっていた。でも、真央の気持ちとは裏腹に、内藤は女性とはあまり親しくならないように気をつけているように見える。ある日、人物画を描くことをやめてしまったという内藤が、自ら真央にモデルになって欲しいと言い出した。どうやら彼の少し寂しげな表情にはその過去が絡んでいるよう。デッサンをしながら過去を語る彼の姿に、押さえきれなくなった彼への愛情があふれ出して……。
-
-伯爵令嬢エレオノーラは理不尽な理由で男として育てられ、今は王城医官の男性助手エレンとして働いている。そんなエレオノーラももう18歳。本当の自分に戻って生きたいと我慢ならず、エレンの双子の妹という形で王城主催の婚活パーティーに参加を決めた。するとそこにいたのは、以前女性の姿で城下街に行った際に出会い、しかも事故的に唇を重ねてしまった王太子ロイだった。エレンとしては親交の深いロイだが正体には気づいていないようで、再会を喜ぶ彼を置いてエレオノーラは即座に立ち去った。しかしこの再会の直後、エレンのもとに「エレオノーラ嬢を口説こうと思っている」とロイがやってきて!?
-
-「嫌になったら言って。我慢できるかわからないけど」――待ち合わせていた彼氏の裏切りで一人旅行になってしまった明日香は、災難続きにもスマホを落とし、深沢という男性に助けられる。お礼に食事に誘った明日香は優しい彼につい気が抜けて泣いてしまい、深沢に身を委ね濃密な一夜を過ごす。しかし、もう会うことはないと思っていた深沢は、取引先の部長だった。再会した彼からあの夜が嘘のような健全デートに何度も誘われ、明日香は深沢のことが頭から離れなくなっていく。明日香を熱っぽく見つめてくるのに触れようとはせず、もどかしくなってくるが……。――俺は本気になったからこれ以上はだめだよ。
-
5.0京条家の男に目をつけられたのが運の尽きだね、君を絶対に逃がさないよ──日本有数の大企業グループを統べる京条家を陰で支える家系に育った御影佐和子。ある日、海外から戻り起業した京条家の次男・慎から秘書に指名される。じつは慎と佐和子にはとある〝縁〟があった。美代姫と家臣の鉄之進──想いを秘めたまま悲しい最期を迎えた前世の記憶が呼び覚まされ、強く惹かれあい結ばれた。けれど京条家と御影家は主従関係。恋愛感情は許されないと思った佐和子が慎を突き放したのだ。なのに──「今度こそは何がなんでも絶対に守るって決めてたから」再会した慎は魅力的な大人の男性に変貌。超絶御曹司の規格外な執愛に囲い込まれて……
-
4.3大手電機メーカーの営業事務の未華子。自社製品を熟知している彼女は、厳しいと評判のイケメン副社長・湯浅の専属秘書に突然抜擢される。実際は思いやりもユーモアもある魅力的な上司だった湯浅。いつの間にか惹かれてしまった未華子は、彼が政略結婚をすると聞き、勢いに任せて最初で最後の夜を懇願する――。今だけは私を愛してほしい。そんな願いを胸に、一度きりの夜、いつもなら言えないお願いを口にしてあこがれの湯浅を強く求める未華子。「冷静にならないと、未華子を壊してしまいそうだ」彼女に煽られ甘美な熱をまとった湯浅に、甘く蕩かされて……。
-
-「だ、だめっ。お義兄ちゃん、こんな格好…」ベビードールはレース製でバストトップまで透けてしまっている。(<代行彼女>センターなんかに登録した私がいけなかったの!?)友人に付き添って秘密クラブに登録した奥手の瀬奈に、24時間拘束のオファーをかけてきたのは美貌の義兄だった。恋人のように食事をした後、セクシーな下着やバイブ選び? 「22歳相応のエッチを教えておく」。拒絶は規約違反になると脅迫まがいに押し倒され、前後の背徳レッスンに。「これじゃまるで監禁…」「そうだ…お前を監禁する。契約時間内は思いのままに扱えるはずだ」連日呼び出され出勤中のバイブ装着命令で快楽の虜に。禁断の24時間拘束ラブストーリー。
-
3.5私はこんなにふしだらだった?──看護師の藤島芳花は、勤務する総合病院の御曹司であり脳外科医の宇喜多聖仁からアプローチされ、恋人となり間もなく結婚式を控えていた。そんな幸せ絶頂のなか、突然の転落事故に遭った後遺症で芳花は記憶を失ってしまう。目の前にいる聖仁は『婚約者』だというけれど、何も思い出せない。「君はこれが大好きだったよ」軟禁された病院の特別室で聖仁から与えられる激しい快感に、身体は彼を覚えていると訴えてくる。目隠しをされ、拘束され、いやらしい言葉を掛けられ……。彼こそ、私の知らない私を知っている。何回も抱かれたからこそ許せてしまう刺激的な愛撫に乱され、甘美な罰に溺れていって……。
-
4.0八年交際し、婚約までした恋人に裏切られた亜希。一千万円の慰謝料を渡されたものの、怒りと悲しみで扱いに苦慮した末、ホストクラブでNo.2のマコトを指名し一晩で使い切ってしまった。礼がしたい、連絡先を教えてとしつこく言われたが、なにも教えず振り切って店を出る。――それから一年後。イケメン新入社員の教育係に任命された亜希は、彼とふたりきりになると、自分を覚えていないかと迫られ!? 首をかしげた亜希に「マコトですよ。あなたから一千万円分の売り上げを入れてもらった」と彼は続けた。…って一体なぜ!? あのことは記憶から抹消したいのに…「あなたのこと、追いかけてきました」真人の眼差しから目が離せない…!
