検索結果

  • 教育と授業 宇佐美寛・野口芳宏往復討論
    -
    1巻1,760円 (税込)
    教育哲学の鬼教授と国語授業のカリスマ。戦後の教育界を牽引してきた両雄の往復書簡による譲れない論戦! 教育学界における現役最長老の研究者vs.模擬授業も教室での授業も「頼まれたら断らない」授業名人。 齢八十を超えてなお執筆に講演に活躍を続ける著者たちが、互いに畏敬の念を表明しつつも、読み書きの教育を軸に、教材について、授業方法について、熾烈な論戦を展開する。 その応酬は、読者が今後、思考・探究を進める上で参考になる示唆をおおいに含んでいる。(年齢等は刊行当時。) 【目次】 序 章 …… 宇佐美 寛 第1章 前おきも必要である…… 野口芳宏 第2章 語・文・状況…… 宇佐美 寛 第3章 読めばいい? 書けばいい?…… 野口芳宏 第4章 自己教育…… 宇佐美 寛 第5章 私の学習者論、教材論…… 野口芳宏 第6章 文章を読むという経験…… 宇佐美 寛 第7章 補足的弁明と主張――小学校英語と「発問・応答」論再び…… 野口芳宏 第8章 〈英語〉・〈発問〉…… 宇佐美 寛 終 章 …… 野口芳宏 【著者】 宇佐美寛 1934年神奈川県横須賀市生まれ。東京教育大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。千葉大学名誉教授。東京教育大学助手、千葉大学講師、同助教授、教授(1993-97年教育学部長、1998-2000年東京学芸大学教授併任)。1961~62年米国、州立ミネソタ大学大学院留学(教育史・教育哲学専攻)。九州大学、山梨大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、茨城大学、上智大学、立教大学、早稲田大学等の非常勤講師(客員教授)を務めた。2023年没。 野口芳宏 1936年千葉県君津市生まれ。千葉大学教育学部卒業。公立小学校教諭、千葉大学附属小学校教諭を経て、公立小学校教頭、校長を務める。退職後、北海道教育大学教授、植草学園大学教授等を歴任し、現在植草学園大学名誉教授。「鍛える国語教室」研究会、授業道場野口塾各主宰。また2009年7月-15年12月千葉県教育委員を務めた。
  • 教師に必要な3つのこと
    -
    授業名人として知られる著者が、これから教師を目指す学生、教師人生をスタートした新任の先生に向けて伝える教師の仕事の極意。教師としての使命から、子どもへの指導の仕方、授業づくりの方法までを紹介。