-
3.7推しに会えるかもという浮ついた心から、明日実がテレビ局の珈琲専門店で働き始めて三カ月。推しには未だ会えていない。付き合いで見ていたアニメの二・五次元とやらを視聴したことをきっかけに一番人気の俺様ドSキャラを演じる要くんの沼に落ちて以来、明日実は日々推し事に励んでいる。珈琲専門店での仕事を終え、次に向かうのはSMラウンジ。お金がかかる推し事のため、明日実はS役の女王様としてもバイトをしているのだ。すると、その日来店したM男客は推しの要くんにそっくり!? さらに彼は小学校のクラスメイトだった陰キャの同級生を名乗って……「ずっと、君にキモイと言われ、蔑まれたかった」──まさか要くんが、ドMの変態!?
-
4.0伯爵令嬢のディアナは、ある目的をもって舞踏会に参加していた。屋敷にこもりがちな彼女が意を決して参加した舞踏会だったが、自分に向けられる視線や含み笑いに耐え切れず早々と会場を後にする。帰り際、酔っ払いに絡まれ困るディアナを助けてくれたのはダークブルーの瞳が印象的な男性、ジークだった。「決めたわ。あの方にする」──ディアナは書置きを残して家を出ると、ジークが住む屋敷を訪ね、しばらくの間ここにおいてほしいと頼み込む。常識外れの行動に冷たくあしらわれるディアナだったが、めげずに懇願するとやがてジークも耳を傾けてくれた。目的を尋ねられたディアナはにこやかに答える──「あなたと恋がしたいの。一夜だけでも」
-
3.6「大人になったら解放してあげますから、それまで我慢して僕の妻でいてください」──実家の旅館を守るため、大手ホテルチェーンの副社長・碧人と結婚して6年。梨生は24歳になった今も碧人の妻を演じている。二人の間に夫婦生活はないものの、いつも優しく完璧な夫として振舞う碧人に梨生はいつしか惹かれるようになるのだが、約束の時は着実に近づいていた。しかし、いつになっても碧人は離婚を切り出さない。彼への想いは募り、妻を演じることにつらさを覚え始めた梨生が「女性としての悦びを知らないまま生きるなんて悲しい」と離婚をほのめかすと、碧人は──「女性の悦びを知りたい……その願いなら、僕が叶えてあげられそうです」
-
-不動産会社に勤めるなずなは、半年前にイギリス本社から異動してきたクォーターの後輩・桐谷になぜか妙に懐かれている。上司よりもなずなが頼んだ仕事を優先させたり、昼休みのたびにランチに誘ってきたり、度を越した行動に困ってはいるものの、子犬のような彼をなずなも放っておけない。それに桐谷もそろそろ独り立ちの時期。そのうち自分から離れていくだろうと思っていたはずが、なぜか、なずなが桐谷の教育係を担当することに! さらに、なずなが教育係になった途端、天使のようだった桐谷の態度が豹変! なずなを惑わすような行動をとるようになり……天使改め〝悪魔〟な後輩・桐谷に、見たこともない表情と甘いセリフで迫られて──!?
-
3.4好きなのは人よりも鳥とそのさえずり、それから美声。伯爵令嬢のカリーナは結婚適齢期を迎えても社交界から遠ざかり、愛鳥たちと戯れる日々を過ごしていた。しかし、わが道を突き進む妹を心配した兄の「それなら声で決めてはどうか」という発案で、とうとうお見合いならぬ『お声合い』をすることに。そして出会った比類なき美声の持ち主、ジラルド公爵と結婚! ところが幸せなスタートを切ったと思ったら、実はジラルドはとんでもなく寡黙だった! 声が聞きたい、でもなかなか聞かせてもらえない。美声を求めて奮闘するカリーナに、ジラルドの態度はどんどん優しく甘くなるけれど……!?
-
4.0金持成美、21歳。名前と真逆にド貧乏人生。両親を亡くし天涯孤独。不運に背負った借金を返済し続けている。やっと好条件で正社員採用されたはずが、初出勤日に失業の憂き目。そんな成美の前に奇妙な求人広告が……!? 『急募! 健康な成人女性! 履歴書不要、人柄重視! 週休二日賞与有り、衣食住完備! 退職金は10億円!』 あまりに現実味がないと思いつつ魔が差してアクセスしたら──そこは異世界!? 高飛車な美少年トゥールが現われ、彼の子供を産むことが仕事内容だという。お金のために子供を産むなんて無理!と辞退したい成美だったが、トゥールとの暮らしが居心地よくなってきて……!?
-
-小学校の卒業式の日、告白されて好きと返し、軽いキスを交わして想いを重ねたのに、突然姿を消してしまった初恋の人・大雅――美波はずっと大雅を想い続けていた。忘れよう、新しい恋をしようと思っても、できなかったのに、入社した会社で再会することになるなんて……。大雅が社長の息子だなんて知らなかった。しかし、心躍らせる美波に対し、大雅の態度は冷たく、目も合わせてくれない。傷つきながらも一生懸命距離を縮めようとする美波だったが、さすがにもうダメかとあきらめて落ち込んでいたとき、大雅が心配してシュークリームを買ってきてくれた。これって……ずっとずっと想っていた気持ちがようやく通じたってこと?
-
1.0俺様で傲慢な副社長・西門の秘書を務める弥生は、そのクールな見た目とは反対に、性格は不器用で意地っ張り。半月前に初めてできた彼氏にも「俺が思っていた女とは違う」と言われ、あっさり振られてしまう。ひどい言葉にショックを受ける弥生だったが、一方で彼を引き止めたいとは思えず涙も出てこない。すべては可愛げがない自分のせいだと落ち込む弥生に、西門は「お前をいい女にしてやる」と言うと、突然キスをしてきて──!? 西門の自分勝手な行動に苛立つ弥生だったが……「本当に気が強い女だな。でも、嫌いじゃない」自分をからかうような態度と、たまに見せる優しさや甘い顔。本心が読めない西門に、弥生は翻弄されてしまい……?
-
4.0「イメージなんて、所詮は他人の勝手な想像ですよ」――見かけによらず可愛いもの大好きな優菜は会社勤めの傍らぬいぐるみの病院『もふもふクリニック』で修繕のバイト中。大好きなぬいぐるみに囲まれたこの生活はイメージじゃないと言われることが嫌でずっと秘密にしてきた。ところが、会社の後輩大樹が3歳の女の子紬とクリニックにやってきて大ピンチ! 好感を抱いていた優秀な後輩に子どもがいたことにショックを受けるとともに秘密を知られ焦る優菜。結局、「会社に内緒にする」という条件で紬のぬいぐるみを治療することに……。「お礼」と称して親密になっていく大樹との関係。勘違いはダメ! なのにドキドキは止まらなくて――?
-
3.9ネットで知り合った男性と初めて会う夜。ドキドキしながら待つ希美の前に現れたのは、入社以来ずっと苦手に思っている上司の宇野だった! 密かに思いを寄せていた相手が上司だったという事実に希美は大混乱。さらにはなぜか告白までされてしまう。断っても引き下がらない宇野に、希美は過去のトラウマを打ち明け、どうにか諦めてもらおうとするのだが……「そんなの試してみないとわからない」「意気地なし」と上司の口ぶりでダメ出しされてしまう。闘争心を掻き立てられた希美は宇野の挑発に乗り、そのまま一線を越えてしまい……!? 「俺のことがほしい?」――不覚にも気持ちよくされてしまった希美は、拒否することもできなくなって……
-
-「出ていかれたら困るのは俺になりそうだな」──不動産会社の令嬢でありながら、家族に疎まれ暮らしてきた真実。ある日、自身の政略結婚の話が進んでいることを知ると、ついに家を出る決心をする。家を飛び出したものの行く当てのない真実が歩いていると、車に轢かれそうになっている一匹の子猫を見つける。真実は危険を顧みず車道に飛び出し子猫を助けるが、家のない自分は引き取ることができない。車を運転していた男性・慎司は責任を感じ、真実と子猫をまとめて面倒を見ると言い出して──。そして始まった、生真面目なドクター・慎司との同居生活。しかたなく始めた同居のはずなのに、慎司は真実を甘やかし、可愛がっていき……?