    試し読み

    フォロー
  • 教師の作法 指導
    4.7
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 授業名人・野口芳宏が説く小学校教師のための指導書決定版! 教師を対象とした模擬授業や講演活動等で絶大なる支持を得る著者が、指導以前の姿勢から子どもと接する視点・留意点まで、その「本質」「根本」「原点」を丁寧に説いていきます。教師道を貫く著者の手書き板書も魅力の1冊。[内容]☆1章 指導以前の基礎作法:違いを知る/指導とは何かを考える/「こうしたい」と願う/目標を確認する/抽象的なものを具体化する/相手によって変わる/成立条件を見直す/実態を見抜く/教材を研究・開発する/授業形態を選ぶ/教育者として感化する/小手先の理解を超える☆2章 指導の作法:学ぶ楽しさを教える/学習ルールをしつける/予想外の出来事に対応する/変容を褒める/原理原則で叱る/子どもの心を見る/正対正視して話す/評価的に聞く/声に出して読む/自分の思考を書く/発達を待つ/向上心を支える/指導を楽しむ
  • 国語教育を救え
    -
    1巻1,584円 (税込)
    日本の教育現実に怒り、それを変えるべく本を書き戦い続けた学者が、作文教育を、定番の教材を斬る。 教育学界最長老の一人にして衰えることなく吠え続ける著者が、今作では国語教育に絞り、その現状を斬る。読書百遍義自ら見る――「読み書きの能力は、読み書きをすることによって育つ。」として、①とにかく読む。それも、古典を読み、模範とする。②体を使って(手書きで)書く。それなくして読み書きの能力が伸びることはないと言い切る。さらに、発問は教師の論理で作られていて、学習者の読み手としての独立した世界の可能性は無視されていると指摘。発問による授業を誤った有害な方法と断じる。(年齢等は刊行当時。) 【目次】 第1章 原稿用紙で思考するのだ 第2章 彼(彼女)は東大出だろうな 第3章 読めばいいのだ、書けばいいのだ 第4章 〈お礼〉の記号論 第5章 教室方言 第6章 前おきをやめよう 第7章 概念 第8章 教材文からの遊離・分裂 【著者】 宇佐美寛 1934年神奈川県横須賀市生まれ。東京教育大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。千葉大学名誉教授。東京教育大学助手、千葉大学講師、同助教授、教授(1993-97年教育学部長、1998-2000年東京学芸大学教授併任)。1961~62年米国、州立ミネソタ大学大学院留学(教育史・教育哲学専攻)。九州大学、山梨大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、茨城大学、上智大学、立教大学、早稲田大学等の非常勤講師(客員教授)を務めた。2023年没。
  • 授業づくりの教科書 国語科授業の教科書
    4.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国語科授業において、もっとも大切なことは「国語学力」をつけること。国語教育の本質から、時の流行に流されない授業のあり方、指導技術、教材研究の具体的な手法まで、本物の学力をつける指導がここにあります。学力形成の重要性を野口節全開で説いた一冊。代表的な文学作品と説明文の著者による教材研究の実際も克明に紹介。[内容]1章 国語学力を形成する/2章 授業の基本・授業者の心得/3章 授業の基礎技法/4章 教材別指導の基本
  • 授業力を高める「受けの技術」
    -
    1巻1,584円 (税込)
    子どもたちの発言を生かして授業をさらに充実させ、学級に安心感を生む教師の「受け」の技術を徹底解説。 教師が子どもたちに対して行う発問や指示といった技術は「攻め」。子どもたちの発言に反応してその発言を生かし、それによって授業をさらに充実させるための技術が「受け」。これまであまり注目されてこなかった「受け」に焦点をあて、どのような子にも対応した授業を行うための新しい授業技術の解説書です。 授業名人・野口芳宏先生の子どもとのやりとりを材に取りながら24種類の「受け」の技術を例示、真似するだけでは上手くいかなかった授業成功の秘訣を、平易な語り口で紐解きます。 【目次】 はじめに 序 そもそも授業をなぜ「攻め」と「受け」で考えるのか 一 授業を真似ても上手くいかないのはなぜか 二 「受けの技術」で授業力が高まるのはなぜか 三 「受けの技術」をどのように身に付け、高めるか 四 「受けの技術」の具体 1 きっちり受ける 2 軽く受ける 3 ハートで受ける 4 攻めて受ける 五 野口芳宏先生の授業に見る、達人の「受けの技術」 1 感情を込めて反応する、語る 2 随所で「間」を取る、十分に取る 3 束ね・言い換え 4 言語技術、学習習慣、人生観を示す 5 授業を急がない おわりに 監修の言葉 【著者】 山中伸之 1958 年生まれ。宇都宮大学教育学部を卒業後、小・中学校の勤務を経て、現在は栃木県小山市で教壇に立つ。日本言語技術教育学会理事、実感道徳研究会会長、日本群読教育の会常任委員、栃木県モラロジー教育者部会会長。多くの教師の悩みに応える活動を行っている。 著書『新版 キーワードでひく 小学校通知表所見辞典』『基本からわかる授業参観日事典』『できる教師のどこでも読書術』 ( 以上、さくら杜)、等多数。 野口芳宏 1936 年千葉県君津市生まれ。千葉大学教育学部卒業。公立小学校教諭、千葉大学附属小学校教諭を経て、公立小学校教頭、校長を務める。退職後、北海道教育大学教授、植草学園大学教授等を歴任し、現在植草学園大学名誉教授。「鍛える国語教室」研究会、授業道場野口塾各主宰。また2009 年7 月-15 年12 月千葉県教育委員を務めた。 著書『教師の作法 指導』『授業づくりの教科書 国語科授業の教科書』(以上、さくら社)等多数。
  • 対話の害
    -
    脊髄反射で答える学生でいいのか。「白熱教室」批判を軸に自由かつ緻密に考える力の育成を説くさまは鮮烈。 マイケル・サンデル氏の教育実践「ハーバード白熱教室」で謳われる「対話」。 しかしそれは、学生からの質問を許さず、何を考え何を考えないかの制約条件を氏が一方的に決め、学生が自由に考えることを禁じている「対話」であり、根源まで考え抜く力を鍛えるべき哲学の授業として適切なのだろうか? 外国の「偉い」思想家の言うことに容易になびく「知的植民地性」を指摘し、単なるサンデル批判に留まることなく教育方法についての無自覚・無知への反省を促す、骨太な教育論。 【目次】 はじめに 序論(導入) 第一章 考える自由 ――これは尋問だ 第1節 私はどう授業したか 第2節 比較する 第3節 これは尋問だ 第4節 考える自由が奪われている 第二章 問いの正義 ――教師の問いを疑わせよ 第1節「どちらか。」では、だめだ 第2節 構造の正義を問え 第3節 正義を問う資格があるか 第三章 例の悪用 ――実は思考封じなのだ―― 第1節 責任回避のための例 第2節 例の氾濫 第3節 自分を隠すための例 第四章 学習活動の構想 ――発言は要るのか―― 第1節 考える時、話は途切れる 第2節 対話は何を思考させるのか 第3節 ゆっくり読ませる 第4節 ゆっくり書かせる 第5節 メタ対話が要る 第五章 学生の自己 ――反射的に答える学生でいいのか 補論 あとがき 【著者】 宇佐美寛 1934年神奈川県横須賀市生まれ。東京教育大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。千葉大学名誉教授。東京教育大学助手、千葉大学講師、同助教授、教授(1993-97年教育学部長、1998-2000年東京学芸大学教授併任)。1961~62年米国、州立ミネソタ大学大学院留学(教育史・教育哲学専攻)。九州大学、山梨大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、茨城大学、上智大学、立教大学、早稲田大学等の非常勤講師(客員教授)を務めた。2023年没。 池田久美子 東京生まれ。1974年東京教育大学教育学部教育学科卒業。1978年東京大学大学院教育学研究科修士課程終了。1981年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位修得満期退学。信州豊南短期大学教授、三育学院大学講師を務めた。専攻は教育哲学、国語教育。2019年没。
  • 野口流 どんな子どもの力も伸ばす 全員参加の授業作法
    4.5
    たった一人も見落とさない、諦めない。教育の「根本・本質・原点」を問い続けてきた著者が伝える、すべての子どもを引き込む授業の極意がわかる! 成績のよい子もよくない子も、元気な子も内気な子も、それぞれの持ち味を生かしながら、全員が自分なりの学力を身につけることができる授業の真髄を稀代の授業名人が伝授。発問・指示から、ノート作業、机間巡視、指名・発言、傾聴・吟味・統括、指導まで、具体的な進め方をわかりやすく説く。