-
2.5幼い時の誘拐事件が深いトラウマとして刻まれ、若い男性に対する極度の恐怖症をかかえている小絵。現在、父の友人が経営する会社で社長秘書を務めていたが、その社長が倒れ入院することに。急遽息子の光成が副社長に就任して社長代行を務めることになり、小絵は光成の秘書に任命される。若い男性は困る、とはいえ社長命令だというから仕方がない。距離を取る小絵に対し、なにも知らない光成は距離を詰めてくるので大困り。やがて事情を知った光成は距離を取って丁寧に接してくれるようになる。誠意ある彼の態度に小絵の恐怖心はゆっくりと溶かされてゆく。そして自分にとって光成が特別な存在であることに気づくのだが――
-
4.0三年前、上司からセクハラを受け、気弱でおとなしい美也は深く傷つき逃げるように退職した。伯父の遠矢の協力により今はカフェの店長をしている。常連客に囲まれ充実した毎日を送る美也だが、唯一の不満はカフェの制服がメイド服であること。ある日、常連客の里谷からいきなり告白されビックリ。里谷は礼儀正しく言葉遣いも丁寧な気遣いのある男で、こんな素敵な男性がなぜ私なんかを? と戸惑う美也。それでも二人の時間を重ねていくうちに里谷の優しさに触れ、過去に負った心の傷も癒やされていく。だが幸せな日々は突如崩される。元上司が現れ、またしても美也の心を傷つける行為を。そんな美也に里谷は優しく抱きしめてくれ――
-
2.7バルヒュエット王国の王女・アレクシアは幼い頃、強くなりたいと願う同盟国の王子・ヴィルフリートと出逢い『幸運を招く』と褒め称えられた自らの美しい髪を贈り友人となった。しかし感激したヴィルフリートからの過剰な贈り物攻撃が続いて『とんでもない我が儘王女』という不名誉な悪評が。舞踏会では精悍に逞しく成長したヴィルフリートにいつも付き纏われてばかりで、他の男性から誘われるはずもなく……アレクシアにとって彼は天敵に。そんなヴィルフリートから十八歳の誕生日プレゼントとして贈られたのは白紙の目録!? ちょっと勝気で恋に無自覚な王女アレクシアが少し不器用で一途な天敵王子ヴィルフリートに望んだものは!?
-
3.0アナスタシアは強力な魔力を有する家系に生まれたが、人の心を知ることができる能力ゆえ、無意識にその力を封じてしまった。結果、無能と判断した両親に忌まれ、八歳の時に森に捨てられてしまう。やせ細り、心を閉じてしまったアナスタシアを助けたのは、この森を守っている妖精王のサイラスであった。「私の番となってこの森で静かに暮らすか」この日からアナスタシアはサイラスの番となった。十年を経た今、身も心も彼に捧げ、深く愛し、結ばれる日々。だが、次第に愛の行為は魔力のバランスを取るためでは?と迷い始めるアナスタシア。そんな彼女にサイラスは自分にとって「番」がどんな存在なのかを説くのだが……
-
2.8持ちあがる縁談がことごとくうまくいかず、いつしか魔性の女を意味する「黒薔薇姫」と称されるようになったブリギット。すっかり引き籠もりになったブリギットは、公爵家の嫡男で六歳年下の幼なじみヴィルに女性の接し方を指南することに。ヴィルとは幼い頃「姉と弟」と親しみ合った仲だが、会うのは久しぶり。すっかり成長したヴィル。それなのに中身は幼い頃のまま。相変わらず甘えてきた挙句にお昼寝と称して一緒に寝ると言い出す始末。そして気がついたら着衣が乱れ、柔肌にヴィルの柔らかな唇の感触が。寝ぼけて? そう思って黙認していたら、ヴィルの寝ぼけ行動はエスカレートして……これ以上はダメ! 躰が反応しちゃう!
-
3.0吉村香はブラック企業でがんばる仕事女子。訪れたバーでスタイル抜群のバーテンダーに出会う。「私のイメージのカクテルを作っていただけますか?」差し出されたオリジナルカクテルはキレイなピンク色。久しぶりに男性から「可愛い」と言われ、調子に乗った香は呆気なく酔いつぶれ、気が付いたら彼の家。さらに、帰り際に唇にキスされてしまった! 「また、いつか会える」そんな謎めいた囁きにドキドキする香。ある日、新たに着任する専務の姿を見た香は目を疑った。なぜなら、それはもう一度会いたかったバーテンダーさんだったから! 手の届かない人と諦めたのにカクテルと優しい言葉で誘われて……。仕事女子をとろかす甘々ラブストーリー!
-
3.3巫女見習いのラティーシャは男性不信だった。どこへ行くにも不埒な輩が現れ、こわい思いをしてきたからだ。一日の役目を終えて寄宿舎への帰り道、道端に倒れている者を見つける。多額の寄付をしてくれている公爵のマティアスだった。とはいえ不調の理由は酒のようで、介抱しなくてもよさそう、なんて思っている間に言葉巧みに誘い込まれ、マティアスの邸に入り、そしてあろうことか夜を明かしてしまう。なにもなかったことにホッとしたのもつかの間、マティアスはいきなりラティーシャに結婚してほしいとプロポーズを。驚くラティーシャだが、紳士なようで恥ずかしい誘いをしてくるマティアスと接しているうちに、心は次第に傾いていって――
-
3.2実力主義で女性の騎士も珍しくない国、エッジガルド。そこで戦女神のごとく美麗な容姿をもつエレオノーラは騎士団団長を務め充実した日々を送っていたのだが、両親をすでに喪った彼女にとって唯一の肉親であり元女騎士でもあった祖母から、自分が元気なうちに花嫁姿と曾孫を見せて欲しい、と懇願される。実は『彼氏いない歴=年齢』のエレオノーラにとってはとんでもない難題。上司に相談し騎士団員の前で呼びかけては、と提案され実行。すると名乗りをあげたのは、副団長のクリス! エレオノーラを公私ともに献身的に支えてきた彼が一気に溺愛態勢に! 一途すぎる副団長クリスからの愛は驚きと悦びに溢れていて……
-
-「……俺のこと理解するのも、仕事なんでしょ」「そっ、そうですけど……っ」「じゃ、よく味わっといて」調香師・ルナが国王から任命されたのは香水嫌いな第二王子・ソレイユの香水を作ること──!? 最悪な出会いに最悪な課題。二人の相性も最悪かと思われたが、ある事件をきっかけにルナとソレイユは距離を縮め始める。いくらお互いをわかりあったとしても、香水が完成してしまえばソレイユの調香師ではなくなる。そんな事実から目をそらそうとするルナだったが、ソレイユに結婚の話が持ち上がり……。どこか影のある年下王子×香水オタクな調香師の身分違いの恋は成立するのか?
-
4.0「きみのあらゆることを、俺は知りたくてたまらない」シュナイデラ国出身のハリエットは敵対するルティエンサス国に、偽りの身分であるリリー公爵令嬢を名乗り密偵として潜入中だが、ルティエンサス城の茶会で王太子殿下のウィルフリッドに遭遇して以来、事あるごとに彼に話しかけられてなかなか情報収集が進められずにいた。舞踏会の夜、不正を働いていると思しき男爵と二人きりになり、彼に無理やりキスをされそうになったところをウィルフリッドに助けられるハリエット。いつもは温和な王太子殿下が、このときばかりはとっても不機嫌! 「きみの本当の名を知りたい」ウィルフリッドに、蕩けるような甘い責めで問われるハリエットは――!?
-
4.0藤代コンツェルンの一族である朱美は、系列会社の社長として着任して以来、仕事に忙殺される日々。それでも順調に会社を成長させられたのは、有能な秘書、宮本のおかげだ。そんな彼に朱美はずっと密かな恋心と感謝の気持ちを抱いていた。なのに、取引先とのトラブルから朱美を守った彼は責任を取って会社を突然辞めてしまい……。ショックで深酒をした朱美は泥酔し、次に目をさますと見知らぬ部屋で手首を拘束されていた。混乱する朱美。すると宮本が現れ、今まで朱美に見せたことのない妖艶な笑みを浮かべて言った──「朱美さんには、どんなお仕置きがいいかな……」それから朱美は彼の甘い責め苦に身も心も蕩かされて……。
-
4.7エリナが会社帰りに出会ったのはマリオという名の自称王女様。顔がそっくりなエリナはマリオから自分達の生活を入れ替えようと提案される。ついマリオの言葉を信じてしまったエリナは、妙な鍵で見知らぬ世界へ足を踏み入れる。扉の向こう側にいたのは騎士団長のジャン。そこで実はマリオは男装王女で、ひと月後には隣国王子と国を賭けた決闘があるという驚きの事実を突きつけられる。マリオとしてその決闘に臨めというジャンに、そんなの無理!と逃げ腰のエリナ。ところが、エリナを鍛えると言い出して……昼間はスパルタ特訓の厳しい教官なのに、夜は一転してベッドの中でエリナを甘く激しく乱してきて――