    試し読み

    フォロー
  • 模擬授業 その効果と活用
    -
    模擬授業は授業上達への王道にして、最良の近道! 元祖が教えるそのすべて。 今では教育界に定着している模擬授業。それは先生方を子供に見立てて授業を行う研修方法で、著者が向山洋一先生主催の勉強会で行って見せた講習会が最初でした。本書では模擬授業の成り立ちや有効性を解説するほかに、模擬授業の構成要素(第3章)などを通して、教師が授業を行う際に求められる基本のスキルがわかりやすく整理され、授業名人が長年の指導経験を経て作り上げた授業の形やコツが惜しみなく披露されています。模擬授業の活用を考えている先生はもちろん、まずは本を読み指導技術を磨きたい先生にも役立つ一冊です。 【目次】 第1章 模擬授業とは 1 模擬授業の発祥 2 模擬授業と通常の授業 3 模擬授業と 4 模擬授業の効用 第2章 模擬授業と追試の類型 1 模擬授業の四類型 2 模倣と追試の違い 第3章 模擬授業の構成要素 1 教授話法 2 発問の作り方、与え方 3 板書法 4 ノート作業 5 机間巡視 6 指名技法 7 評価 第4章 深掘り授業観 1 状況の論理と計画の論理――攻めの技術と受けの技術 2 授業の「束ね」と学力形成 3 教材内容と教科内容 4 素材研究と教材研究 5 伝わること、伝わらないこと 第5章 模擬授業の実践事例 1 小学校一年「くじらぐも」 2 小学校四年「ごんぎつね」 3 小学校五年「大造じいさんとガン」 4 中学校 詩「青イ花」 終章 模擬授業の目指すところ 1 目指すべき授業の在り方 ほか 【著者】 野口芳宏 1936 年千葉県君津市生まれ。千葉大学教育学部卒業。公立小学校教諭、千葉大学附属小学校教諭を経て、公立小学校教頭、校長を務める。退職後、北海道教育大学教授、植草学園大学教授等を歴任し、現在植草学園大学名誉教授。「鍛える国語教室」研究会、授業道場野口塾各主宰。また2009 年7 月-15 年12 月千葉県教育委員を務めた。 著書『教師の作法 指導』『授業づくりの教科書 国語科授業の教科書』(以上、さくら社)等多数。

最近チェックした作品からのおすすめ