-
4.2彼氏に他の女の名前で呼ばれた──この事が頭から離れないひとみは、あろうことか取引先の男性の股間にコーヒーを零してしまい、さらには一心不乱にそこを拭うという失態をおかす。直後、彼氏からはお手軽に電話で別れを告げられ、失意のどん底。気分を変えようと入った店ではコーヒーをかけてしまった被害者・篠田がいた。逃げるように店を出るひとみ。しかし呼び止めた篠田と言葉を交わし距離を縮め送ってもらうのだが、別れた彼氏に無断で家に入られていた。怖いだろうという篠田の気遣いに甘え泊まった夜、ふたりは肌を重ねる。連絡先は交換せずに毎週会いに行くだけの関係が続くが、ひとみは篠田に惹かれる気持ちを徐々に自覚し始め──。
-
3.1大学時代に両親を亡くし、二人の弟を進学させるため高級デートクラブのバイトを始めた成美。初日から指名が入り、緊張の成美が向かった待ち合わせ場所にいたのはなんと上司である専務の東馬だった。鋭い目つき、不機嫌そうな眉間の皺、そして手厳しい指導と嫌味とも取れる仕事に関係ない服装などの指摘。てっきり嫌われていると思っていたのに、東馬は迷いなく成美の体に触れてくる。しかも「成美」と呼び捨てに。私のこと、嫌いじゃなかったの!? そう思いつつ接していたら、どんどんエスカレートしていって止まらない。だけど、嫌じゃない。戸惑う気持ちとは裏腹に、東馬の誘惑に溺れていく。そして成美は自分の気持ちに気がついて――
-
2.8お見合いで城之内晴と知り合った内田美歩。実家は元華族であったが既に普通のOLとして暮らし、結婚への憧れもあった。対して晴はハーフで海外生活も長く、仕事もやり手だと聞いて引け目を感じるが、交際三ヶ月でスピード結婚となってしまう。ハネムーン先のフランスで初夜を過ごしたり買い物をしたりして楽しく過ごし、その日から毎日のように身体を重ねることに。無理難題の要求にも応えてしまう。身も心も晴の虜になるが、ある日、両親から晴の出世への熱と冷徹な一面を聞かされ別居を勧められてしまう。「私と結婚したのは出世のため…?」それでも彼を信じたい美歩。溺れるような愛情の正体とは…?
-
-大学病院で小児科医として経験を積んできた徳田かずゑは、実家の医院を継ぐも診察を受けにくるのは毎度おなじみのお年寄りたちばかり。一方、同じく病院を継いだ幼馴染の三上一之介の様子を偵察に行くと、かずゑのところとは違い子どもたちで溢れていた。一之介から診察を手伝って欲しいと頼まれ渋々引き受けるのだが、同じ小児科医としての考え方、母親たちへの接し方など、一之介と自分は違うと感じるかずゑ。彼のことは淡く想っていたけれど、ライバルということもあり素直になれずにもいた。しかし、一之介から少し強引に誘われたかずゑは、自分がまだ男性を知らないことを悟られたくなく、強がって応じて一線を越えてしまうのだが──。
-
-「俺と結婚してほしいんだけど」――同期で仕事のライバル、社内でも大人気のイケメン・浅井怜人からお互い仕事に打ち込むために、と契約結婚を持ち掛けられた遠山梢。ふたりが勤める会社では社内婚活推進ということもあり毎月婚活パーティーが行われ、独身者は強制的に参加させられる。お互いに仕事優先、自分のことは自分でする──仕事に集中したいと思っている梢にとっても悪くない条件の「契約結婚」に乗ることにしたのだが……。気をつかわない結婚生活だったはずなのに梢の気持ちに大きな変化が。彼に恋愛感情を抱いたらこの関係が終わってしまう? 契約結婚なのに彼に愛されたいなんて……。結婚してから始まるラブストーリー!
-
4.8シューズデザイナーの町田汐里は、同じ靴工房で働く若き靴職人・潤哉から甘い視線を送られる日々。それを汐里が冷静にあしらう様子が客の間で話題となり、このコンビは評判を呼んでいた。ある日、彼氏と別れたばかりの汐里は潤哉から仕事帰りにお酒の誘いをかけられる。傷心の汐里は気分転換になるかとその誘いに乗るも、飲みすすめるうちに反省と後悔が押し寄せ、ついつい飲み過ぎてしまった。気づけば夢か現実か分からないまま潤哉から甘く熱く求められ、身をまかせ翻弄されてしまう。翌朝、正気に戻った彼女は衝撃の事実を知り!? 濃密に潤哉から愛され続ける汐里だが、一方で彼のとある現実的な問題と向き合わなくてはならず──
-
-高校受験の際、緊張のあまりバスに乗れなかった宵子に声をかけてリラックスさせてくれた男には、泣きぼくろがあった。それから数年。宵子はケーキ職人になり、カフェで働いている。担当は「本日のケーキ」。ある時、毎日通ってくれる客にも泣きぼくろがあることに気づく…。まさかね、と思いつつも気になってしまう宵子。ある日、宵子はうっかりその男の手にコーヒーをこぼすというミスをしてしまう。謝る宵子に男は八神と名乗り、宵子の作るケーキが好きだと言ってくれた。その日からなんとなく距離が縮まる二人……八神が人気のケーキ屋に一緒に行かないか、と誘ってきて――恋愛に疎くて奥手な二人の甘いて優しい溺愛ラブストーリー。
-
3.0
-
-桜子はコンビニで接客をし、品出しをして──普通のアルバイトに日々勤しんでいる。そして同じ店で働く品川壮真を「コンビニプリンス」とひそかに憧れていた。彼は柔らかい物腰でお客様対応は完璧、芸能人顔負けレベルのルックスを持ち、いつも桜子が困っているとさりげなくフォロー。それは桜子が憧れる王子様のよう。いつか一緒にカフェでデートが出来たらと願っていた。休日、桜子がふと目にした高級そうな黒塗りの車から、壮真が降りてくる。見間違い?桜子が彼にその疑問をぶつけると、見たことは忘れて欲しいと言う。その代わり桜子の希望通りカフェデートが実現。──壮真の正体は…?身近な場所にいた王子様との夢見た甘い恋がはじまる!
-
4.3十年付き合った彼に一方的な別れを告げられた千加。理由は好きな人ができたから、だったのに、偶然元彼の本音を聞いてしまう。本当の理由は、千加が行為が苦手で積極的ではないから。痛くて辛いのを我慢していたのに、こんな結果になってしまったと千加の心はどこまでも沈んでいく。元気のない千加を案じた父は、大学病院時代の後輩・相野谷と見合いをしないかと勧めてくる。気が進まないがとりあえず会うことにした千加の前に現れたのは俳優張りのイケメン・ドクターだった。こんな素敵な人、私なんかを好きになるはずがない――そう思っていたら意に反して、この話進めていいかと言われる。臆病な千加に相野谷はそっと触れて導いてくれて……
-
1.0雪が降った日、空腹、疲労、そして耐え難い寒さから、天涯孤独のミアは力尽きて路上に倒れてしまう。絶体絶命のミアを助けてくれたのは、アルバートという名の秀麗な男性だった。最初は警戒したミアも、アルバートと接しているうちに彼は言葉数が少なく不器用なだけだと悟る。助けてくれたアルバートに報いたい。そう思ってメイドの仕事をするがアルバートは賛成ではない上に、なんだか避けられているような気がする。そんなアルバートの態度にミアもまたなるべく彼の邪魔にならないようにと気を遣う。悩むミアと同様に、アルバートも麗しく変貌するミアに戸惑っていた。不器用な二人、互いを意識しつつもうまく想いを伝えられなくて――
-
-他の子と同じ扱いじゃ嫌!! 「結婚前提で付き合ってください!」宮園エレナは仕事でとても頼りになりずっと憧れていた職場の先輩、瀬谷大地につい口走ってしまう。長身で芸能人顔負けのルックス、『彼女を作らない主義、体の関係だけの相手はたくさんいる』という噂もある大地をなんとか自分に振り向かせたいエレナ。どうしたらこの気持ちをわかってもらえる? 初めての恋はなかなかうまくいかない。大好きだけど迷惑になりたくない。どこまで彼の中に踏み込んでいいの? 彼の心をいつか手に入れたくて──。そうして自分の気持ちに正直にぶつかってくるエレナに、真剣な恋愛に興味を持てなかった大地も少しずつ気持ちを動かされていく。
-
-「じゃあ、恋愛の練習をしよう」運命の出会いを諦め、婚活に乗り出した年齢=彼氏無し歴の絵里奈。そこで彼こそがわたしの「タイプ」なのでは…!? と思える相手、湊人と出会う。しかし、恋愛経験がなく、男性に対して緊張してしまう絵里奈は慎重にデートを重ねながらもある日を境に連絡手段を断ち、湊人の前から消えることに…。もう二度と会うことはない。そう思ってブロックしたのに、新に出勤することとなった勤務先のビルには彼の勤める会社も入っていて―! 思いがけない再会に動揺が隠せない絵里奈。以前と変わらず食事に誘ってくる湊人に断りを入れ慌てて席を立ったが…? お互いを求めて止まない二人の、再会系ラブストーリー
-
-モデルみたいな体型とルックスの社長、茅ヶ崎大地の秘書になってしまった小柄な戸田美弥。身長差約30センチ。異例の抜擢で頑張ろうと意気込んでいるのに、茅ヶ崎は甘えん坊で美弥に甘い言葉をかける日々。なんとか社長と秘書としての距離を保とうと懸命に努力する美弥。ところが突然、茅ヶ崎から告白されキスを奪われてしまう。そして“社長命令”でデートに連れ出された帰り、茅ヶ崎は強引気味に美弥の部屋を訪問。無邪気なふるまいをしたかと思えば、いきなり美弥を抱きしめるのだった。戸惑いながらも、茅ヶ崎へのときめきを抑えられない美弥であったが、ある日「茅ヶ崎の彼女」と自称するモデル美女が突然現れて、心は大きく乱される…!!
-
4.0突然の会社の倒産で職を失った美羽。家賃の滞納を招き、大家から出ていくように言われてしまう。空腹で眩暈まで。もう限界……と思った時、礼司と出会う。お金もなく、仕事もなく、住むところまで失った美羽に礼司は「俺に専属メイドになれ」と提案。二つ返事で了解したまではよかったが、広い部屋から出ることを禁じられ、することもなく放置。私はなにをすればいいの? 思いついたのはマッサージだったが、それを逆に施されてしまう。全身に感じる礼司の指先。そして熱い指先は大事なところまで……ダメと言っても止まらない。抵抗できない!そして俺様の礼司は美羽に命令する。「邸から出るな」ご主人様の命令には逆らえない!
-
-「こんなことをして…ただで済むと思わないで…。必ずあなたの首を討ち取ってみせるわ」――10年前、トルテガ王国はマグナティア帝国に滅ぼされた。トルテガ王国の王女ユーフィミアは、父と母を殺された敵を討つため、王国の民たちを救うため、マグナティア帝国のクレイブ皇帝への復讐を誓う。機会を狙っていたユーフィミアは、ある情報を得て仲間たちと宮殿に忍び込む。しかしそこには裏切りと罠が仕掛けられ、ユーフィミアは囚われの身となってしまう。「なにがあっても、私はお前を逃がしはしない」純潔のユーフィミアをクレイブ皇帝は何度も征服し続けるのであった。いくつもの裏切りと罠の中でユーフィミアが最後に見つけたものは…
-
-凛々子はカレシとどうしてもできなくて、自分の体はおかしいのでは? と思っていた。結局別れを選ぶことに……。職場恋愛だったことから、転職して心機一転頑張ろう! 高級ハイタワーマンションのコンシェルジュになるが、なんとそこで高校時代に親しかった暁人と再会する。初恋だった相手との再会に胸が躍るが、十年ぶりの暁人は、大学時代に興した会社が成功し、今や有名IT企業の社長。とてもではないが手が届かない存在に……。だが、暁人は会えて嬉しいと言って食事に誘ってくる。そこから食事や外出をするようになり、ついには……!? だが、自分の体が不安な凛々子は素直に暁人の愛を受け入れられなくて――
-
3.0田舎から出て来た海野愛。乗り換えを間違え困っていると、母親から幼馴染の金井宗也とのルームシェアを勧められる。半強制的にルームシェアが始まるが、部屋はぐちゃぐちゃ。光熱費や家賃を払わない代わりに、片付けたり家事をして欲しいと言われる。しかし、そんな部屋に不釣り合いなアイランドキッチンや、お揃いのマグカップなど、宗也には過去に同棲の相手がいたのではと問うも否定される。更に会社を辞めて欲しいと言われ、愛は必死に仕事に向かうがそこはブラック企業。落ち込むと宗也に励まされて家事をすることに。しかも宗也から甘く責められる日々も始まる。そんな中、宗也はマンション近くで女性を連れて歩いているのを見てしまう。
-
3.0看護師を目指して日夜悪戦苦闘中の杏菜。学校から帰ってきたら、なんだか怖そうな車が停まっているし、家には人相&服装の悪そうな男たちがいるではないか。何事かと思えば、事業が思わしくない父が不渡りを出したという。彼らの言い分は「お嬢さんが嫁いでくだされば借金は棒引きにします」というもの。そして彼らは力いっぱい任侠世界の人で。杏菜は組長に直談判に行くものの、逆に丸め込まれてしまう。70歳の組長の嫁になるの? 泣きそうな杏菜の前に現れたのは、竜爾という名の組長の息子。いきなり強引で濃厚なキスをしてきたかと思えば、今すぐ出て行けと突き放して――杏菜の未来はどうなるの!?
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。